壱 『妃』
今現在
「次の茶会、主催は
賢妃、
「はい、菫花様で間違い無いのです。菫花様が主催で
徳妃、
「この茶会は、私達の交流を目的としたものですからね。今回は大変良い回となりましたし、次回にも期待していますよ」
貴妃、
「時に、月汐殿と藜蘭殿よ。
「——嗚呼、嗚呼、菫花様。あの者の事等捨て置いても良いのです」
一瞬にして空気が凍り付く。妃らの傍に控える
「月汐殿よ。不本意じゃが、
「……確かに、
藜蘭妃はふふ、と人畜無害な笑みを
「そうか、
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