プロローグ そのヒロインは笑わない[後編]

「…………まあ、手間は省けたけど」

 時は戻り、現在。時刻は19時半ちょうどといったところ。辺りは既に街灯の光だけが周囲を照らす役目を担う程度には暗く、人が住んでいるはずの住宅街には欠片も人の気配が感じられない。

 そんな閑散とした空気の中、私は、車一台が通れる程度の通路でその歩みを止めた。


 眼前には、一般人が関わってはいけないことが瞭然といって差し支えない、なんともわかりやすく不細工な造形の球状肉塊の怪物が一匹。ちょうどそこそこの大きさの重機が家屋を取り壊す時に使う鉄球ほどの大きさだろう。その肉塊の中央にはこれまたわかりやすい捕食器官と思しきデカい口が一つあり、眼球はパッと見では見当たらない。隠されているのか、そもそも無いのか。言うまでもなく知らないし興味もない。


「さて、善良なる市民である私はこうしてピンチに直面してるわけなんだけど……」

 すると、案の定と言っていいのかはわからないが。

「あぶない!!」

 声と同時に何処かから放たれた桃色のエネルギー弾。ソレは一瞬にして私の眼前に鎮座していた肉塊状の怪物を蒸発させた。


「……」

「間一髪だったね! ケガは無い?」

 さっきまでそこに肉塊がいた場所、即ち私の目の前に飛来したのは、優美な銀髪と純白のドレス、そして如何にもそうですという雰囲気のステッキを握った、所謂いわゆるところの魔法少女であった。


「別に。特に何もしてこなかったし」

「そっか! 良かった〜。家はこっち側? 送ってあげる!」

「いいわよ、悪いし」

「遠慮しないで! 女の子一人じゃ危ないだろうし。ね? さっきみたいなのがまた出てきたら大変だよ」

「…………じゃあよろしく」


 私の返事に気を良くしたらしく、ふわふわと浮遊したままその魔法少女は私の背を追うようにしてついてくる。

「名前は? なんていうの?」

「執骸 桜夜。執る死骸で桜の夜」

「とむくろ? 珍しい苗字だね!」

「……まあ」


 それもそうだ。この苗字はレグルスあっちに存在していたものなのだし、こっち側で珍しいのは当然である。

「わたしは月天聖装セイクリッド・シルヴィア! 見た通り魔法少女やってるの! よろしくね!」


 勘違いしないで欲しいのだが、私とていつでも罵詈雑言を吐き散らすバケモノというわけではなく、主な活動時間が夜である関係で昼間はとにかく眠くて機嫌が悪いというそれだけの話だ。

 ……まあ、この眠いという感覚も、所詮は人間として残っている部分が勝手に催す反射のようなものでしかなく、もはやこの身体にまともな睡眠など必要ないというのが実情なのだが。

 なのでもちろん、私は好意で差し出されたその右手を、特に何を思うでもなく握り返した。


「……あれ……?」

「なに、ひんやりしててまるで死体みたいだなとか思った? 残念だけど一応生きてるのよね」

「あ、ううん、なんでもないの! ていうかもうなによ、一応とか言っちゃってさ〜。わたしは誰かを死なせないために魔法少女やってるの! あなたが死んじゃったら悲しいわ」

「……逢ったばかりの赤の他人でも?」

「もちろん!」


 私の手を握って何を思ったのかなど興味もないが、セイクリッド・シルヴィアと名乗ったソレは特に気にせずヘラヘラと笑っていた。


 ああ、それにしても随分と親切なことだ。そこら辺に溢れ返ってる有象無象の変身ヒロインとは訳が違う。

 大量の変身ヒロインがいるということは、同時にそれらが活躍する舞台が存在するということであり、即ちこの街に発生する悪虐の数は常人が考えている比ではない。妖魔や怪異に襲われた直後にまた襲われる、なんていうことは日常茶飯事なのだが、大抵の変身ヒロインなんていうのは承認欲求か自己顕示欲の塊、或いはただの義務感で存在している。要は一回助けて満足してしまうのだ。


 しかし、彼女はそういった魔法少女とはある程度違う。人助けという自己満足であることに他の変身ヒロインと大きな違いこそ無いのだろうが、根底にある善性部分が明らかに人として大きい。なので人助けの後のアフターケアも欠かさないのだ。『ランク上げ』に関しては非効率この上ないのだろうが、そういうのは気にしないタイプらしい。


 それ故に、なんとも悲しく、虚しい話だ。本当に、本当に────。

「…………良い魔法少女だったんでしょうね」

「? ……あらら……」


 短い言葉を交わす、そんな極めて短い時間の間に、私は振り返りざまに振り抜いた右手で


「クスクス、確かにおかしいなぁとは思ったんだよね〜。他の変身ヒロイン達と同じ魔力を感じないならただの一般人かなーって思ってたのに、『成長』がすぐ始まらないんだもん。バレちゃってたのも意外かも」


 声の発生源はもぎ取った頭部の口元ではない。頭部を失って尚、そこに悠然と佇んでいるセイクリッド・シルヴィアの肉体、その喉の部分。見れば、くびの切断面から数本の細い触手らしきものが伸びていた。


「ハ、呆れた。意識を操るとかじゃなく、とっくに肉体から魂なんて抜け落ちてて、声は発声器官に寄生してむりくり動かしてたに過ぎず、首から上は擬態に必要なだけってわけ。あーあ、一番無駄なところぶっこ抜いちゃったな」


 などと言ってみたものの、まあ、実際には頭は狙って引きちぎったのだが。真相も理由も、相手に告げる道理は無いだろう。

 そして、妖魔の口……に相当する部分から、当然の質疑が一つ。


「ねえ、いつから?」

 これも答える義理はないが、此方については答えない義理もないので、一先ず答えてやることにした。


「最初から。アンタ、食事は物理的じゃないタイプでしょ? あの肉塊は、必要なもの掠め取った後の元人間の死骸の塊を、それっぽく練り合わせてそれを動かしてただけのなんちゃってモンスター。ピンポンピンポーン、大正解」

「うっわムカつく〜! その通りだけど、確信と断定して自分で正解の音出すとかさ〜。良い性格してるよキミ。よくわかったね?」

「意味ないもの、擬態なんて。……ちょっとだけヒトより『イヤなモノ』が視えるせいでね」


 納得したように、セイクリッド・シルヴィアの肉体に寄生したソレはフスと笑った。

「始めから目的はわたしだったわけだ。どうするの? 殺す? さっきの感じからして知らないんだろうけど、このセイクリッド・シルヴィアちゃん、つい何日か前まで……ああいや、正確には今もか。戦闘部門ランキング4位の実力派なんだよね。今からそれと闘うことになるわけだけど?」


 嘲るような声音。なるほど、口ぶりからして寄生した肉体が持つ能力を直接使えるタイプらしい。憶測だけど。仮に違ったとて、大した問題にもなるまい。瑣末事というやつだ。


「またランキングそれか。もういいわよ、戦闘部門だとかなんだとかそういうの。そんなの興味も無いし、意味も無い」

「クスクス、魔力も無いくせに余裕綽々なんだね。まあそんな軽口も許してあげるよ。


 名も知らぬ妖魔がそう言うのと同時、肉と骨の裂ける音。音源は私の右手であり、手のひらの皮を裂いて幾本もの触手が表出してのたうち回り、そして触手はそこから腕の中の肉を食い荒らしながら徐々に上へ上へと侵食してきた。


「驚いた? わたしね、自分の肉体を切り離して『種』にして生物に植え付けて苗床にできちゃうの。侵食されれば忽ちわたし専用の肉人形の出来上がりってわけ!」

「握手の時でしょ。知ってた、違和感あったし」

「なーんだ、驚きもしないんだ。どう? 自分の死を前にする気分」


 恐らくソレに顔が付いていたなら、心底ムカつくニヤケ面を浮かべてその言葉を発しているに違いない。そんな声音の喋り方だ。

 とうの私の方はと言えば、特に訊かれても答える義理のない質問を無視して、本当になんとなく、触手の脈動する自身の右腕を見下ろした。


「……一つ訊きたいんだけど」

「およ、こっちの質問は無視なんだ。まあいいや、遺言ってことで答えてあげるよ」

「誰かを死なせない為に魔法少女やってる云々ってセリフ。アレ、アンタが考えたの?」


「む、変なこと訊くんだね〜? 違うよ、アレはわたしがこのコを苗床に変えちゃう前に一般人に擬態してたわたしと話してた時のセリフ! ほら、このコ、有名人みたいだし。セリフとか性格とかも模倣しないと。いやーそれにしても傑作だったよ! 子供に擬態してたんだけどさ、怖いから手を握ってって言ったらなーんも疑わずに満面の笑みで優しくギュってしちゃって、一緒にお家に帰ろうとか言っちゃってさ。表側に限ったとしても五本の指に入る戦闘力を持った変身ヒロインが闘うことすらできずにこんなワルーい怪物に負けちゃったんだよ? 爆笑必至だったよね〜! 死ぬ間際の顔とか堪らなかったもん」


「…………そう」

 言わなかったので承知してもらっているとは思うが、この質問それ一つだけに関しては、少なくとも私にとっては『どうでもいいこと』ではなかったわけで。


 さて、わざわざ口にしたその質問に納得のいく答えが返ってきた。ならば、もうこれ以上、交わす言葉に意味も価値も有りはしない。余分はもう必要ないだろう。……否、たったいま、必要なくなった。

「────安心した」


「うん? 安心? これから死ぬのに?」

「ええ、安心。ただ個人の主観でそうかもしれないと妄想していただけの善意が、ちゃんと本物だったんだってわかったから」

 妖魔が、その存在しない首を傾げる。


 当然だ、わかるはずもあるまい。人の善意を自分にとって都合よく付け入るもの程度にしか考えず、善意の表層だけを見て理解したようなつもりになって、悟ったような口で人の善意を嘲る、お前みたいな程度の低い怪物には。


「ああ、本当、良かった。私の妄想なんかじゃない。……セイクリッド・シルヴィアは、疑うことを知らないほどに純粋で、何人なんぴとにも勝る正義感の持ち主で、ランキングなんてものに目もくれず、怖がる子供の手を二つ返事で優しく握ってあげられるような────」


「────待って、ちょっと。あなた、変身ヒロインじゃないはずだよね? この街のヒロインが例外なく持ってるはずの魔力を一切感じないんだから。なのに、その、は、なに────」


 言った通り、もう、お前と交わす言葉など無い。要らない。必要ない。

 漆黒のハイレグレオタード。毛先に真紅のグラデーションを伴いながら、すっかり白く変色した一つ結いのポニーテールヘアと、そして、素顔を隠す黒いバイザーマスクを携えて。


 もうすっかり、触手など微塵も残らず焼失したその右手には、消し炭になったセイクリッド・シルヴィアの頭部ではなく、全てを切り裂く黒鉄の大太刀やいばを握り締める。

 ああ、そうだ。セイクリッド・シルヴィアは、優しく、気高い────


「────ホンモノの、正義の変身ヒロインだったんだから……!!!!」


「ッッッッ!!!!」

 反射による後ろへの回避。どうやら擬態などという姑息な真似をするだけあって、咄嗟の臆病さ加減は目を見張るものがあるようだ。


 だが、遅い。

 私が振り抜いた、蒼炎を伴った渾身の逆袈裟斬り。妖魔の回避動作に勝る速度による斬撃が相手の胸部を掠め、そこに右手の凶刃に付与した蒼炎が燃え移った。


「チィッ!!」

 舌打ち、と表現していいかは謎だが、似たような音を出しながら妖魔は首の断面から伸びる自らの触手で蒼炎の燃え移ったセイクリッド・シルヴィアの豊満な胸部を切り落とし、全焼するリスクを身を呈して回避した。


「ハ。自切。ウケる」

「自切は爬虫類だけがやる行為じゃないって知らないのかな〜? カニだってミミズだってやるし。……とか、そういう話は別によくてさ……」

 何やら先程とは違って余裕の無さそうな声音だ。……まあ、当然と言えば当然だろう。


「何それ、変身ヒロインの真似事? 見るからに闇堕ちした変身ヒロインの格好じゃん! イカしたバイザーなんか付けちゃってさァ!!」

 重ねて言うが、もう無駄な会話をする気は無い。既にこの世に居ないセイクリッド・シルヴィアに私がしてあげられることなど、眼前の妖魔をさっさと殺して肉体を葬ってあげる、ただそれ一つだけなのだから。

 踏み出す。致命の一太刀を浴びせる為に。


「クスクス! 迂闊!!」

 切り落とし、地面に落ちた胸部。ちょうど足下のソレから、細い触手が標的の肉体を貫くべく高速で伸びてくる。どうやらまだ完全には焼けていなかったようだ。

 ────そんなことをしたところで、無駄も甚だしいというのに。


「な────」

 絶句する声。目が何処に付いているのかは知らないが、きっとその視界には、伸ばした触手が私に近付いた途端、先端から燃え尽きていく故に決して届くことのない様子が映っているのだろう。


 鮮明かは怪しい記憶だが、ピンク頭曰く、この街に生じる妖魔や怪異は人間の負の感情などといったマイナスエネルギーを媒介にして生まれるのだという。


 反して、私の発する炎。私に取り憑いている上位存在の性質に由来し、物理的には鋼鉄すら容易に焼失させるものではあるが、その最大の特徴として────この炎はどうやら、人間の負のエネルギーを強制的に燃焼させ焼失させる特攻効果を持つ異能なのだとか。


 ならば必然的に、その炎が発する熱は、私をあらゆる妖魔の攻撃から守る最強の盾として機能することになる。


「く、くそ!!!!」

 振るわれたステッキから生じるエネルギー。最初に肉塊を焼いたエネルギー弾を放つつもりなのだろう。なるほど、それなら確かに、場合によるとはいえあくまで元の肉体が持つ力である以上、私にダメージを与えられる可能性は多少なりあるのだろう。

 ……もうこれ以上、尊厳の冒涜を赦すつもりなどないが。


「────秘剣、『裂散華さざんか』」

 私の技ではない。物は言いようとはいえ、所詮は見様見真似、猿真似以下のゴリ押しに過ぎない。

 それでも、ほぼ完璧に再現されたソレは、腐っても『窮極の殺人剣』と称された技。たかが肉体を借りるしかできないカスに、その光速すら超越する斬撃を回避するなど不可能だ。


 蒼黒の軌跡が迸る。

 喉にあるのだろう生命維持の核である妖魔の本体部分と、抵抗する為に必要なセイクリッド・シルヴィアの肉体の全てが一瞬にして細切れになり、刻まれた全てが蒼黒の灼熱に包まれた。自切はもう意味を成さないだろう。


「ああああああああぁぁぁ!!!! こ、こんな…………こんな、変身ヒロインもどきにィ!!!!」

 否定はしない。私の意思ではないが、この姿が神成町に於ける常識である変身ヒロインの形を真似ているのは確かだ。

 そんなことを思考していると、猛熱に悶えていた肉体の動きを思い出したことでもあるようにピタリと止め、その肉塊は震えた声を絞り出す。


「────…………ああ、そうだ…………おまえ…………知ってるぞ…………さいきん、ギャスヴァーをころした…………全身真っ黒の、変身ヒロイン…………それにブラスト・シルフィーネに寄生したホグゥにぃを殺した、蒼い炎ッ…………!!!!」


 消え去って行く。今は亡き、セイクリッド・シルヴィアの肉体と共に。


「ゆる、さんぞ……………………!!!! ぜったいに…………おまえは!! 『あのお方』が!!!!」


「くどい。消えろ」

 蒼炎を瞬間的に膨張させた爆風。それによって、消えかけの妖魔は今度こそ完全に焼失した。


 妖魔が消滅したためか、辺りにほんのりとした薄暗い影を落としていた人払いの結界らしきものが消え去り、辺りにポツポツと人の気配が現れはじめる。そもそも普段の活動時間が深夜帯という人目につかない時間であるのに反し、今回はまだゴールデンタイムの真っ最中である。この格好を大量の人目に晒すのは色々とめんどくさい。


「…………にしてもアイツ、最期にちゃっかり悪役っぽい役割だけ綺麗にこなしちゃってまあ。クソ真面目甚だしいことで。『あのお方』とか言ってやんの」

 黒幕なのかどうなのか、果たして。勧善懲悪シミュレーションに興味などないので、大悪党との対峙など裏方の私としては特に知りたくもなかった情報なのだが。そういうのはキラキラした真っ当な変身ヒロインがやればいい。私の知ったことではない。


 用事が済んだので変身を解く。変身とは言っても、先述した上位存在とやらが勝手にこの形に変質しているだけであって、どうしろとか指定は別にしていない。


 この街由来の変身ヒロインを生み出している諸悪の根げ…………マジカル不思議パワーとは特に関係もないので、まあ、あの妖魔が言った『変身ヒロインもどき』というのはその通りなのである。文句を言われたところで私にどうしろと言うのか。あんな小っ恥ずかしい格好をどうにかする手段があるならこっちが寧ろご教授願いたいくらいなのに。


「…………はあ、後味最悪。勤労に感謝感激って感じ」

 適当に独り言を呟きながら、私は大人しく自身の住居のある反対方向の道へと歩き出した。この為にわざわざここまで帰宅中の女子高生を装ってテクテク歩いてきたのが今更になってバカらしく思えてきたが……まあ、出来る事があったのだし、全く無駄と唾棄することもないだろう。


「……ああ、そうだ」

 変身の際にどうやって消えてどうやってまた現れたのかも既に全く追求する気の起きない、自身が纏っているパーカー。そのポケットからミルク味の飴玉を一つ取り出し、近場のやや形が歪んだ電柱の傷へはめ込む。セイクリッド・シルヴィアの力の気配が残っているので、恐らく彼女が死に際の抵抗で放った攻撃にでも当たったのだろう。────墓標と言うには寂しいが、まあ、仕方あるまい。


「…………」

 口から零れかけた言葉を飲み込む。

 無責任であり、偽善だ。そんな言葉を口にしたところで、それはどう足掻いても最期まで誇り高く生きた彼女の意思を無視した自己満足に成り下がる。


 ただ、捧げ、祈る。

 ズルい奴が笑う、そんな世界の中で、その最期がどれだけ酷悪さに塗り潰されようとも。


 私が記憶しているだけで、彼女の多大なる優しさが齎した故のその死は、決して間違った選択の上に成り立つものではなかったことの証明になるのだから。


「────月天聖装、セイクリッド・シルヴィア」


 誇り高き、愛と正義の使者の名前。

 それを、私は生涯、きっと忘れはしないだろう。




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