第12話 スターターのあほ
7人は再度打ち合わせを行い、決行の日を決めた。
またしても予約をし忘れ、結局、館の前で3時間待つこととなった。
墜落「あの、館の前をうろうろしている奴は誰だろう?」
富士まん「松平じゃねえか?」
たけし「そんな訳ねえだろ!」
けいたろう「ただのハリウッドスターだろ?」
こうたろう「ただのってなんだよ?」
けいたろう「俺からみたらハリウッドなのよ!」
こうたろう「なんだよ俺から見たらって?みんなから見て誰なのかを言わなきゃいけないだろ?」
けいたろう「なんで自分がみたものをみんなからみたものをとして言わなきゃならねえんだ?」
こうたろう「じゃあお前はみかんを見て、自分からみたらリンゴだからリンゴがあるって言うのかよ?」
けいたろう「そりゃあ自分からみてリンゴだったらリンゴって言うだろうよ!!」
こうたろう「まあ、そうか。」
けいたろう「一塁手からしたら一塁ベースがホームベースだろ?みんながみんなキャッチャー目線でホームを語る訳じゃねえんだよ!」
こうたろう「うん。まあそうか。」
けいたろう「だから、あいつはただのハリウッドスターなんだよ!」
こうたろう「そういうことか・・・」
7人は意を決して大喜利館に突入した。大喜利館は前人未到の、言わば未知の領域だった(7人の認識)
こうたろう「おい、あれは誰だ!?」
コンドーム「ガードマンじゃないか?」
たけし「いや、あれはただの殺し屋だ。」
こうたろう「殺し屋!!」
たけし「みんなはまだ知らないだろうが、ここは一度入ったら、松平を殺さない限り一生出れない。」
こうたろう「そんなこと覚悟のうえだよ。」
けいたろう「いや、あれはハリウッドスターじゃあ?」
____________
殺し屋「革命人か?」
たけし「いかにも。」
客は挑戦者、革命人の2コースを選ぶシステムになっている。
殺し屋「あそこの受付にいけ!」
こうたろう「池はありませんが。」
殺し屋「やるな。OK!通れ!!」
たけし「ありがとうございます。」
殺し屋「道は長いぞ!」
こうたろう「すぐそこに受付見えますけど。」
殺し屋「お前達ならいける。」
_________
たけし「あの革命を起こしにきました。」
受付嬢「リーダーは?」
たけし「私ですが」
受付嬢「では、説明をするので、別室に。」
たけし「はい。」
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