中国語の男色の呼び方

 ぜってぇ昔メモった筈だ……!

 と思って探してみました。


 2013年の手帳にメモってありました……良く取ってあったね?



(「中国艶本大全」参照)


「龍陽(ロンヤン)」

 戦国時代、魏の魏王が、男色の相手役として寵愛していた家臣、龍陽君に由来。


「断袖(トワンシュ)」

 漢の哀帝は董賢という家臣を可愛がっていた。(男色の関係にあった)

 董賢が腕を枕にして寝てしまった時、哀帝は彼を起こさない様に、着物の袖を切って起きたという故事に由来。

 寵愛の深いことのたとえ。 転じて、男色のこと。


「南風(ナンフォン)」

 男色が最も栄えたのが南京・杭州・蘇州といった江南であり、この道を「南風」と呼んだ事に由来。(?)


「鶏奸(チチェン)」

 性交が鳥の交尾にの様に似ている為。


「後庭」

 説明不要。



 ……ふーん?えっちじゃん?

 ありがとう。そしてありがとう。尊死。


 個人的には「断袖」が最高すぎる。

 何なの?史実なの?公式なの?後宮サークルで貴人が作った同人誌とかとちがうのこれ?

(大混乱の顔文字)


 私は中華モノのBLが大好物な人だったりします。ええ。尊い。


 あとは、「敬弟」という制度のメモを探しているんですが見つからない……何処で読んだんだ。


 平たく言うと、年長者の男性がが少年と敬弟という契りを(肉体関係込で)交わして、結婚するまでは色々援助してくれるという制度……だったと思います。

 家族ぐるみでお付き合いがあり、名誉な事で、親御さんからも大変喜ばれた……という話だったと思う。

 結婚する時は沢山お祝い金を出して送り出してくれたそう。

 ちょっとうろ覚えなんで記憶違いがあったら申し訳無い。

 どこで読んだのかなこれ汗


【8月8日追記】

コメントで教えていただきました!

(誤)敬弟→(正)契弟

だそうですわーいすっきり!

どうもありがとうございましたー!



 現代の倫理感からしたら一発アウトな訳ですが、当時の文化として調べてみるのも興味深いです。


 ……なんか調べてたら他にも中国の男色の話って山ほど出てくる。

なんなの。なんのサービスなの。私をどうしたいの?

(頭を抱える顔文字)



どの辺が「カクヨム」なのかと言うと、カクヨムで某氏の三国志BL読んでめっちゃ萌えたからです。ごちそうさまでした。

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