追記しよう
ミステリー書くなら緻密なプロットと構成が不可欠。
だなんて思い込んでいる人多そう。
いらん、いらん、そんなものは。
事件起こして、解決しちゃえばそれはもうミステリー作品。
と、そこまで言っちゃうと「ん?」ってなるけど、近いものはあると思う。
「叙述トリックを堪能して」「伏線回収が気持ちいいハズ」「まさかのどんでん返しに期待!」
とか誰かに向けて言うことに「ミステリー作家」としての喜びを感じる人も居るでしょうが、私は「読んで良かった」と思われればそれで良い。
「そんなに面白くはなかったけど、読んで損はなかった」くらいでもいい。
そんな「ミステリー作家」としてはかなりいい加減な書き方をする私ですので、変なことも平気でします。
この前開催されたKACの8つのお題。
ひとつ目の書き出し指定のヤツが、完結させるには締切に間に合わないと判断した私は「ふたつ目のお題で続きを書こう」と思い、どうせなら最後まで連載で乗り切ろう、なんてことにしてしまいました。
被害者も容疑者も犯人も、全て決めないままで、お題が発表されてようやく続きを考える。そんなやり方でも「事件が起きて解決する」という単純な構成のミステリーは書けるものです。
と、言うわけで、おそらくこの質問に答える企画に付け足した「第2話」は、存在に気付く人も少ないでしょうが、こんな書き方もあるのだよということを示して、もうひと作品(群)を置いておきます。
「アンチクライマックス」
以下のコレクションに全8回を纏めています。
https://kakuyomu.jp/users/ukizm/collections/16818093072984390483
実はこの方法だと、毎回どんなジャンルでどんな物語を書くか考えなくてもいいので、KACを完走するのはかなり楽。皆勤賞を確実に狙うならお勧めのやり方です。
【ミステリー作家限定】作者への5つの質問(主催者:雨宮徹さん)に答える 西野ゆう @ukizm
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