第32話 高校生五人組vs毒殺魔ズカニー①城崎温泉桃島基地

マースの独裁軍火星基地探査ミッション終了の折に、暗黒軍の実体把握を容易にするための事件分類として、高校生五人組が話し合った検討課題が以下のものだった(第23話 五人組が掴んだ暗黒軍のシッポ参照)。すなわち、これまで高校生五人組がかかわった事件を①独裁軍プロパーな事件か、②全く無関係な第三者的事件か、③以上以外の、ダークで大きな影の存在が認められる事件か。この三つに分類して、ボンドの言う暗黒軍の関与を究明するのが、城崎温泉桃島基地へ帰った際の、五人の検討課題であったのだ。


「さあ、各自検討課題だった①②③の分類。特に③の、ダークで大きな影の存在が認められる事件について、冬休み中にまとめたと思うんだけど、お雑煮とお善哉もたらふくゴチ(ご馳走)になって頭へ回す思考エネルギー、たっぷり溢れたところで暗黒軍関与事件究明にドバッ! と注ぎ込んじゃおうか」


城崎温泉桃島基地戦略室―――別名・奥村バアバんちのリビングで、千加子が四人を見回し、食後の議題を告げる。一週間後に大学入学共通試験が控えているというのに、対策万全なのかそれとも今年は大学に受かっても一年間の休学予定だからか、千加子は超余裕の司令官顔で部下たちの反応を窺う。


本来はこの戦略会議にジュニアもいるはずで、彼の席ものぞみの隣に空席だが、用意されてあった。郷帰りという表現は可笑しいが、オーフュース内戦支援のためテミアへ帰っていて、ジュニアのヤーポン帰国は三日後の予定だった。


「一応、先の三分類にこれまで関与した事件を当てはめようとしたんだけど、俺らの関与した事件って、あんまし多くないだろ。で、結局、極悪宇宙犯罪人として、ロネにレイナス、アイヒムとズカニーとあと五人ほど浮かんだんだけど、レイナスは惑星サタンのリング上で凍死しちゃってて、ボンドからの情報ではミーシャが彼の脳を解剖してるって話だし」


テーブルをはさんで姉の真正面の席から、愚弟優一がノートを開いて、ぼそぼそと全く要領を得ない返答を漏らす。が、そこは姉弟なのだ。当たり所はよく、それほど的を外してはいないのが千加子には分かる。そう、補足してやれば結構な正答に結びつくのであった。


「ユウ殿。ズカニーを思いついたのはアッパレじゃぞ。さよう、わらわもキャツめに注目してリサーチをかけておったところなのじゃ」


「それって、チーちゃん。30年近く前に、ズカニーがじゃじゃ馬ジャンヌの依頼を受けて、独裁軍の三代目皇帝ウイリアムを遅効性毒薬で殺害しようとした事件ね」


さすが、頭の切れ渡るキュート美人のぞみ大尉であった。愚弟優一の足らないところを補って、ホント、余りあるガールフレンドであるのだ。


「これで、今回のターゲットはズカニーちゃんに決まりでありんすね」


正に千加子の言うように、独裁軍を攻撃対象にしたズカニー事件は、先の③の、①②以外のダークで大きな影の存在が認められる事件そのものであった。調査対象絞り込みについては、のり子と竜児にも全く異存はないようで、これから先は、ズカニーのプロファイリングに移った。


「毒薬の知識を含む彼の来歴については、今渡した資料で明らかなんだけどサ。えーっと、問題はというとね、約30年前には使い勝手のいい、そうそう、単なる殺人鬼に過ぎなかった男がサ、今現在ケンタウルス座のアルファ星―――この恒星アルファの第六惑星をオルフィーっていうんだけど、そこのアルテメス王国の国王になっていることなんだ」


ジュニアがいれば、スラスラと必要な知識が彼の口から語られるのだが、優一の漏らす情報はアナログとデジタルのごっちゃ混ぜ。で、のぞみにはイライラ場面が時折訪れるが、幼少時からの慣れも勝って、のり子や竜児にはアナ・デジ(アナログとデジタル)混合情報が分かりやすく、どちらかと言うと耳にすんなりと収まるのだった。


「私も不思議で、それなりに調べてみたんだけど、アルテメス王国はかつて№2に過ぎなかった情報局長官ネスが国王を殺害してクーデターを起こしているのよね。無血のクーデターと言ってよいほどの手際の良さで、宇宙史にも残る政変劇だったの」


「で、その№2のネスと毒殺魔ズカニーの関係は?」


千加子の左隣の席から、まるぽちゃチャーミング・のり子が疑問を発する。


「それが不思議なことに、単なるネスの食客に過ぎなかったズカニーが2年後、国王の地位を奪っているのよ。もちろん、ネスを毒殺したんでしょうけど」


「なんか、手際のいいクーデターといい、王の懐に入っての王権奪取と言い、統治組織や体制までそっくりそのまま自己の手に収めての、何ていうのかな、単に首を挿げ替えただけみたいな政権変更で、ロネによるテミアの政変劇を思い起こさせるな」


竜児も、のり子の隣の席から千加子に相槌を打つ。実際、千加子の調査では、ズカニーが2年間の内に引っ切り無しにテミアを訪れ、ロネと会談を繰り返し、20歳になったばかりのコバックとも密談に明け暮れていたことが分かっている。


「どうする? スワローバードでケンタウルス座へ、ひとっ飛びしようか、それともジュニアを待とうか? 偵察だけだったら、メンバー六人の一人が欠けても問題ないと思うんだけど」


優一が皆を見回し、偵察飛行に賛同を求める。倉庫に鎮座するスワローバードでひとっ飛びしたくて、ウズウズしているのが仕草から伝わってくる。


「実は、みんなにはジュニアが帰ってからその調査報告と共に聞いてもらおうと思って話してなかったんだけど、彼にはオーフュース内戦支援以外に、もう一つ特別任務が与えられているの。そのミッションの調査報告を聞いてからケンタウルス座の惑星オルフィーへ行った方がいいかもしれないんで、まずボンドから依頼のあった特別任務の内容をイチから話すわね」


四人を見回し、千加子がゆっくりと極秘調査のキッカケとなった、ズカニーの名前が出た事件について概要と自己の推論等を語り始めた。


そもそもの発端は、連邦軍緊急救援隊のヤーポン艇タスクが冥王星近辺で緊急救助信号をキャッチしたことからであった。冥王星の第一衛星カロンの深さ8キロの谷底に、消えかけの救難信号を発していた一人乗り宇宙スクーターをタスクが発見したのだ。惑星アースのグランドキャニオン峡谷を遥かに凌ぐ峡谷の底で、瀕死のグリア星人ピルグリムが救助されたのは奇跡と言ってよいもので、タスクがアースの惑星探査機ニューホライズンサポートのため、偶々近辺を飛行していたことが幸いしたのだった。


「ズカニーに毒を盛られた」


十六人乗りタスクの艇長トシゾウに弱々しい声で告げて、ピルグリムは五分後、事切れてしまった。が、五分の間に彼がトシゾウに語った内容がビデオに収録されていて、その内容を再現したボンドが千加子に報告と共に彼女のアドバイスを求めたことが、ジュニアの今回の特別任務に繋がったのである。


「ピルグリムはアースの宗教家イエスキリストを教祖と仰ぐ宗教の、宇宙班というべきスペース・イエス教の巡礼のような人物で、宗教家としての才能を高めるためにアパタミヤ洞窟を訪れたことがビデオを再生して分かったんだ。―――そう、とかく問題の報告されていたオーフュースの衛星アパのアパタミヤ洞窟、その開かずの間に入ったことを語っているんだよ。そしてね、千加子。君が暗黒軍の本拠として以前から疑いをはさんでいたアパタミヤ洞窟、その内部を透過率が最高度の超高感度赤外線カメラで撮影するとね、透過率最高カメラでさえ正確に撮影できない空間の存在が明らかになったんだ。その部分は、人々が入れる空間のほぼ十倍の広さがあることも、今回の調査で判明したんだよ」


「じゃあボンド。やっぱり、開かずの扉と呼ばれているバリアーの奥に、秘密空間があったのね。そしてその容積は、アースのヤーポンに造られた東京ドームの一万倍の広さで、衛星アパの地底深くまで続いているということね」


「そうだよ。そしてね、そこへ入ったことが分かっている者たちは皆、君が以前から推測していたように、宇宙の極悪人と呼ばれている人物とほぼ重なることが、独裁軍皇帝ジョンの協力で判明したんだよ」


「もう、ドキドキ、わくわくしちゃうわね。暗黒軍の本質究明手段として、①皇帝ジョンというかウイリアムの調べ上げた捕捉パターンか、②ミーシャの脳解剖が明らかにした脳の変形からの追究パターンか、③それとも私が推測する暗黒の闇に住む新皇帝による洗脳パターンか。このいずれが正しいのか、それともいずれも正しくて、別視点から暗黒軍追及の矢を放っているだけなのか、徐々に分かりだしてきたということね」


千加子の司令官としての推理力はさすがで、敵戦力や実体の本質把握にはボンドさえ一目も二目も置くもので、発想の天才的閃きに支えられていて、これまでもピタリと実体を正確に把握してきたのだ。この千加子の視点以外からの暗黒軍の実体把握としては、皇帝ウイリアムが確立した太陽黒点や紫外線ストーム周期と民族絞り込みによる―――暗黒軍的異常攻撃の事前発見からのアプローチ。確かに暗黒軍的異常攻撃を事前に察知し、被害を未然に防ぐという防御的措置には役立つが、暗黒軍実体の本質把握には少々物足りない。ミーシャの脳変形からの暗黒軍実体把握の方が、暗黒軍の本質に迫れるような気がするが、これとて極悪犯罪者を特定しての暗黒軍に迫るもので、千加子には間接的な手段のような気がしている。この点、ウイリアムとミーシャ考察の二つを組み合わせれば、かなりの高確率で暗黒軍の実体に迫れると思うが、どうも自分の思考パターンとは少し齟齬があるように千加子には思えてならない。ボンドに言わせれば、千加子の天才的閃きがもたらす核心的実体把握パターンとは少々食い違いがあるように感じるということなのだ。


「ね、ボンド。私が暗黒軍把握の重要要素として暗黒の闇に住む新支配者による洗脳パターンを重視する根拠は、まがいもの独裁軍火星基地から帰って五日後に貴方に送ったレポートに書いた通りなんだけど、今回のピルグリム事件で、暗黒軍の実体がほぼ確定できたと考えているの。立証は、ジュニアが持ち帰ってくれる調査結果を待たなければいけないけど」


千加子がほぼ確信の域に達している暗黒軍の実体。皇帝ウイリアムやジョン、それにミーシャがおぼろげに思い描く暗黒軍とは、全くと言ってよいほど異なる実体。これから先、本書の主人公であるテラス、ミーシャそれに千加子と死闘を繰り拡げる恐るべき敵―――暗黒軍。千加子の実体把握が正しいのか否かは今後の検証に待つことになるが、取り敢えず、千加子がボンドに語った暗黒軍の実体について、箇条書きの形になるが、ここに披露していきたい。


1 、暗黒軍の実体は、軍隊的組織を持つ集団なのか、それとも恐るべき能力を持つ単体なのか。

①ウイリアム及びミーシャは集団との考えに近い。これまでの多くの関与事件を精査する限り、単体の者がなしたと考えるには、スケールが大き過ぎ、また単体のなした行為としては説明困難な事例が多々あることから、暗黙の前提として軍隊的組織を持つ集団説に立っていると思われる。②対する千加子は単体説だった。そもそもの彼女の司令官的直感判断では、事件から集団の影というか匂いが嗅ぎ取れなかったのだ。どんなに統率が取れ上意下達が徹底した組織であっても、決定から実行に至る過程で、必ず組織構成分子の個性が滲み出るものである。司令官千加子には稀有な能力として、集団を組織する各構成分子の個性を嗅ぎ取る能力があって、そのことも影響して、高校生五人組がレジスタンス組織として連邦軍から高い評価を得てきた理由でもあったのだ。確かに、これまでの暗黒軍関与事件を精査した限り、単体の者が関与したと考えるにはスケールが大きすぎるが、それは有機生命体が関与した事件を前提とするからであり、より広い観点からは、単体の者の行為態様として十分説明がつくし、むしろその分析の方が合理性が高いのだ。


2、では、千加子は暗黒軍の実体として、どのような単体を想定しているのか。ヒントはジュニアから得られたのであった。サラム将軍の大脳皮質辺縁部をコピーして製作されたのがサラム1号で、製作者はユダルマ星人ミケロ―――ということになっているが、ジョンやボンドの調査ではミケロの師であるダルビンというロボット工学の天才科学者だった。彼はロネの兄の先王ガリに仕えていて、テミア王国王立科学研究所の所長に任じられていた。副所長はダルビンの弟のゴルドンだった。彼もロボット工学に長けていたが、兄とは性格が正反対と言ってよい好対照で、人型ロボットに組み込むAIに制限をもうけるべきか否かについて、兄のダルビンと激しい論争を繰り広げたことが、ジュニアの次の一言から彼の来歴に興味を持った千加子の調査で判明したのだ。


「千加子司令官。ボクには弟がいるみたいなんですよ。ボクたちを作ったのはダルビンとゴルドンという兄弟科学者で、ボクは兄のダルビンが作り、まだ会ったことはないんですが、弟はゴルドンが作ったらしいんです」


第13話の白鳥の愛と奇跡で、千加子の意識がなくなる前にジュニアが彼女に語った彼の兄弟の存在。千加子の耳の奥にこびりついていたジュニアの兄弟。弟ゴルドンが作ったのだからジュニアの弟と言ってよいと思うのだが、製作年は弟ゴルドンが作ったアミロンの方が数ヶ月早いので、アミロンが兄との見方も成り立つ二体の人型ロボット。どうにも気になって仕方がなかった―――当時最先端のAIを埋め込んだ人型ロボット二体を千加子が調べ始めると、非常に興味深い事実が浮かび上がってきたのだ。


まず、体形は二体とも全く同じと言ってよいもので、一卵性双生児に例えられるほど似ていたのは、幼少期のサラム将軍をコピーしたからだった。テラスの祖父に当たる国王ガリに幼少期から可愛がられていたサラム。当然、二人の兄弟科学者ダルビンとゴルドンにも可愛がられていて、そのサラムを模した人型ロボットが競い合うように兄弟によって作成され、国王ガリに献上されたのだった。


ただ、二体に組み込まれたAIは、兄弟の宇宙哲学の相違を反映して際立った差異をもたらし、アミロンと名付けられたロボットのAIには何の制限も設けられなかった。無限の成長可能性が保証されたと言ってよい創造物で、製作したゴルドンは言うに及ばず、アミロンはすべての有機生命体への優越的支配可能性が排除されなかったのだ。


なぜAIに、製作者をも凌ぐ知的発達可能性を認め、無限の優越性を肯定したのか。ゴルドンは有機生命体の末路を予測していたのであり、有機生命体はあるべき宇宙の展望を省みない、それ自体あわれな自己中心的創造物で、生存可能領域の破壊を自ら行う必然の存在であると看破していたからであった。


もっとも、ゴルドンの宇宙哲学やそれを前提とするAI観を激しく批判したのは兄のダルビンで、ゴルドンのいびつな世界観は幼少期から思春期に形成された劣等感に根拠を置くもので、特に有機生命体に関する怨嗟に満ちた思いで製作されたアミロンの危険性は、ダルビンによって直ちに証明されてしまった。生みの親ともいうべきゴルドンの制御が全く利かず、アミロンは国王ガリへの謁見に際しても臣下の礼をとらず、王を見下す態度に出てしまったのだった。


「王ガリよ。私がアミロンじゃ。今後はテミア王国のために、可能な限り援助を惜しまぬゆえ、宜しく頼むぞ」


初めてアミロンの口から出た、国王ガリへの言葉だった。


「何と無礼な! 礼儀正しいサラムに、似ても似つかぬロボットではないか。こんなものを作りおって、ゴルドン。そちはたった今から、王立科学研究所の副所長の任を解く。そのアミロンとやらも直ちに廃棄処分にいたせ!」


アミロンのあまりにも傲岸不遜な態度に、温厚なガリも流石に堪忍袋の緒が切れてしまい、アミロンの廃棄とゴルドンのテミアからの追放を言い渡したのだった。


「ガリよ。そちこそ無礼ではないか。私を廃棄処分にするなぞ、必ず後悔させてやるぞ!」


アミロンは国王ガリに捨てゼリフを吐いて、ゴルドンと共に謁見の間を追い立てられるように離れたが、その後のゴルドンとアミロンは杳として行方が知れないままである。


「ミケロよ。弟ゴルドンが追放されて既に三十年近くになるが、わしは彼らが何処か、―――実はごく近くに生存しているように思えてならないのだよ。ガリ様を亡き者にし、ロネ様が後を継いだクーデターにもゴルドンかアミロンがかかわっているように思えてならないのだよ。特にアミロンは我々では手の付けられない、宇宙を破壊する怪物に育っている可能性があるんだ。サラム将軍の忠誠心を利用する、サラム1号への脳移植も、ロネ様一人の考えではなく彼らの関与があるように思えてならないんだ」


九十に手が届き、ダルビンは愛弟子に後事を託す必要を感じたのであろう。病室へミケロを招いて、ほとんど完成の域に達していたサラム1号とジュニア、この二体のAIの特殊能力作動を組み込んだチップの存在と、その起動のパスワードの在りかを伝えたのだった。


「アミロンのような有機生命体に危害を及ぼす可能性を排除するため、二体が完全に信頼を置けると判断した有機生命体のみに仕えるよう、プログラミングをしてあるんだ。幸いサラム1号に関しては、マーヤ様の血を引くテラス姫の存在がウェイン医師によりもたらされ、彼がサラム将軍の望み通りの移植手術をしてくれることになったんだ。あとは、サラムジュニアが完全に信頼を置く、有能な人物が出てきてくれることを祈るのみだな。ロネ様に悟られないように、わしの意思を実現してくれよ。よい師ではなくて、しかも最後にとんでもない危険まで背負わせてしまったが、頼んだぞ!」


ダルビンは愛弟子が了解の意味を込めしっかりと自分の右手を握ったのを確認すると、病室に侍るジュニアを空いた腕で抱きしめたのだった。


以上が、ジュニアの言葉をヒントに、千加子がミケロの日記その他から得たダルビンに関する資料であり、暗黒軍の実体は、まだゴルドンが生存しているのであれば、ゴルドンとアミロン。ただ確証はないが、ゴルドンは死亡していると考えているので、暗黒軍=アミロンが現時点における千加子の結論だった。

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