サッキーの呼び止めに、公園の出口でピタッと止まるショウ。

「ん？何かあった？」

「すみません……突然。よかったらついてきて欲しいところがありまして」

やや不安そうな表情をしているサッキーに即答で答える。

「ああ、別に大丈夫！付き合うよ」

「ありがとうございます。こっちに来てください。」

サッキーは、くるりと向きを変え、再び公園の中へ進みながらショウに手招きをする。

足早にどんどん進んでいくサッキー。

特に会話もなく、ショウは後ろからついて行く。

すると、林に囲まれた遊歩道のエリアに到着。

整備された道をはみ出し、林の中へ入ってくサッキー。

ガサガサガサ

小枝や落ち葉を踏みしめながら、奥へ奥へ進む……

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