第16話 医師に妻と間違われていた
父は働いていますが水曜は毎週休みを取り、病院へ行ったり前に述べた理学療法士を家に呼んだりしています。
そして母も当時は働いていたので、私は父が病院へ行くのを毎回付き添っていました。この時、私は本当にどんどん痩せて体重がヤバかったです。
空腹に全く気づかない。
祖母から「あんた栄養失調になって死ぬよ」と言われてようやく気付きました。
でも今はほんと信じられないほど太りました……。
父も太りました……。
そして病院。私はなにかの用事で行けず、母が休みを取って付き添うことに。
その時竹田先生も看護師も、初めて私が娘だったことを知って驚いたそうです。
「ずいぶん若い奥様貰ったんだなあと思っていたけど……」
などと竹田先生が母に言って大笑い。
なぜ妻だと思っていたのか……。私はちょっと納得がいかない。
というか気持ち悪っ。
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