第106話
俺はメイとアオを連れて、村から少し離れた場所にある狩人のロッジへとやってきた。山で魔物を討伐するように建てられたこのロッジは、二人を休ませるための最適な場所だった。
すでに体が暑いと言って、二人の服は下着だけになっている。
二人は顔を真っ赤にして、汗をかきながら苦しんでいた。
「ソルトさん、助けてください」
「主人、苦しいの…」
メイとアオの声は苦痛に満ちており、俺の心は痛んだ。
彼女たちをこんな状態にしてしまったことが悔やまれる。
俺は一刻も早く、彼女たちを救うために全力を尽くすことを決意した。
「大丈夫だ、二人とも。俺が必ず助けるから」
俺は彼女たちをロッジのベッドに寝かせて、自分も服を脱いだ。
俺だってもうDTではない。
彼女たちの体を沈める方法を知っている。
「先に聞いておきたい。今から君たちの体に触れる嫌じゃないか?」
自分が狡いことはわかっている。
だが、ルリは俺に変態紳士であることを求めた。
それは相手を無理やり襲うような変態でも、ただ、見守るだけの紳士でもない。
彼女たちを受け入れるだけの度量を示すことだと思っている。
「いや、じゃないです。私はずっと、ソルトさんが好きでした」
「アオも! 主人が好き!」
「ありがとう、二人とも、俺も君たちのことが好きだ」
聖属性の光がメイとアオの体を包み込む。
彼女たちの中に入り込んだ、ナイトメアの闇の力を取り除くためだ。
二人の体を光に反応し、楽になったような安堵した表情を見せるが、すぐにまた快楽に身を悶えさせる。
「うぅ…ソルトさん、まだ苦しい…早く!」
「主人…もっと強く…抱きしめて」
彼女たちの苦しむ声に、深呼吸をして、彼女たちの体をほぐしていく。
「ヒール! …ホーリークレンジング!」
聖属性魔法を発動させるが、メイとアオの体はさらに熱を帯びていく。
呼吸は荒くなり、彼女たちは汗をかきながら、ベッドの上で身をよじらせていた。
「ソルトさん…お願い、もっと…」
「主人…体が…熱いの…欲しいの」
二人の声はますます切迫しており、俺は覚悟を決めて獣のように求める二人の下着に手をかけた。
「行くぞ……」
「はい!」
「うん!」
二人は恍惚とした表情で俺を受け入れてくれる。
下着をとってもメイのロケットオッパいは崩れることなく突き上げ、アオの柔らかな巨乳がハリを保つ。
「ソルトさん…私、綺麗ですか?」
「ああ、メイは凄く綺麗だ」
可愛いと言われることに慣れている、メイは綺麗という言葉に憧れている。
「アオは?」
「アオは凄く可愛いよ」
見た目が綺麗なアオは、幼い内面と同じく可愛いということを喜んでくれる。
「二人とも、凄く素敵だ」
俺は聖属性の中でも特に強力な浄化の魔法、ホーリーフレアを愛棒にかけて内部から彼女たちの体を浄化して行く。
「二人とも、少しだけ我慢してくれ。今度はもっと強力な魔法を使う」
「うん…ソルトさん…信じてる…」
「主人…お願するの…」
俺は深呼吸をし、集中力を高めた。
ホーリーフレアは非常に強力な魔法であり、発動には多くの魔力と集中力が必要だ。
「ホーリーフレア!」
白い光が一瞬にして相棒を黄金に輝かせる。
メイとアオの体を内部から浄化していく。
彼女たちの体を蝕んでいた闇の力が浄化する。
「くっ…」
俺は強力な魔法を使ったことで、体力が限界に近づいていた。
しかし、二人のためにここで倒れるわけにはいかない。俺は意識を保ちながら、ホーリーフレアの光を維持し続けた。
「ソルトさん…少し楽になった…ああああああ!!!」
「主人…ありがとうなの…ンンンンンンン!!!」
「まだだ!」
完全に治るまでにはまだ時間がかかる。
俺は一晩中、浄化魔法を繰り返し使い続けた。
体力の限界が来ようとも、メイとアオの体から全ての闇の力が消えるまで続けなければならない。
俺は全力で彼女たちを癒し続けた。
「うぅ…ソルトさん、まだ少し苦しい…です」
「主人…体が…熱いの…」
彼女たちの苦しみは続いているが、確実に良くなっているのを感じる。俺は疲れ果てながらも、彼女たちを救うために決して諦めない。
「大丈夫だ、二人とも。俺が必ず治すから」
俺は何度も浄化魔法をかけ続け、彼女たちの体から闇の力を消し去っていく。時間が経つにつれて、二人の体温が徐々に下がり、呼吸も落ち着いてきた。
「ソルトさん…ありがとう…」
「主人…もう少しなの…」
俺は最後の力を振り絞って、彼女たちに再びホーリークレンジングをかけた。白い光が再び部屋を包み込み、メイとアオの体を完全に浄化する。
「もう大丈夫だ…」
俺は彼女たちの体を確認し、闇の力が完全に消え去ったことを確認した。彼女たちの顔には、安堵の表情が浮かんでいる。
「ソルトさん、本当にありがとう…」
「主人…感謝します…」
彼女たちの声に、俺は心からの喜びを感じた。俺の全力を尽くして、彼女たちを救うことができたことに感謝し、彼女たちの笑顔を見ることができた。
「二人とも、本当によく頑張ったな。これからはゆっくり休んでくれ」
俺は疲れ果てた体を支えながら、彼女たちのベッドサイドに座り込んだ。一晩中続けた治療で、俺自身もかなりの体力を消耗していたが、彼女たちを救うことができたことに満足感を覚えた。
「ソルトさん…あなたのおかげで…」
「主人…本当にありがとうなの…」
彼女たちの感謝の言葉に、俺は微笑んで応えた。
「大丈夫さ。俺たちは仲間だから、助け合うのは当然だろう?」
俺は彼女たちの手を優しく握りしめ、安らかな眠りを祈った。
「今はゆっくり休んで、体を回復させるんだ」
彼女たちは微笑みながら、目を閉じた。俺も疲れ果てた体を横たえ、彼女たちのそばで静かに目を閉じた。
一晩中続いた苦しみと戦いの末、ようやく安らかな朝が訪れた。
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