ブラック職場からの脱出。人生巻き戻し？一発逆転社会を上り詰めれることができるか 立身出世編

第4章―事件編 第42話 新築物件と探偵所買取 【2000.9】

　水害後は、AtoB不動産の営業員には、救援物資となるパンや水などを配って渡り歩いてもらった。被災地の住民に感謝されたいわけではなかったが、結果として感謝されて、水浸しになった地域の住民から、土地を売るなら、AtoB不動産と指名を頂き、様々な場所を購入する事ができた。

また水害保険が適用された被害者は、保険の適用と土地の売却にて、タワーマンションに引っ越したら大きな土地に移り住んだと聞いている。

そんな中で前世同様に自分の実家は水害にあい、土地価格が大きく下落した中、実家近くの土地を400平方メートルにわたって購入する事ができた。

自宅付近はあまり都会じゃない為、夢に描いていた新たな家を建てる事にした。想定より大きな土地が手に入った為、仕事のできる自宅兼事務所として、活用できるよう建築デザイナーに仕事を頼むことにした。

当分の間、災害は起こらない見込みのため地下には、駐車場・映画が見えるようなリラックスできる空間を備え付けた部屋を想定した。1.2階はオフィスとして活用し、3.4.5階は住居にできる空間にして6階兼屋上にはBBQができるような庭とパーティーできるようなスペースを設けたいと考えた。家が完成した際には、自分は駅前に借りていたマンションを退去して戻ってくるつもりだ。

2階のオフィスの一角には、自宅でも仕事がすぐにできるように、私用の個別の部屋と仕事ができる環境を作ってもらった。

会社の規模も大きくなってしまったので、持ち株会社になる“株式会社松竹梅”にここの事務所に本社を置くことにした。

想像以上に管理会社の“株式会社松竹梅“が大きくなりそうなので、自分の資産のみを管理する私専用の資産管理会社も立ち上げる事にした。

会社名は自分の名前“和久”から、株式会社和Q(わきゅう)だ。会社名称は、高校の時先生からあだ名につけられた。“わきゅう”だ。いつもいたずらをしていたら、「わきゅう、何悪さしとる！」と遠くの方から、先生に怒られたのは懐かしい思い出だ。

ややこしいが、持ち株会社を“株式会社松竹梅”、個人資産を“株式会社和Q”に分けた。ややこしいが今後大きく会社を伸ばす中でしっかりと切り分けていきたい。

また、一郎さんが定年前に知り合った探偵事務所から、資金援助の相談話を頂いたのでついでに買い取った。今後会社を運営していく中で、個別にボディーガードが必要になる時は、この探偵事務所で採用をして、身辺警護の依頼をしていければと思う。探偵事務所には、一郎さんの名前を借りるだけになるかもしれないが、探偵事務所の社長になってもらった。

自宅

地下には、駐車場とリラックスできるシアタールーム

1階のオフィスには、探偵事務所の支店と福利厚生用にみんなで使えるジム機器のある部屋

2階のオフィスには、持ち株会社で“会社株式会社松竹梅“と個人の資産管理会社” 和Q “

3階の住居には、父・母・おじいちゃんとおばあちゃんの住居

4階の住居には、今後私個人に関わる資産管理会社” 和Q “に所属する社員に住んでもらう予定だ。

5階の住居には、私の住居とゲスト部屋。

6階には、パーティー部屋とBBQができる庭。（コロナ禍になったころには、太陽光でも設置する予定だ。）

という夢と実用を兼ねた新築を建てる事にした。

資産管理会社“松竹梅”において、この新築の家用にハウスキーパーと執事的な役割をする方を各1名雇うことにした。ハウスキーパーには、この建物内の物品の管理。執事の仕事は資産管理会社の管理部門としてこの土地と建物を管理する役割だが、せっかくの資産管理会社なので、AtoB投資会社の株だけでなく、仕事の合間を縫って安定的に上昇していく株価などを保持して資産を増やしていくつもりだ。

探偵事務所には、個人の運転手とボディーガードの役割をする方を各1名雇うことにした。常に一緒にいないといけないので、運転手兼ボディーガードとして合わせて2名にした。手が空いているときはジムで筋トレしてもらっても問題ないという勤務条件で雇うことができた。

個人の資産を管理する株式会社” 和Q”の従業員には、この住居の4階に住んでもらう予定だ。こちらも“松竹梅”と同じように安定的に上昇していく株価を保持して増やしていく予定だ。今はまだ株取引しかしてないが、様々な仕事増やしていく予定なので、それに伴い仲間も増やしていく予定だ。

借りていたマンションは、わずか1年と半年だが解約をし、新しい新居に移る事にした。

----------------------------------------------+

1999.3　　投資会社立ち上げ

1999.4　　投資会社　名古屋駅前に本社移転 　

1999.8　　不動産会社買収 　

1999.9 　システム部門立上　システム開発開始

1999.10 　薬局/病院資本参入 　 　

1999.11　 病院/専門学校買収

2000.4 　本社移転と決算

2000.7　　AtoB貴金属店立ち上げ

2000.8　　AtoBフードサービス立ち上げ

2000.9　　東海豪雨と新築建造と探偵事務所買収