第10話 廊下で小説を書く

派遣は週三なので残りの四日は病院へ行ったり、銭湯へ行ったり、


バタバタしてました。風呂好きなので、お風呂入れないの本当、嫌。


それだけでもストレスマッハなのに娯楽がない。好きなアニメが見られない。


当時まだ私は自分専用のテレビというものを持っていなかったので、チャンネル権がありません。昼は祖母、夜は母が見るので好きなものが見られません。


そこで湧き上がってくる創作意欲。

 

二階が手狭なので、工事の音が響く中、とりあえず廊下で小説を書いていました。


机なしで、パソコン其のまま廊下に置いて、座布団敷いてました。


……寒かった。


父は容態が安定し、理学療法士のもとで車椅子の使い方などを教わることになりました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る