2XXY年4月4日

小屋に来てみた。

ここがアーネストの南の小屋だと言うのは察した。

部屋の中には机、本棚、ベッド、箱があった。


机には鍵のかかった本が一冊とメモが置いてあった。

メモには、


『ここに来たと言うことはイタカの居た丘をどういう形であれ越えてきたと言う事だろう。

安心してほしい。この小屋には結界が張られている。モンスターは入ってこれない。

このこの本はあの生物に関する本だ。

正確に言えばあの生物の従う邪なる神に関する書物である。

生物学者として気になって取り寄せたがどうやら演劇の本のようで生物学とは程遠いらしい。

興味があれば読むと良いがこの本は危険らしい。精神がすり減る場合があるのだとか。

呪いの本、呪本と呼ばれている。

鍵をかけておいた。鍵は箱の中に入れてある。

またこの家の物は私にとって不要な物だ自由に使って貰って構わない。


アーネスト』


本は……危険すぎるでしょ。また後で。


本棚にあったのは魔法の技能を覚えられる本と、生物学の本だった。


魔法を各種習得した。火、水、地、風、雷、氷、光、闇とりあえず読めるものは読んだ。


このまま武器の魔道書としても使えるが杖の方が上物なので戻しておく。


生物学の本は読むと生物学技能を習得できた。

動物系モンスターとの戦闘や解体でボーナスが出るようになると書かれていた。


さてここを拠点に今日から船作りを行っていく。


電気が使えるので方位磁石が作れる。


ボイラーが出来れば小型の蒸気船が作れるかもしれない。小型でも良いので帆船よりも蒸気船、出来れば電気で動く船が望ましい。


難易度高いなぁ……。

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