第4話、怪し、夢魔の夢を叶えましょうか、秋、冬編
怪し、夢魔の夢を叶えましょうか、秋、冬、編、、、4話、、、
焔が帰ってしばらくすると、、おじいちゃんが目を覚ました、、「ええと、、、あれ、私は少しうたた寝したみたいだな、、」
夢夢は心配そうに、、「おじいちゃん、、疲れていたみたいだけど、大丈夫なの、」
おじいちゃんは、立ち上がると、「あっ、何だかいつもより調子が良いぞ、、少しうたた寝したからかな、、昨日は久しぶりに夢夢を見て嬉しかったから、寝付けなかったから、、睡眠不足だったのかな、、、」
「あはは、、、そうなの、、」、、夢夢は苦笑いをした、、「ごめんね、、天邪鬼の妖気のせいなのに、、でも、もう大丈夫だよおじいちゃん、、」、と、小さな声で呟いた
元気になったおじいちゃんは、また、春菜に、自慢の骨董品を見せて廻った、、
「春菜、ごめんね、、おじいちゃんの事、気を使わして、、」、と、夢夢が謝ると、「うんん、、良いよ、、骨董品好きだから、、」
春菜はニコッと笑って言った、、、
夢夢達は、その日の夜も、、贅沢な夕食をご馳走になり、、お屋敷の大きなお風呂でゆっくりと浸かっていた、、「あっ、、昨日気がつかなかったけど、、露天風呂もあるよ」
春菜は、露天風呂につながるドアを開けるとみんなを呼んだ、、「えっ、、、露天風呂も広いよ、、」由美は、驚きながら、お湯に浸かった、、美波も、、「わ~、、夜空に満天の星と淡い月の光が、、最高ね、、」
「うん、、夢夢は、お風呂好きだから、、何時間でも入ってられるよ、、」
4人は、ゆっくりと露天風呂を堪能した、、
次の日のお昼過ぎ、、夢夢達は、おじいちゃんとおばあちゃんに別れを言い、、お家に帰る事にした、、、おじいちゃんの秘書がまた自宅まで、送ってくれた、、数時間後に、夢夢の自宅のお屋敷の門の前に着いた、、
「ごめんね、、美波、由美、春菜、お休み3日も付き合わせて、、」、「夢夢ちゃん、、美波こそお礼を言いたいよ、修学旅行みたいで楽しかったから、大丈夫だよ、」
春菜も、「夢夢のおばあちゃんにいっぱいお土産までもらったし、、言う事は無いよ、」
由美も、、「美味しいものいっぱい食べて、大きなお風呂にも入って、満足よ」
夢夢のお母さんが、、「美波ちゃん、由美ちゃん、春菜ちゃん、、連れ出してごめんね、、お父さんやお母さんによろしくね」、「いえ、こちらこそ、ありがとうございます」、、、そう言うと、3人は、各自の自宅に帰って行った、、、
お母さんと夢夢が母屋に着き、玄関を開けると佐藤のおばあちゃんがいた、、「ああ、、奥さま、、夢夢お嬢さま、、おかえりなさいませ、、旦那さまは、キッチンで、もう、夕食を食べていますよ、、」、「えっ、、まだ5時前じゃない、、そんなに早く、、」
「ええ、出張で疲れたらしいですよ、夕食を食べてもう寝ると言っていました、あっ、奥さま達の夕食も用意しましたのでどうぞ」
お母さんは、佐藤のおばあちゃんに、「ごめんなさいね、、あっ、、もうすぐ5時だから佐藤のおばあちゃん、今日はお疲れ様、」
「はい、、奥さま、夢夢お嬢さま、また、明日ね、、」そう言うと佐藤のおばあちゃんは帰って行った、、夢夢は、着替えて、キッチンに向かうと、もう、お父さんの姿は無かった、、、
「あれ、お父さんは、、」、「もう、寝たわよ、、全く、、そんなに仕事が好きなのかしら、、有給も全然取らないのよ、、たまにはどこかに連れて行ってくれれば良いのに」
「えー、、、夢夢なら、ずっと、ほっといてくれた方が良いのに、、好きなことしてられるから、、」、、「、、、夢夢、、それじゃあ完全な引きこもりじゃない、、もう、若いかわいい、女の子がする事じゃないわよ」
「かわいいは、余計だよ、、外に出ても疲れるだけだよ、、、家にずっといる方が楽だし、、ゲームに、ドラマ、幸せだよ」
「何を、年寄りみたいな事を言ってるの、春樹おじいちゃんや、ルーナおばあちゃんは、海外にだって行っているのよ、、あなたは近所にも行けないのに、、」、「えー、、最近は少しずつ、出かけてるよ、、男の子は苦手だけど、、、」、「そんなんじゃ、いつまでたっても、恋愛なんて出来ないわよ」
「あっ、、大丈夫です、春菜も由美も彼氏はいないから、、」、「由美ちゃんも、春菜ちゃんもかわいいから、すぐに出来るわよ」
「えっ、、、出来ないよ、、たぶん、、」
夢夢は相変わらず、夕食を少しだけ食べると、風呂に入ってさっそく、スマホでゲームを、しようとしたが、、宿題の事を思い出し、しょうがなく机に向かった、、1時間かけて終わらせると、、「終わった、、ようやくゲームの時間だよ、、、」、、やっぱり夜更かしをする、夢夢であった、、、
次の日の、学校、、、
お昼休み、、夢夢達は、学校のテラスガーデンで昼食を食べていた、、相変わらず夢夢はサラダと野菜ジュースだけだった、、
「ねえ、、夢夢ちゃん、、そんなんでお腹空かないの、、」、由美は心配そうに、聞いた
「えっ、、、何で、、お腹いっぱいだよ」
「由美、、この子に言ってもムダよ、、、本当に、少食、何だから、、」、美波は呆れて言った、、すると、春菜が、「良いわよね、美人でスタイルも良くて、、後はその変な性格だけよね、、男性恐怖症かな、、」
「えっ、、、おじいちゃんは平気だよ」
「、、、、あなたは、、はあ~、ダメだ」
美波が話を変える様に、、「あっ、そう言えば家のお母さんが夢夢にお土産ありがとうって伝えてと言ってたわよ、」、「あっ、家もだよ、、こんなにいっぱいもらってって言ってたよ、、」、「家も、おばあちゃん喜んでいたよ、、」、、、「えっ、、、お土産渡したの夢夢じゃないし、、おばあちゃんだし」
「本当の修学旅行みたいで楽しかったよ」
美波が、、「夢夢ちゃん、、これで少し遠出が出来るわね、、」、「えっ、、、電車やバスは無理だよ、、霊道なら良いけど、、」
春菜が、「じゃあ、、また、どっかに行くことがあったら誘ってね」、、「夢夢ちゃん抜け駆けは許さないからね、、」、「えっ、、夢夢は美波達が行かないならどこにも行かないよ、、、面倒くさいもの、、、」
「あっ、、、あんたはそう言う子だったわ」
「美波は、、夢夢の事、全部知ってるね、、お母さんみたいだよ、、」
「あたりまえでしょう、、だてに、3年以上も付き合っていないわよ、、」
凄く遠い、、遠出、、どこ、?、、
それから、、数日後、、金曜日の夜、、
「わあ~、、また、土日でお休みだよ、、、ゲーム三昧と、、ドラマ見て、、楽しみだよ、、」、、お風呂も入り、夕食を済ました、夢夢は、、自分の部屋でゲームをしようとした、その時、、知っている気配を感じた
「えっ、、、この気配は、、如月のおばちゃんが、来てるの、、」、、夢夢はその、気配の方に向かった、、、
お屋敷の母屋の、奥の部屋、、封印の間、、
「ここから如月のおばちゃんの気配がするわ、、焔ちゃんに用事かな、、」
夢夢が封印の間の扉に手をかざすと、淡い光りと共に扉が開いた、、、
封印の間には、如月と焔がいた、、、
「あ~、、如月のおばちゃんだ、、、」
「あら、、夢夢ちゃん、久しぶり、、、」
「この間、体育祭の時に見たよ、ほら、、変な竜の時、、如月のおばちゃん結界をはったでしょう、、」、「えっ、、結界をはったのに、夢夢ちゃん見えたの、、凄いわ、、」
「あれって、美波達に、如月のおばちゃんが青龍だって事がバレない様にしたんでしょう、、ごめんね、気を使わせて、、」
如月は、夢夢を抱きしめて、、「あ~、かわいい、、美波ちゃん達には内緒だと思ったから、そうしたのよ、、」、、焔は呆れて、、
「如月様、、それは、私が言ったからでしょう、、如月様は、怒って、青龍になって雷竜の子どもを脅そうとしただけじゃない、、」
「えっ、、、そうだったかしら、、」
夢夢は、如月に、、「如月のおばちゃん、、今日は、どんな用事で来たの、、」
「あっ、、、焔にね、、妖具を借りに来たのよ、、今度、春樹達と謎の遺跡、調査をするのに必要だから、、」
「えっ、、おじいちゃん達と謎の遺跡に行くの、、もう、、春樹おじいちゃんもルーナおばあちゃんもいつになったら帰って来るの」
「、、、さあ、、知らないよ、、あっ、夢夢ちゃん、その、誰も知らない遺跡だから、夢夢ちゃんが好きな、、妖具とか、お宝があるかもよ、、」
夢夢は不思議そうに、、「でも、如月のおばちゃんなら、そんな妖具に頼らなくても、どうにか出来るでしょう、、」
「私は、、細かい妖術は、イライラするから、、キライなの、、もっと派手な、妖術は得意だけど、、」、、焔も、困った顔で、「そうよ、、細かい事はいつも、私達にやらせるから、、」、「そうなんだ、、、ところで如月のおばちゃん、、春樹おじいちゃん達は、今、どこにいるの、、」
如月は、ニコッと笑って、「確か、南米、、ペルーにいるわよ、、」
「えっ、ペルー、、あのナスカの地上絵で有名な、、」、「あら、、夢夢ちゃん、よく知っているわね、、その、近くのどこかに謎の地下遺跡があるのよ、、、」
「、、遺跡、、妖具、、新しい妖術、、か、良いな、、」、珍しく、夢夢は興味を持った
如月は、ニコッと笑って、、「あら、、そんなに興味があるなら、、私とペルーに行く」
焔は、呆れて、、「如月様、、ダメでしょう、、夢夢ちゃんを危険な目にあわせたら」
「あら、、私や、春樹にルーナもいるのよ、完璧じゃない、、夢夢ちゃんが危険な目に会うわけないわよ、、」
焔は決心して、、「夢夢ちゃんが行くなら、私もお目付け役で行くわよ、、如月様が暴走しないように見張らないと、、」
すると、夢夢は、、「でも、、問題があるわ、、何時間もかかるなら、お母さんに怒られるもの、、」、焔が、、「夢夢ちゃん、、千年扉を使って、今の時間のペルーに行けば時間が止まるから、何時間いても大丈夫よ」
夢夢は不服そうに、、「えー、、、時間が止まると、、雰囲気が出ないよ、、」
、すると、如月が、「えっ、そんな事はどうにでもなる、、事が済んだらこっそりと封印の間に戻って、千年扉を使って、ペルーに行った時間に戻れば、、問題ないでしょう」
焔と夢夢は、、「あっ、沖縄旅行の時と同じね、、、ええと、、もう一つお願いがあるの、、」
夢夢は、話しにくそうに、、「あのね、、美波達に内緒事は嫌なの、、大切な友達だし、、誘っても良いかな、、」、、
如月は、ニコッと笑って、、「良いよ、、、あの子達なら、、どうせ、ほとんど知っているから、隠さないで良いから、、あっ、待てよ、、幻とは初めてか、、尻尾の生えた男の子を見ても大丈夫か、、」
「幻、、夢夢も初めてだよ、、、おじいちゃん達とペルーにいるの、」、「そうだよ」
焔は、、、「夢夢ちゃん、、私も、幻も鶴瓶も、夢夢ちゃんが幼稚園児の時に会っているんだよ、、霊道で迷子になった時に大騒動で、春樹とルーナ、、式神、全員を巻き込んだのよ、、」、夢夢もこの間に天邪鬼の言葉を思い出し、、「ああ、、そんな事があったみたいだね、、忘れちゃったよ、、でも、みんな、式神はいっぱい知ってるし、幻に会っても平気だよ、、」
如月は、、「今日はもう、遅いから、、明日用意が出来たら、焔、教えてくれ、私は春樹やルーナに夢夢ちゃん達が明日ペルーに来ることを伝えるから、、2人とも驚くぞ、、」
「はいはい、わかりました、、」
如月は、とりあえず霊道で帰った、、
焔が、夢夢に、、「夢夢ちゃん、、美波ちゃん達に連絡が着いて、用意が出来たら、こっそりと、封印の間に来てね、待ってから」
そう言うと、焔は、掛け軸の中に消えた、
夢夢は部屋に戻り、、ゲームの事をわすれて、美波達にメールで予定を聞いた、、、、「ほう、、全員、予定無しか、、若い女の子がそれで良いのか、あっ、夢夢も同じか、、全員行くと、、11時にやっぱり夢夢の家の前に集合と、、よし、、あっ遺跡でお宝探しの話しはしてないけど、、まあ、良いか」、夢夢は明日の予定をいろいろ考えた、、、
夢夢、、ペルーに行く、、、
次の日、土曜日の朝、、夢夢は珍しく早く起きていたとは言うものの、10時である、、
「さてと、佐藤のおばあちゃんが作ってくれたサンドイッチとサラダも食べたし、準備してと、、お母さんにも、美波達と買い物に行くと言ったし、、」、、夢夢は必要そうな物を出来る限り、空間ボックスに詰め込んだ、
「さてと、準備出来たよ、、」
夢夢が大広間に行くと、お母さんは相変わらずお父さんが仕事でいない事を良い事に、、朝からテレビドラマを見ていた、、「あっ、夢夢、行ってらっしゃい、、どこに買い物行くの、、」、「知らない、、夢夢は興味ないから、つき合うだけだよ、、」、「えー、、若い女の子が、、洋服とか興味が無いの、」
「いつも、お母さんが、勝手に買うでしょう、、それで良いから、、」、お母さんは自慢気に、、「まっ、、私はセンスが良いから、、夢夢にお似合いの服を選ぶけどね、」
その時門のインターフォンが鳴った、、、
「あっ、、美波達が来た、、お母さん行って来るね、、、」、「はいはい、、」
まさか夢夢がこれから南米ペルーに行く事とは夢にも思わないお母さんであった、、
夢夢が、お屋敷の正門を開くと、門の前には美波達がいた、、「夢夢ちゃんおはよう、」
「うん、、おはよう、、」、「ねえ、、本当にあの、外国のペルーに行くの、、」
由美は心配そうに、、「ねえ、、以前、焔ちゃんが、霊道は遠いほど妖力を使うから遠くに行くと帰れなくなるって言ってたよ」
春菜も心配して、、「それに、時間がかかるでしょう、、私は、お母さんに買い物に行くと言って出て来たのよ、、」、と、全員、遠い外国に行くのに不安な顔をした、、
夢夢はニコッと笑って、、「大丈夫だよ、、この間の沖縄旅行の時と同じで、千年扉を使えば、出かけた時間に戻ってそれから駅前で買い物したらつじつまが合うでしょう」
美波が、、「じゃあ、妖力を使う霊道はどうするのよ、、」、夢夢はニコッと笑って、、「如月のおばちゃんよ、、おばちゃんなら、世界中どこに行っても、妖力が無くなる事は無いわよ、、」
「如月のお姉さんね、、わかったわ、、」
夢夢は、、辺りに誰もいないのを確認すると、陰陽道、妖術、空間の狭間を唱えた、、夢夢達の目の前に霊道の穴が開き、、夢夢達は入って行った、、
封印の間、、、霊道の穴が開き、夢夢達が出ると、そこには、如月と変化を解いた大人の焔がいた、、美波達は、、「わあ~、如月のお姉さんも、大人の焔ちゃんも凄くきれいだわ、、」、、すると、如月が、、「美波ちゃん、由美ちゃん、春菜ちゃん、お久しぶり、沖縄以来だね、、」、、すると、美波達は、
「あの~如月のお姉さん、、この間の体育祭の時に見ましたよ、、あの、竜を焔ちゃんと一緒に説得したのよね、、」
「ああ、、そうだったわね、、、」
「今日は、よろしくお願いいたします」
「任せておいて、、怖い思いはさせないわよ、、安心して、、」
美波達は困惑して、、「えっ、、怖い思い、ペルー観光じゃないの、、ナスカの地上絵を見たりする、、違うの、、」
「えっ、、、夢夢ちゃん、美波ちゃん達に何も言って無いの、、遺跡探検の事を、じゃあ春樹やルーナ、幻達の事も全部、、」
美波達は驚き、、「えっ、夢夢のおじいちゃん達の所に行くの、、遺跡探検なの、、」
「あっ、夢夢は、暇だったら、ちょっとペルーに行かないって言ったよ、、」
焔は呆れて、、全てを美波達に話した、、
「美波ちゃん、由美ちゃん、春菜ちゃん、、嫌だったらやめようか、、」
3人は目を輝かせて、、「行くー、、こんな面白そうな事は、2度と出来ないわよ、、、絶対に行くわよ、、夢夢のおじいちゃん達にも、久しぶりに会いたいもの」
春菜は、、「私は、夢夢のおじいちゃん達は初めてかな、、幻は夢夢のおじいちゃんの式神でしょう、、会って見たいわ、、」
由美も、、「夢夢のおじいちゃんとおばあちゃんか、、私は幼稚園の頃に会ったけど、覚えているかな、、この間天邪鬼が言ったから思い出したのよ、、幼稚園の頃に夢夢と変な所に迷い混んだ事を、夢だと思っていたから、、」、それを聞いた焔が、「えっ、、もう1人の女の子、あれって、由美ちゃんなの、驚いたわ、そう言えば幼い子どもだから、どこかで話をすると、まずいと春樹に頼まれて2人の記憶を消したのよ、、、ごめんね、、、」、「焔も忘れていたのね、、夢夢の記憶が無くてあたりまえだよ、、」
すると、如月が、、「じゃあ、全員行くと言う事で良いんだな、、」、そう言うと、、、
目の前に大きな霊道を開けた、、、
「わあ~やっぱり如月のお姉さんの霊道は、他の人達と全然違うわ、、」
美波が、、「焔ちゃん、、ペルーと日本の時差があるから向こうは今、夜じゃないの」
「そうね、、霊道は術者の能力で行ける距離とかかる時間が決まるけど、如月様の霊道なら、数秒で行けるわ、、夜に着いたら困るわね、、」
それを聞いた如月が、、「ああ、焔、大丈夫だ、、春樹達とはナスカの地上絵の近くで朝早くに待ち合わせした、、そのタイミングで霊道を出るぞ、、」、「でも、、如月様の霊道なら、数秒で行けるでしょう、、」
「そうだよ、、だから、、時間を朝に変える、、まあ、千年扉みたいに、タイムスリップするんだよ、」、焔はため息をついて、、
「本当に、如月様は、何でも有りだわ」
「本当だよ、、如月のおばちゃん、、美波達の前であまり、過激な事をしないでよ」
と、、夢夢は思った、、、
如月の言うとおり、、数秒で、霊道の出口が見えた、、、夢夢達が霊道から出ると、、
辺りには雄大な自然が見えた、、、
「わあ~、、日本じゃ見れない風景ね、、」
「本当だわ、、ずっと先まで大地が広がっているのね、、」
焔は、「あっ、、如月様の言うとおり、朝みたいね、、でも、春樹達は、どこにも見えないわよ、、」、「えー、、、おじいちゃん達、寝坊したの、、」、それを聞いた美波が「夢夢ちゃん、、あなたと違うのよ、、、そんな訳無いじゃない、、」
すると、夢夢達の近くの空間が揺らいで、大きな穴が開いた、、中から、春樹とルーナ、幻が現れた、、、
夢夢を見た、ルーナは駆け寄り、「夢夢ちゃん、、久しぶり、、元気だったの、、」
「うん、、ルーナおばあちゃんは、、」
「私は、ほら、このとおり、元気だよ、、、ええと、夢夢ちゃんお友達を紹介して、、」
すると、美波が、「ルーナおばあちゃん、中学の時から夢夢と同じクラスの美波です、」
「ああ、、美波ちゃんね、知ってるわよ、、よろしくね、、」、美波はニコッと笑った
「初めまして、、同じクラスの春菜と言います、、」、「まあ、、春菜ちゃんね、かわいいわね、、」、由美も、「ええと、、夢夢と幼稚園の頃に遊んでいた、由美です、、」、「えっ、、由美ちゃんなの、、大きくなって美人さんね、、おばあちゃんは元気なの」
「はい、、」
そう、由美は言うと、、「本当は、江戸時代で1回、若いルーナおばあちゃんと会っているけど、美波も春菜もちゃんと焰ちゃんの言い付け守っているわ、、お互い、千年扉で接触した話しをすると、未来に影響が出るからしてはいけないと言われたのよね、、ルーナおばあちゃんもそう、思っているみたいだわ、、」、そう、思った、、、
春樹も、美波達に、あいさつした、、
「夢夢、、よく来たな、、嬉しいよ、、、、でも、、遺跡調査だよ、みんな、大丈夫かな、、まあ、焔や、幻、如月様もいるから」
夢夢はニコッと笑って、、「もう、おじいちゃん、、何で、日本に帰って来ないの、、夢夢はいろんな話が聞きたいのに、、」
「ごめんね、、もう少ししたら、帰るから、、見せたい物もいっぱいあるから、、」
「うん、、待ってるね、、」
後ろで、1人ポツンと立っている、幻に、「あら、、幻、久しぶりね、、、」
「焔か、、何で、大人の焔になっているんだよ、、」、「今日は、夢夢ちゃん達の、お目付け役だから、大人の方が良いでしょう」
すると、春菜が、近かずき、、「焔ちゃん、私を紹介して、、」、幻は驚き、、「えっ、焔、この子達、俺が見えるのか、、、」
「あたりまえでしょう、、春樹の式神達と何度も会っているのよ、、この子は妖怪大好きな春菜ちゃんよ、、春菜ちゃん、こちらは妖孤の幻だよ、、」、「幻さん、春菜です、、よろしくね、、」、、「えっ、、俺が怖くないのか妖怪で尻尾が生えているんだぞ」
春菜はニコッと笑って、「うん、全然だよ、仲良くしたいな、、」、「そうなの、、」
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