第3話

 ほらね、すましていてもすでにばきゃくをあらわしはじめてるよね。だいたいいつもさんびゃくえんではいらせてもらってるおんせんのむりょうけんをよろこびいさんでさっそくつかうなんて、せこすぎるよね。

 こどもはただしいことをいってるだけなのに、それをおとなのせかいとむすびつけて、とんだひがいもうそうだよね。

 そのうえではんげきするなんて、ひきょうだよ。まだいてごめんなさい、って、ふるちんどげざであやまるべきなのにね。

 もうさ、とりたててまだあくぎょうをあばくまえから、そのごくあくひどうさがぎょうかんからにじみでてるよね。

 このじてんできょうあくはんざいしゃとしてしゅうかんされてけいむしょでかまほられるまいにちがおにあいだとわかるね。

 さいごのほうなんか、こどものぴゅあさをふみにじってかていかんきょうのせいにしてりゅういんをさげちゃったりして、ひくつきわまりないよ。

 しけいだ。いや、しけいをきゅうけいされておびえながらごくちゅうししてもらいたいよ。


 あ、けいむしょではさけもたばこもできないからけんこうになってながいきしちゃうかも。

 そしたらながくくるしんだすえこうしゅだいのかいだんをのぼればいいか。

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