第1話 暴動廃墟

「いったい・何があったんだ・・・」俺はよく観察しようとした、しかし「急いでください!」と後ろのドアが開くと同時に男の声が飛んできた。俺はその男に質問を投げかけた。「何が起こったんですか!?、なぜ街はこのような有様になったんですか!?」男は顔を顰めると渋々語り出した。「街で暴動が起きたんです。普通の暴動だったら良かったのですが・・」そこで男の言葉が濁った、どうやらあまり語りたくないらしい。そのため俺は話を変えた。

「わかった。何か俺達に言えないことが起きたんだな」男は何も言わず首を縦に振った。すると、「うわぁぁぁぁあああぁぁぁぁ!」と叫び声が聞こえてきた。「しまった!バリケードを突破されたか!」そう言い終わるや否や舌打ちをし、部屋の外へ出ていった。俺はよろよろと部屋の外へと出た、なんとそこでは「これ・・・俺が来たホテル・・・だよな...。」そこでは宿泊代の割には綺麗だった廊下はあちらこちらに血がついており中には死体もあった。俺が立ち尽くしていると「オオオオオ・・・」と呻き声が聞こえてきた。

俺は後ろを振り返るとそこには・・・「ヒッ・・・」そこには体には穴が空き死体のはずなのに立ち、歩く『何か』が居たそいつは俺を見るや否やこちらに襲いかかってきた!やばい…と思い逃げた。しかしそ

いつは思ったよりも速い

(クソッ、なんなんだよコイツ・・)いくら逃げても襲いかかってくるやつに嫌気がさした俺の体は恐怖よりも怒りで満ちていた!。俺は窓の近くに立つと奴が襲いかかってくる。だが俺は勇気を振り絞り襲いかかってくる奴の肩を掴み、窓へと投げ捨てた!

そいつは下の道路へと落ちて行き頭が潰れて動かなくなった。「ハアハアハア・・・」俺は息を荒げながら廊下を歩いていったそこではさっきの男とその仲間であろう人

達が割れたガラスの破片やナイフなどを使い奴等を殺していた。彼らのうちの一人がこちらに気づくと「そこの君!大丈夫か!?」とこちらに声をかけてきた。

俺は何も言わずに頷くと、その男はさらに質問を投げかけた「でも・服に血がついて…」そこで俺は自分が置かれている状況に気づき気を失ってしまった。そして...

(あれ・・・?俺は何をしていて?あぁ、そうだった確か…小笠原諸島のホテルで・・・)

俺はそこで目が覚めた。そこはとあるホテルの一部屋、そうだ確か俺は最動に巻き込まれて・・そうだ!あの人達は!?急いで外に出るとそこでは疲れ切った男達が座っていた。すると最初俺の部屋に入ってきた男がこちらに駆け寄り俺の体をまじまじと見つめ、仲間に何かのサインを出した。俺は訳がわからず「あの・なんでしょうか?・・」と声をかけたするとその団体の中のリーダー格の男が口を開いた「民間人に話すのは難しいが、わかった説明しよう。男らが思い口を開いた。そして俺は彼らが発した言葉を疑った。「昨日の暴動事件の犯人、それはゾンビだ。」

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