第3話、怪し、夢魔の夢を叶えましょうか、秋、冬、編

怪し、夢夢の夢を叶えましょうか、、秋冬編

、、第3話、、






体育祭、午後の部、、


何事もなかった様に、午後の部が始まった、、、順調に競技は進んでいった、、


「、、ねえ、夢夢ちゃん、良かったわね、如月のお姉さんが、あの、龍を説得したのね、まあ、どうやったか見えなかったけど」

すると、由美も、、「雨雲が消えたし、龍も見えなくなったから、成功したのよね」

春菜は残念そうに、、「もう、、焔ちゃんから、詳しく聞こうと思ったのに、、焔ちゃんニコッと笑ってそのまま消えたし、、まあ、次会う時に聞くわ、、」


夢夢は、それどころではなかった、、その様子を見て美波が、、「ねえ、、夢夢ちゃん、あなた、本当はこのまま激しい雨が降って午後の部が中止になれば良かったと思っていないよね、、」、、「えっ、、、思っていないよ、、、やだな、、、美波は、、」

「なら、、良いけど、、さあ、もう少しで、最後のリレーが始まるよ、、私達が1位になれば、、私達のクラスが優勝よ、、みんな、がんばろうね、、、」


そして、ついに、最終種目、全学年、全クラスによるリレーが始まった、、「わあ~緊張するな、」、、、「そうね、、いま、私達のクラス1位と僅差の2位よね、、、これでトップなら、逆転優勝よ、、責任重大よね」由美は心配そうに、、、「どうしよう、、私が足を引っ張ったら、、はあ~、、夢夢ちゃん助けてね、、」、、「えっ、、、一生懸命やったなら、トップにならなくても良いんじゃない、、ね、、」、、美波は、、、「ダメよ、1番じゃないと、、絶対、優勝するんだから、、夢夢ちゃん、あなた次第だからね」


夢夢は苦笑いで、、、「え~、、美波、、たかが、体育祭だよ、、参加することに意義があるんじゃないの、、順位は良いとして」

美波は毅然とした、態度で、、「ダメよ、、勝負事は負けたら、、、優勝しかないわよ、良いわね、夢夢ちゃん、、」、、「えっ、、うん、、、」


緊張の面持ちで、夢夢達はスタートラインについた、、最終競技のリレーが始まった、

一番ランナー美波は、緊張の面持ちで、スタートラインについた、、、「頑張るぞ、、美波、、3年なんか負けない、」、と、美波は思った、、、


周りは、タレントやアイドルの女の子もいるため、、応援はいっそう激しくなった、、


スタートの音がなると、、全員走り出した、、やはりリレーの選抜に選ばれた選手達だけあって、、美波は中々先頭には立てなかった、、次のランナー春菜に、2番手でバトンを渡した、、「お願い、、春菜、頑張って、、」、、美波は大きな声で言った、、、2番手の春菜も苦戦して、先頭との差が開き

3番手の由美にバトンを渡すと、、由美は更に遅れて、、3位になった、、、すると美波が、、夢夢に、、「ねえ、、夢夢ちゃん、あんただけが頼りなのよ、、全力で走ってね」

、、、「えー、、無理だよ、、もう、先頭にあれだけ離されたら、、」、、「もう、あなたが本気で走ったら大丈夫でしょう」


夢夢がスタートラインにつくと、由美は3番手で夢夢にバトンを渡した、、「ごめん、、夢夢、、」、、バトンを受け取ると、夢夢はしょうがなく本気で走り出した、、すると、あっという間に2位の女の子を抜き去り、、ゴール間近で1位の、3年生の陸上部の女の子を抜いて1位でゴールした、、周りの観客は、、夢夢のあまりの速さに驚き、歓声をあげた、、、、取材のため来ていたスポーツ記者は、、「おい、、確か、あの、抜かれた、陸上部の女の子、、100メートル全国大会決勝で3位になった子じゃないか、、それを抜くなんて、、あの子は何者なんだ、、」

、、、報道記者も、、「あの子、、新人のアイドルだと思ったのに、、凄い身体能力だぞ、、、、」、、取材陣や、男の子達も、遠くからカメラで夢夢の姿を撮影していた、、


美波達は、、夢夢の元に駆け寄ると、「夢夢ちゃん、、良くやったね、、」、、「夢夢ちゃんありがとう、、私のせいで、負けたらどうしようと思っていたのよ、、」、、と、由美は安心したように言った、、、「やったね、、夢夢ちゃん、、美波は、あんたはやれば出来る子だと思っていたよ」、、美波は、ニコッと笑って、夢夢に抱きついた


夢夢は、、自分が注目されている、周りの状況を見て、、「あ~しまった、、目立たないつもりだったのに、、やだ、、、注目されるの、、えー、、カメラで夢夢の事、撮っているし、、」、、夢夢は、美波の後ろにまた、隠れた、、「夢夢ちゃん、、何してるのよ、、」、、「写真は嫌いだから、、隠れているの、、」、、「良いじゃない、、美人でスポーツ万能なんだから、、堂々としなさい、、」、、「絶対に、、やだ、、、」


こうして、、夢夢達のクラスが総合優勝で、体育祭は終わった、、、





重い気分の夢夢、、、





体育祭が終わり、着替えると、夢夢は美波達と一緒に、帰宅するため、、校舎を出ようとしたら、、門の近くで、アイドルの女の子や、芸能人が出てくるのを、待っている、報道陣や、、男の子達が大勢見えた、、夢夢達を見て、、騒ぎだした、、「えっ、、、全員勘違いをしてるんじゃないの、、、私達、、一般人なのに、、」、、美波は困惑した

春菜はニコッと笑って、、、「別に勘違いをさせておけば良いのよ、、」、、由美は嫌そうな顔で、、「ねえ、、あまり勝手に写真や映像を撮られるのは気分が良くないわ、、」


夢夢は、、すぐに校舎の中に戻った、、夢夢を追いかけるように、美波達も、校舎に戻った、、、「夢夢ちゃん、、学校の門を出ないと家に帰れないのよ、、」、、夢夢は困った顔で、、「無理だよ、、あの人達の前を通り抜けるのは、、、」、、春菜は呆れて、、「じゃあ、いつまでも学校にいるの、、」


夢夢は閃いた、、、「そうだ、、霊道よ、、あれを使えば、門を通らなくても家に帰れるよ、、、じゃあ、誰もいない所で、霊道を作るよ、、、」、、美波達は驚き、、「ねえ、夢夢ちゃん、、焔ちゃん無しで、霊道を作るって、、あなた作れるの、、」、、「うん、、、あっ、、内緒だった、、、」


美波は、夢夢に近ずき、、「ねえ、、何で黙っていたの、、、」、、夢夢は困ってしまって、、「、、、だって、、そんな事が出来たら、、不気味で怪しいでしょう、、」

美波はニコッと笑って、、「バカね、、凄く便利じゃない、、もう、、何が起きても驚かないわよ、、」、、春菜も由美も、、うんうんとうなずいていた、、、4人は、誰もいない場所に行くと、、夢夢が妖力をあげて、妖術空間の狭間を唱えた、


夢夢達の前に、、大きな霊道の穴が開き、、夢夢達は、あわてて、、霊道に入った、、

「ねえ、、夢夢ちゃん、、入り口は気をつけて見られないようにしたけど、出口は大丈夫なの、、、」夢夢はニコッと笑って、「うん、、出口も、家の近くで人の気配が無い場所って命令したよ、、」、、美波は呆れて、「ねえ、、夢夢ちゃん、、あなた、完全に陰陽師じゃない、、もしかして私達に内緒で、他の術も使えるんじゃないの、、」、、、

「うん、、でも、少しだけだし、、使うと妖力もなくなるのよ、、」


春菜が、、、「あっ、それってゲームのマジックポイント、、魔力と同じで無くなると術が使えないやつだ、、」、、由美も不安そうに、、「じゃあ、、やっぱり、焔ちゃんとか如月のお姉さんみたいに無限に使える訳じゃないのね、、、じゃあ、慎重にしないと、、」、、夢夢はうなずきながらも思った、、「本当は、、妖力が無くなった事は1度も無いわ、、式神を呼ぶのだって妖力がいるし、、ルナに変身したり、相手の夢にお邪魔するのもけっこう妖力を使うけど、限界なんて知らないし、、」


少しだけ話をしながら歩くと、、出口が見えた、、霊道の出口を出ると、、夢夢の屋敷の近くで、、辺りには人影はなかった、、、由美は驚き、、「えっ、、本当に夢夢の言ったとおり、誰も見ていないみたいね、、」、、

春菜はニコッと笑って、、「こんな空間から女子高生が急に出てきたらトップニュースだよ、、、」


美波は夢夢を見て、、「夢夢ちゃん、、今度からは、移動だけなら焔ちゃんを呼ばなくても大丈夫ね、、」、、夢夢は困惑して、、、「ねえ、美波、、遠いほど妖力を使うのよ、帰って来れないかも、知れないのよ、」、、美波は、笑って、、「じゃあ、、近い時だけ頼むわよ、、」、、、「、、、、」


それぞれ、自分達の家に帰って行った、、、






突然のお母さんの話しとは、、





夢夢がお屋敷の、、大きな中庭を抜けて、母屋の玄関を開けると、、「お母さん、、ただいま、、、」、、すると、、大広間の方から声が、、「あっ、、、夢夢、、お帰り、、大広間にいるよ、、、」、、夢夢が大広間に行くと、、相変わらず、お母さんはテレビで、ドラマを見ていた、、、「あっ、、、夢夢、、体育祭、リレーはどうだったの、、」

、、「、、、うん、、一位だよ、、」


お母さんは、あまり嬉しそうじゃない夢夢の顔を見て、、「えっ、、、その割りに嬉しそうじゃないわね、、」、、夢夢は、困惑して、、、「目立ちたくないのに、、男の子達だけじゃなく、取材陣もいたのよ、、あの学園、、芸能人、、アイドルも多いし、、嫌なのに、、写真は撮られるし、、」、、お母さんはニコッと笑って、、「あら、、良いじゃない、、その内、、芸能事務所からスカウトされるんじゃないの、、あなた、、お母さんと似て、美人だから、、」、、「絶対に、イヤだ、、目立ちたくないのに、、」


お母さんは呆れて、、「せっかく、美人に生まれたのに、もったいないわよ、、スタイルだって良いのに、、私だったら、アイドルに1回は挑戦するわよ、、」、、夢夢は本当に嫌そうな顔で、、「無理だよ、、ただでさえ男の子、苦手なのに、、笑顔なんか、出来ないよ、、」、、「あら、、ツンデレのアイドルでも良いんじゃない、、」、、「すべて、、イヤなの、、、もう、疲れたから、お風呂に入るよ、、長いからね、、」


お母さんは、ニコッと笑って、、「良いわよ、、私はもう、入ったから、、」


それから、しばらくは何の変哲もない日常が続いた、、、、3連休前の金曜日、、夢夢が学校から帰ってきたら、、珍しくお母さんが夢夢を玄関まで迎えて、、「あっ、夢夢、、待っていたのよ、、、」、、夢夢は不思議そうに、、「えっ、、、珍しい、、いつもなら大広間でお茶を飲んで、テレビのドラマを見てるのに、、何かあったの、、」


お母さんは、、呆れて、、「失礼ね、、たまたま、お掃除してやっと落ち着いた時にあなたが、そのタイミングで帰って来るからでしょう、、、、まあ良いわ、、着替えて大広間に来て、、」、、「、、、何、、」、「良いから、、じゃあ、大広間で待ってるわよ」


夢夢は自分の部屋に、向かった、、しばらくして着替えると大広間に行った、、大広間のテーブル席にお母さんが座り待っていた、、「えっ、、何かあったの、、」、「うんん、大した事じゃないわよ、、明日から3連休でしょう、、お父さんも出張でいないし、、ここのところ、田舎のおじいちゃんとおばあちゃんが、、夢夢はどうしたと何回も連絡が来るのよ、、田舎に引っ越しをして3年も会っていないのよ、、」


夢夢は、、うんうんと、うなずきながら、、「だって、私が小学6年生の時に近所から遠くの田舎に引っ越したからよ、、近くだったらいつでも行くよ、、おじいちゃんもおばあちゃんも好きだから、、」、、お母さんは、ニコッと笑って、、、「あっ、そう、良かったわ、、」、、「えっ、良かったって、、何、、お母さん、、」


お母さんはまた、ニコッと笑って、「明日、おじいちゃんの家に行くわよ、、2泊3日で、、良いわね、、」、夢夢は困惑して、「えー、、無理だよ、、茨城県は遠いし、電車はあまり乗りたくないし、、」、、「あら、、電車は乗らないわよ、、おじいちゃんとこの、秘書が車で迎えに来るから、、」


夢夢は困惑して、、「えっ、、おじいちゃん、引退したのに、、何で秘書がいるの、」

、、「あのね、、会社には行っていないけど、、まだ相談役でテレワークで仕事をしているのよ、、だから、秘書が資料とか届けてくれるみたいよ、、」、、夢夢は困って、、「向こうで何かするの、、」、、「何か、夢夢に見せたい物があるみたいよ、、おじいちゃんも春樹おじいちゃんの影響を受けて、変な物を収集する癖が付いたみたいで、、あんたも、変な物が好きでしょう、、」


夢夢も納得して、「、、それはそうだけど、、夢夢にも予定とかあるんだよ、、」

お母さんは、、「何よ、、予定って」

「ええと、、、スマホでゲームとか、録画したドラマを見るとか、、あっ、おじいちゃんの部屋の探索もやるかな、、」、お母さんは呆れて、、「そんなの、予定じゃないわよ、、あっ、そうだ、、お友達も連れて来て良いよって言ってたから、、美波ちゃん達も誘えば良いじゃない、、」、、夢夢はあきらめて、、、「わかったよ、、美波達が一緒に行くなら良いわよ、、」


お母さんはニコッと笑って、、「じゃあ、私はおじいちゃんに連絡するから、、あなたは、美波ちゃん達を誘ってに、わかった、」「うん、、わかったよ、、」、、そう言うとお母さんは、さっそく電話をした、、その後、夢夢に、、「夢夢、、明日、朝10時に家まで迎えに来るってよ、、」






夢夢、久々の遠出、、、





夢夢も、美波達に連絡した、、「あっ、、美波、、今、大丈夫かな、、」、「うん、、平気だよ、、」、「あのね、、、明日からの3連休、、予定ってある、、」、「えっ、無いわよ、、どうして、、」、「あの、、お母さんのおじいちゃんの家に遊びに行かないかって、、美波達も誘って、、茨城だけど、」

、「えっ、良いの、、行く、、行くよ」

「じゃあ、明日、朝10時に、家に来て迎えの車が来るって、、」、「うん、わかった」


その後、由美や春菜にも電話をしたら2人共、喜んで行くと言った、、


次の日の朝10時前、、美波達はもう、夢夢のお屋敷にいた、、「ごめんね、、美波ちゃん、由美ちゃん、春菜ちゃん、、急なお誘いで、、大丈夫なの、、」、、3人は、、、

「いえ、、どうせ、やること無いので大丈夫ですよ、、」、、「ありがとうございます」

、、「夢夢ちゃんのお母さんの実家って大きいでしょう、、楽しみだわ」


お母さんは、困惑して、、「ええと、、実家って言っても、、住んでたのは、近所にあった、お家だから、、田舎のお家じゃ無いわよ、、まあ、、あそこもここと同じくらい大きいかな、田舎だから、、」、春菜は驚き「えっ、、、このお屋敷と同じくらいなの、、凄いわね、、」


そうしていると、、お屋敷の前に、大きな車が止まり、インターフォンが鳴り、、夢夢達は門に急いで行った、、そこには黒塗りの高級車が止まっていた、、、、、春菜は驚き、思った、「えっ、、、高級外車じゃない、、やっぱり夢夢のお母さんもお嬢様なの、、」


夢夢達が、高級車に乗り込むと、おじいちゃんのお屋敷に向かって車は走り出した

春菜は、車内を見回すと、、「わあ~、、車の中、高級ラウンジみたい、、凄くデラックスだわ、、」、すると、おじいちゃんの秘書の人が、「あっ、お嬢様、、車内のクーラーボックスの中に、飲み物とスイーツが入っています、、よろしかったらどうぞ、、」

お母さんは、、「あっ、、ありがとう、、、夢夢、、みんな、いただいたら、、」


夢夢達は、、ジュースとスイーツをいただいた、、「夢夢は、どのスイーツが良いの」

、、「あっ、美波、、私は、野菜ジュースだけで良いよ、、」、お母さんは呆れて、、、「もう、、夢夢、、いつもそうなんだから」

美波達は思った、、「やっぱり、、家でもそうなんだ、、」、、すると由美がさりげなく言った、、「夢夢ちゃん、、このスイーツ美味しいよ、、量だって少ないし」、、「だって、朝ごはんいっぱい食べたからお腹空いていないよ、、」、お母さんは呆れて、、「夢夢、、、あなた今朝は、サラダと野菜ジュースだけじゃない、、」、夢夢は、まずいと思い、「えっ、、、そうかな、、忘れちゃったわ、、」


車は、高速に乗り、、2時間程で、おじいちゃんの屋敷に着いた、、、


茨城の山間にある、お屋敷、、、

大きな門を、高級車が通過すると、、目の前には夢夢のお屋敷にも匹敵する、、大きな敷地に立派な大きな屋敷が見えた、、「ねえ、美波、、夢夢のお屋敷より、広いんじゃないの、、、庭だって先が見えないけど、あれって山じゃない、、、あっ、やっぱり蔵もあるわ、、」、、、「本当に大きいわね、、」、夢夢のお母さんが、、「田舎だからよ、、土地は安いし、、それに、これだけ大きいと管理も大変なのに、おじいちゃん何を、考えているのかしら、、」


広い庭を抜けて、、一番大きな屋敷の、玄関先に、高級車は停まった、、夢夢達は、、車を降りて玄関に向かうと、、玄関が開き、、優しそうな、おじいちゃんとおばあちゃんが迎えた、、「あら、、お父さん、お母さん、お久しぶり、、、」、夢夢の、お母さんは、ニコッと笑って言った、、すると、おじいちゃんが、、「、、まったく、、お久しぶりじゃない、、そんなに遠くないのに、、引っ越してから1回も来てないじゃないか、近所にいた時は、毎週来てたのに、」

、、「そうよ、、夢夢ちゃんの顔も見たいのに、、寂しかったわよ、、」


お母さんは、、「あら、、それは、夢夢が悪いのよ、、この子は出不精で、駅前でも遠いって言うのよ、、たまにおじいちゃんの家に行こうと言うとイヤだと言うし、今回はお友達と一緒だから来たのよ、、」、おじいちゃんとおばあちゃんは、美波達を見て、、「あら、まあ、、かわいい女の子達ね、、、全員、美人さんだわ、、」、、美波達は、ニコッと笑ってあいさつをした、、「あっ、夢夢のクラスメートで美波と言います」、「ええと、春菜です、」、「由美です、、夢夢のおばあちゃん、、近所にいたから、幼稚園の時に会っていますよ、、」、「ああ、、幼稚園の時に夢夢といた、近所の由美ちゃんね、おばあちゃんは元気なの、、」、「ええ、、元気ですよ、、」


おじいちゃんが、夢夢を見ると、、「夢夢、大きくなったな、、もう、高校生か、、最後に見たのは小学生だったから、」、、夢夢もニコッと笑って、、「うん、、近所にいた時は、6年生だよ、、おじいちゃんも、おばあちゃんも元気そうで良かったよ、、」

おばあちゃんがニコッと笑って、、「夢夢もみなさんも、、広間でゆっくりして、、もうすぐお昼だから、、用意をするわね、、」

、「あっ、、、お母さん、、私も手伝うわよ、、」、「五月、、大丈夫よ、、今日は特別に有名店のシェフを呼んでいるから、」、「うん、、えっ、、、どう言うこと、、家政婦さんじゃないの、、、凄いわね、、」


美波達も驚き、、「やっぱり、、夢夢のお母さんは、お嬢様なんだ、、お金持ちなのね」

、「家なんか、、全員で、外食でも、月一回程度よ、、」、「まだ、由美のとこは良いわよ、、家はお父さんラーメン屋さんやってるし年中無休だから、、有名な店で外食なんか無いわよ、、」、、夢夢は全然興味がなかった、、「えー、、野菜ジュースとサラダだけで良いのに、、少しでも食べないとまずいかしら、、、みんなが見てる前で、空間ボックスに、入れる事が出来ないよ、、どうする」

、、そんな事を考えていた、、

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