第7話
「何だよ、話って」
次の日ボクは友人の川口と話した。
「あのな、紹介しといてなんだが」
「オウ」
「卿子は重度の性病感染者だぞ」
「ギっ」
ボクはしばらく言葉を失った。
「何でもエイズと梅毒と淋病が混ざった
厄介なやつらしい」
「ゲゲッ」
「気をつけろ」
「遅いよ」
「もう、やっちゃったのか」
「子供まで作った」
ボクは放心状態になった。
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