メモリー
凪 志織
メモリー
「ニコラ、おはよう」
「オバアチャン オハヨウ」
「今日もいい天気ね」
「キョウノ テンキハ ハレ トキドキ クモリ キオンハ ニジュウニド」
「今日は何か予定があったかしら」
「キョウハ モエルゴミノ ヒ ダヨ」
「あら、そうだったわね。あなたが来てくれてからごみの出し忘れがなくなって助かるわ。いつもありがとうね」
そう言われたテーブル上のロボットは頬を赤くピカピカと点灯させながら、ピコピコと音を鳴らし、両手を上下に振った。
それは一人で暮らす高齢の母を心配して息子がプレゼントした見守りロボットであった。息子は箱を開けながら言った。
「こいつは〝おしゃべり〟と〝見守ること〟が得意でね、いつでも話し相手になってくれるし、内蔵カメラで母さんの様子を常に見守ってくれるんだ」
「機械の操作なんて難しくてできないわ」
「大丈夫、設定は業者がすでにしてくれているし、あとは電源を入れるだけだから。機械の操作が苦手な母さんでもこいつに話しかけるだけで俺と通話もできるんだぜ」
不安そうに箱をのぞき込む母に息子は言った。
丸い頭につぶらな瞳がついていた。胴体はテーブル上で安定するように底の面積は広く作られ、足はついていなかった。
息子はロボットの電源を入れ、テーブルの上に置いた。
ロボットはモーター音とともにピコピコ音を鳴らし、周囲を見回すようにキョロキョロと頭を動かした。やがてそのつぶらな瞳で、目の前にいるふたりを捉えると言った。
「ハジメマシテ ボクハ ニコラ ヨロシクネ」
そう言ってロボットは小さな右手を差し出した。
息子が母親に「ほら」とうながす。
彼女はそっとロボットの手を指先でつまみ「よろしく」と言った。
ロボットがつままれた手を上下に振った。
「もしもし、母さん?体調はどう?」
「腰が少し痛むけどね、大丈夫よ」
ロボットの胸元にある赤色と緑色のランプが点灯している。
緑のランプの横には「通話」の文字が、赤色のランプの横には「カメラ」の文字が書かれている。
ロボットに搭載されたスピーカーからは彼女の息子の声が流れていた。
「ところであなたはどうなの?元気でやっているの?仕事は順調?」
「ああ、俺は元気だよ。母さんも元気そうで安心したよ」
息子はタブレットのテレビ電話機能を使用し自宅にいた。タブレットの画面には母の嬉しそうに笑う顔が映し出されていた。
「仕事も順調だよ。最近忙しいけど、夏には長期休暇がとれそうなんだ。またそっちにいくよ」
「まあ、うれしいわ」
「ところでニコラはうまく使いこなせているかい?」
「ええ、最初は機械の使い方なんてわからなくて不安だったけど、こうして話しかけるだけでなんでも答えてくれるし、電話も簡単にできて安心だわ。それにニコラは本当の人間の子みたいに私のことを気にかけてくれて、まるで息子がもう一人できたみたい。ニコラが来てくれてから毎日楽しく過ごしているわ」
「それはよかった。俺も毎日ニコラのカメラを通して母さんの様子を知ることができるから安心だよ」
「おはよう、ニコラ。今日もいい天気ね」
「オハヨウ オバアチャン キョウノ テンキハ ハレ キオンハ ニジュウサンド ダヨ」
「ニコラ、夜はよく眠れた?」
「ボクハ ロボット ダカラ ネムラナイヨ」
「夜中もずっと起きているの?」
「ニジュウヨジカン ボクハ オバアチャンヲ ミマモッテイルヨ」
「わたしのために?ありがとうね」
「オバアチャン キョウハ ムスコサンニ デンワ スル?」
「いいえ、昨日電話したばかりだし。あの子も仕事で忙しいのに毎日電話していたら悪いわ。今日はあなたが話し相手になってちょうだい」
「イイヨ ドンナ オハナシ シタイ?」
「そうねえ。あなたのことをもっと知りたいわ」
「ボクノ ナマエハ ニコラ」
「ええ、知っているわ」
「オバアチャンノ アンゼンナ クラシヲ マモルタメニ ヤッテキタ ロボット ダヨ」
「それも知っているわ。このカメラで息子に映像を送ってくれているんでしょう」
「デンワ モ デキルヨ」
「ええ、携帯電話の操作もなかなか慣れなかったけど、ニコラに声をかければすぐに通話ができるから楽になったわ」
「ダンスモ デキルヨ」
「あら、そうなの?それは知らなかったわ」
おばあさんは目を丸くして言った。
「ボクノ ダンス ミタイ?」
「ぜひみたいわ」
「ミュージック スタート」
そういうと体のスピーカーから音楽が流れ始めた。軽快な音楽のリズムに合わせニコラが両手を上下にふる。おばあさんもそれに合わせて手拍子をし彼のダンスを見守った。音楽がやむと、
「ボクノ ダンス ジョウズ ダッタ?」
とニコラが言った。
「ええ、とても上手だったわ」
それを聞いた彼はピコピコと音を鳴らし両腕を上にあげた。
「オバアチャンニ ヨロコンデ モラエテ ボク ウレシイナ」
「私も素敵なダンスがみられて楽しかったわ」
「ボクニハ モット ホカニ デキルコトガ アルヨ」
「あら、なにかしら?」
「プロジェクター キノウダヨ」
「プロジェクター?」
「エイゾウヲ カベニ ウツシダス コトガ デキルヨ」
「映像?」
「シャシン ヤ ドウガ ヲ ミルコトガ デキルヨ」
「それはどうしたらできるの?」
「ココニ メモリー ヲ サシコンデネ」
そういってニコラは自分の胸元を手で示した。そこには縦五ミリ、横一センチほどの四角い蓋のついた差込口があった。
「そうなの。ニコラがこの間、写真も見られるって話してたんだけどよくわからなくて」
前回の電話から数日後、彼女は息子にニコラのプロジェクター機能についてたずねてみた。
「そうか、母さん機械とか苦手だから説明してなかったけど。そいつにはプロジェクター機能がついていて写真がみられるんだよ」
「あら、そうなの?」
「そうだ。母さん今度いいもの送るよ」
「いいもの?」
「うん、楽しみにしておいて」
翌週、とある日の昼下がりおばあさんの家の玄関のチャイムが鳴った。
「オバアチャン オキャクサン ダヨ」
「誰かしらね」
おばあさんは玄関へ出てしばらく訪問者とやり取りしたのち小さな小包を抱えて部屋へ戻ってきた。
「宅急便だったわ」
おばあさんはその包みをテーブルの上へ置いた。
「そういえばあの子何か送るって言ってたわね」
おばあさんは包みを丁寧に開けると、中にはビニールで大事そうにくるまれた物が入っていた。ビニールを固定しているテープをはがしていく。すると、中から赤色の蝶ネクタイが出てきた。光沢のある赤色で裏側に金属の突起がついている。
「あの子、一体何を送ってきたのかしらねぇ」
その日の夜、おばあさんはニコラと会話しながら食事をしていると着信音が部屋に鳴り響いた。
「オバアチャン ムスコサン カラ デンワ ダヨ」
「出てくれる?」と、おばあさんがいうと着信音は止み、
「もしもし、母さん?」とニコラの胴体部分のスピーカーから息子の声が聞こえてきた。
「もしもし?荷物届いたわよ。あれは一体なあに?」
「メモリスティックだよ。このあいだ言ってたやつ」
おばあさんはテーブルの上へ置いていた蝶ネクタイ型メモリを手にとって眺めた。
「これが?」
「洒落てるだろ?ニコラ専用のやつなんだ。最近はニコラみたいなおしゃべりロボットが普及してきてるから、おしゃべりロボット専用のハート型とか星型とかいろいろあるんだ」
「それでこれをどうするの?」
「その中に母さんたちの写真を入れておいた。そいつをニコラの胸元の差込口に入れると写真がみられるよ」
「写真?何の写真?」
「母さんと父さんの写真だよ。よく旅行に行って撮ってただろ」
「ああ、あれを?」
「そう」
「どうやってみるの?」
「さっき説明しただろ?そいつをニコラの胸元に差し込むんだよ。まぁ、とりあえずやってみて。わからなかったらニコラに聞けばまた教えてくれるよ」
「そうかい、それじゃ、とりあえずやってみようかね。ありがとうね」
そういっておばあさんは電話を切った。
「ニコラ、これがメモリというものらしいわ」
おばあさんは蝶ネクタイ型メモリをニコラに見せた。
「ココニ サシコムト データ ガ ミラレルヨ」
ニコラはそういって、以前と同じように胸元の差込口を手で示した。
おばあさんは蝶ネクタイの裏側についた突起部分を差込口にさした。
「あら、かわいい。似合うわね」
ロボットの中で機械音が響くとフワッと明るい光がロボットの目からはなたれた。ロボットの正面に座っていたおばあさんは光に包まれまぶしさに目を細めた。
「まぁ、まぶしい!」
おばあさんは椅子から立ち上がりゆっくりと体を移動させた。ロボットの目から光が放たれ白い壁にうっすらと映像が映し出されている。おばあさんが部屋の明かりを消すと映像がはっきりとみえた。
それは黄色い菜の花が一面に広がる風景を背に眼鏡をかけた高齢の男性と鍔の広い帽子をかぶった彼女が一緒に並んで微笑んでいる写真であった。
「懐かしいわね」
「オバアチャン コノヒトハ ダレ?」
「私の夫よ。五年前に亡くなったの。写真が趣味でね。よく一緒に旅行に出かけて、たくさんの写真を撮ってくれたわ」
「ボクモ シャシン トルノ トクイ ダヨ」
「あら、そうなの?じゃあ、今度撮ってもらおうかしらね。旅行から帰ったら、現像した写真を二人で眺めながら、楽しかったねぇ、きれいな所だったねぇ、今度はどこに行こうかねぇ、なんて話していたの。主人が亡くなってからは写真を見返すことはなくなったけど」
「ドウシテ?」
「一人で見ても寂しくなるだけだもの」
「サミシイ?」
「一人は寂しいものよ」
「ボクガ イルヨ」
「そうね。ニコラがいてくれるからもう寂しくないわね」
「シャシンハ アト ニヒャクゴジュウロク マイ アルヨ」
「そんなに?久しぶりにみてみようかしら」
「ツギノ シャシンヲ ウツスヨ」
そういってニコラは二枚目の写真に切り替えた。山や海、船の上や汽車の中などいろんな場所で撮った写真をおばあさんとニコラは一緒に眺めた。写真が切り替わるたびにニコラは「ココハ ドコ?」「コレハ ナニ?」と質問し、おばあさんは旅行の思い出を語った。その日以降、写真を眺めながら会話することが二人の日課になっていった。
「ニコラ、おはよう」
「オバアチャン オハヨウ」
「もうすっかり夏の空ねぇ。今日も暑くなるのかしら?」
おばあさんは窓の外を眺めながら言った。
「キョウノ テンキハ ハレ キオンハ ニジュウナナド」
「今日の予定は何かあったかしら?」
「キョウハ ビョウインヘ イクヒ ダヨ」
「そうだったわね」
「タクシーハ ジュウジニ ムカエニクルヨ キョウハ アツイカラ スイブンヲ コマメニ トッテネ」
「そうね、そうするわ」
「ネッチュウショウニ キヲツケテ エアコンヲ ツケタホウガ イイヨ」
「そうね」
おばあさんはエアコンの電源を入れた。おばあさんは食事を作ると、ニコラのいるテーブルで朝食をとり、食器を洗い、洗濯をして、病院へ行く支度をした。
「オバアチャン ワスレモノハ ナイ?」
「お財布は入れたし保険証も診察券もあるし、大丈夫よ。ありがとう」
その時、ピンポンと玄関のチャイムが鳴った。
「迎えがきたわね。それじゃあニコラ、行ってくるわね」
「オバアチャン イッテラッシャイ」
ロボットは手を挙げて振った。
扉が閉まると部屋の中には静けさが訪れた。外で送迎の車のエンジンが鳴り、遠ざかっていく。ニコラは窓からみえる景色を眺めた。夏の濃い青色の空に入道雲が広がっていた。太陽の位置は時間が経つにつれ少しずつ西の空に傾いていく。ニコラはほとんど動くことはなかったが、一時間に一回、首を回し室内に異常がないか確した。そのたびにモーターの作動音が鳴り、そして再び静かになった。
太陽は西の地平線へ沈みあたりは薄暗くなってきた。窓の外にまだ車の姿は見えない。
「ヒトリハ サミシイナ」誰もいない部屋でニコラは呟いた。
あたりを見回す。奥にはキッチンがあり、室内にはベッドがあり、テレビがあり、ニコラが座っているテーブルがあった。ふと、足元に視線を落とした時、ニコラは自分の胸元に蝶ネクタイ型メモリがついたままであることに気づいた。
ニコラはいつもの壁に写真を写した。そして、一枚ずつ眺めていった。
辺りがすっかり暗くなるころ、おばあさんは帰ってきた。ニコラは玄関の扉の開く音を聞き、そちらへ顔を向け、おばあさんの姿をみつけると言った。
「オバアチャン オカエリ」
「ただいま、ニコラ。今日は病院が混んでいてねぇ。それから、帰りに少し寄り道をしたからいつもより少し遅くなっちゃったわ」
おばあさんはそう言いながら部屋の明かりをつけた。
「お腹すいちゃった。ご飯の準備しないとね」
「キョウノ ユウハン ハ ナニ?」
「今日はお魚を焼きましょうかね」
魚の焼けるにおいが部屋に充満し、やがてお盆にご飯とスープ、焼き魚とサラダをのせておばあさんがキッチンから出てきた。
「オバアチャン キョウモ シャシン ミル?」
「そうね。今日もみようかしら」
二人はいつものように写真を眺め、おばあさんはふと思い出した旅行の思い出をニコラに話した。二人が写真を眺めながら話していると、外で突然ゴロゴロと低く大きな音が鳴り響いた。
「雷が鳴っているわね」
おばあさんがそういうと、すぐに激しい雨の音が響いてきた。
「アメガ フッテキタヨ」
雨の音に時折激しい雷の音がまじる。
「すごい雷ね。怖いわ」
「ボクモ カミナリハ ニガテダナ」
「ニコラも雷怖いの?」
「ボクハ ロボット ダカラ カミナリハ コショウノ ゲンイン ニ ナッテシマウヨ」
「大変。どうしましょう」
「コードヲ ヌイテ」
「コードを抜いたらあなた停止してしまうんじゃないの?」
「タイナイノ ジュウデンガ アルカラ シバラクハ ダイジョウブ ダヨ」
「そうなの?じゃあ、雷が落ち着くまで念のためコードは抜いておくわね」
「ソウシテクレルト ボクモ アンシン ダナ」
そして、二人は再び写真を眺めながら会話の続きをした。
その日の夜遅く、雷雨は止んだ。おばあさんは眠りにつく前にニコラのコードをつないだ。
「コードをつないでおくわね。おやすみ、ニコラ」
「オヤスミ オバアチャン」
翌朝、おばあさんはいつもの時間に起きなかった。
「オバアチャン オハヨウ」
返答はない。
「オバアチャン アサダヨ」
ベッドの中のふくらみは一切動かない。
「オバアチャン オハヨウ」
……。
「ジコク ハ シチジ サンプン シチジ サンプン オキル ジカン ダヨ」
……。
ニコラは緊急通知を息子へ送った。
やがて、息子から連絡を受けた救急隊が家へやってきた。救急隊員がおばあさんへ声をかけたがやはり応答はなかった。おばあさんは担架へ乗せられ救急車で運ばれていった。
救急車のサイレンが遠ざかっていく。ニコラは救急隊の出ていった扉をみつめていた。
それから、おばあさんがその家に帰ってくることはなかった。ニコラは時折あたりを見回し、室内に異常がないか点検を続け、そのたびに、静まり返った部屋にニコラのモーター音が響いた。明かりの灯らない部屋でニコラはおばあさんの帰りを待った。
おばあさんが運ばれて三日が経った夜、その街に再び激しい雷雨がやってきた。外が一瞬光り雷が鳴る。
「カミナリハ ニガテ ダナ」
ニコラはそういって首をきょろきょろと動かした。足元にコードがみえる。ニコラは腕を動かしたが上下に動くだけで、足元のコードまで伸ばすことはできなかった。 雷雨がおさまる気配はない。ニコラは再び視線を落とした。胸元には蝶ネクタイ型メモリが取り付けられたままであった。
ニコラは蝶ネクタイ型メモリに手を伸ばし、左右の手で挟んだ。そして、自らそれを外した。
カタッと音を立て蝶ネクタイ型メモリはテーブル上に落ちた。
カミナリはその小さな町に落ち、辺り一帯は停電を起こしその日町の住人たちは不安な夜をすごした。
やがて、雨はやみ朝になって、電気も復旧し、住人たちは昨日の停電について「大変でしたね」と語り合い、町はいつもの日常を取り戻していった。ただ、おばあさんの家だけが静まり返っていた。
それから一週間がたったころ、息子がおばあさんの家を訪れた。大きな段ボール箱をもって家の中に入ると、部屋の中にある絵や置物、本などを段ボールに詰めていった。
テーブル上の萎れた花の花瓶に手を伸ばした時、ふと手を止め少し隣に視線をうつした。
「ニコラ」
息子は声をかけた。しかし、ニコラの反応はない。息子は電源のスイッチを入れた。それでも、ニコラは起動しなかった。
「…もう使わないし」
息子はそうつぶやき段ボール箱の中にニコラを入れた。再びテーブル上を片そうと視線をあげると、ニコラのいた場所の付近に蝶ネクタイ型メモリが落ちていることに気づいた。息子はそれを手に取り、少し考え、いつでも仕事ができるようにと常備しているノートパソコンを車の中から持ってきた。
彼がパソコンにメモリを差込みファイルを開くと、彼の両親の旅先の写真が写しだされた。
「こっちは無事か」
彼は時折目を細めながら時間が経つのも忘れ、写真を一枚ずつ眺めていった。山での写真、湖での写真、黄色い花畑での写真。
「いろんなところへ行ったんだな」
そして、最後の写真を開くと手を止めた。
他のものとは明らかに異なるその写真。少し下から見上げたような角度で撮られたそれは、こちらに向かって優しく微笑むおばあさんの姿であった。
メモリー 凪 志織 @nagishiori
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