第3話 商人ギルドに行くようです

シュン

亮介「ここが異世界か。風が気持ちいい、そうだ!アイテムボックスの中身」

アイテムボックス

・地図

・水 500ml×50

・おにぎり×99 (約10日分 一回3個×3食)

・剣

・杖

・剣の基礎

・魔法の基礎

・金 

金貨×10 (金貨1枚=1万円)

銀貨×10 (銀貨1枚=1千円)

銅貨×10 (銅貨1枚=100円)

亮介「結構あるな。一番近い町はここから3キロ先、基礎の本でも読むか」

亮介「・・・へぇ、魔法はイメージを具現化するものなのか。自分のMPを使いイメージしながら、出したい魔法の名前を言う」

亮介「やってみるか」

(火は摩擦や熱くなる事によって出て、空気中の酸素を使って燃える)

亮介「ファイヤー」

ポン

亮介「出た、、、けどしょぼい」

ペラペラ

休めば自然回復

魔法は練習やきっかけで強くなる

亮介「頑張るか。お、見えてきた」

~都市ぺスター~

亮介 (凄い、文字が読めるぞ)

門番「はい」

亮介「?」

門番「カードを出しな」

亮介「その、持ってません」

門番「はぁ、ギルドカード持って無いとかどんな田舎育ちだよ。まぁいい、おーいグラウス」

グラウス「何だジョッキ」

ジョッキ「いや~ギルドカード持って無いようで」

グラウス「何年ぶりかね、こんな人間は」

ジョッキ「そうっすね。国内ではほとんどの人が持ってるし、持っていない人も持っている人に同伴して来ますからね」

グラウス「平和になったお陰だな。ま、安心しろ」

ガサゴソ

グラウス「この水晶に手をかざせ。そうすれば、犯罪歴が分かる」

亮介「はい」

ブワァン

グラウス「うん、犯罪歴無し。通って良いぞ」

ジョッキ「どこでもいいからギルドカード発行してもらえよ」

亮介「ありがとうございます」

ガヤガヤ

亮介 (人が沢山居るな)

店主「そこの兄ちゃん一本どうだ」

亮介「これは何の肉ですか」

店主「オークの肉だ。兄ちゃん男前だし、銀貨1枚のところ銅貨8枚にまけてやるよ」(本当は1本銅貨3枚だけどな)

亮介「本当ですか」

店主「あぁ勿論」

亮介「一本買うと言いたい所ですが、本当は一本銅貨3枚なんでしょう」

亮介「なんだ兄ちゃん相場知ってたのか。 その格好からして 田舎もんとばかり」

亮介 (やっぱりテレパシー便利だな)

「まぁ良いでしょう、銅貨8枚で買ってあげます。その代わりギルドの内容を教えてください」

亮介「任せとけ。まず、この都市には大きいギルドが3つある。 冒険者ギルド、聖職者ギルド、そしてこの俺が入っている商人ギルドだ。魔物や盗賊などを討伐する際は、冒険者ギルド。協会で働くなら聖職者ギルド。そして商売をするなら商人ギルド。しかし、俺の嘘を見抜くとは兄ちゃん商人ギルドに興味ないか、加入条件も計算と読み書きが出来れば問題無し」

亮介「 行ってみるよ」銀貨一枚

店主「はい」肉と銅貨1枚

亮介「おい」

店主「冗談冗談」銅貨プラス1枚

亮介 (ほんと油断も隙もあったもんじゃない。肉は旨いけど)

テクテク

亮介 (ここが商人ギルド。流石この都市の3大ギルドかなりデカイ)

ガチャ

亮介 (受付はあそこか)

少女「お願い」

受付嬢「あのね、むりなものは無理なの。諦めなさい」

少女「うぅ。ごめんなさい」

ダッダッタ

亮介「あの、ここが受付ですか」

(可愛いな)

受付嬢「はい、紛失、更新、発行どれですか」

亮介「発行で」

受付嬢「分かりました。では試験費用銀貨5枚です」

亮介「ちなみに先程の子供は」

受付嬢「何でもありませんよ」(試験費用が無いから無理、なんて見知らぬ人に教えるわけにはいかないし)

亮介「そうですか」金貨1枚

受付嬢「試験会場はあちらです」銀貨5枚

亮介「俺一人か」

受付嬢Ⅱ「問題数は 全10問、試験は30分で、8割以上で合格となります。では、試験開始」

問題        名前

・637+785=

・1258-365=

・15×37=

・1026÷54=

・1087×0.1=


・ ワイドさんはオークの肉を一つタイガーウルフの肉を3つ買いました。合計は銅貨9枚でした。タイガーウルフの肉の値段が一本銅貨2枚のとき、オークの肉の値段はいくらでしょうか


・ ギルドに納める金額は純利益の何%でしょう


・ 売上が金貨6枚のワイドさん。仕入れが銀貨2枚、純利益の1割をギルドに納める時ワイド君の手元に残った値段は銀貨何枚と銅貨何枚でしょう


・ワイドさんは、ギルドから利子10%の時に金貨1枚を借り、金貨を2枚にしました。 ギルドにお金を返すといくらになるでしょう


・ハルツ語の文字を全て書け


亮介 (全部小学生で習った基礎的なものばかりだ。ギルトに収める利益は適当に書いたけど)

「終わりました」

受付嬢Ⅱ「分かりました。次にこの水晶に触れてください。」

亮介「断ること出来ますか」

受付嬢Ⅱ「ふふ、安心して下さい冒険者ギルドみたいにステータスが出るわけではありません」

亮介 (笑った顔、可愛いな)

ブワァン

受付嬢Ⅱ「はい、大丈夫です」

受付嬢「おめでとうございます。満点で試験合格です。こちらを読んで下さい」


商人ギルドの決まりごと

・商人ギルドに加入してないものが物をを売ることは犯罪

(特例として商人に売る、戦争や物資が届かない際は商人以外がものを売買しても構わない)

・商人ギルドに加入してるものは 売上の10% を納める。時期や状況によって変わる

・ ギルドカードを紛失した場合 近くのギルドに行き 再発行の手続きと紛失 したギルドを職員に伝える

・ 物流を止めるなどの悪質な商法は禁止

etc.

受付嬢「終わりました。紛失の際は再発行で金貨1枚、前のデータを調べ、上書きするのに金貨2枚かかりますので気お付けて下さい。

ランク更新は実績と試験が必要です。いまの状態だと露店レベルです

場所は商人ギルドから安値で買い取れます

また、お金を預けて他の町で取り出すことも可能です」

亮介「ありがとうございます。あの、名前はなんてお呼びすれば」

テトラ「私の名前はテトラです」

亮介「テトラさんこれって売れますか」

シュン

テトラ「アイテムボックス持ちですか、保存が効くそうで便利そうですね。ってそれ米ですか」

亮介「この町にもあるんですか」

テトラ「いえ、気候のせいか この国では育ちませんね。私も極東に行った際にたべました。美味しいですよね」

亮介「ありがとうございました。 用事があったら また来ます」

テトラ「それではまた」

_____________________________

今の所持金

金貨 9枚

銀貨 14枚

銅貨 12枚


間違ってたら教えてください



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