コマンドー


 ——全員脳筋


 こんにちは。今回はネットで語録が有名な映画「コマンドー」を紹介していきたいと思います。

 あらすじをざっくりとお話しします。

 現在は解散しているコマンドーという特殊部隊のリーダーであったメイトリクスは娘と2人で平穏な日常を送っていた。しかし、最近元コマンドー部隊が相次いで何者かに殺されていると知らされ、自分もその対象になるということで護衛を付けられるのだが、襲撃を受け、娘が誘拐され、自身も捕まってしまう。

 娘を助けたければとある国の大統領を暗殺しろと脅されたメイトリクスはテロリストのいうことを聞く……わけもなく、娘を奪還するために動くのであった。

 

 というのが大まかな流れなのですが、わかりやすく言うと勧善懲悪系で、正義と悪がはっきりしています。しかしながらメイトリクス……シュワちゃんがやっているのですが、行動がとても脳筋で筋肉ですべてを解決しようとするあまり、ツッコミどころというかさんざん他の人に迷惑をかけるようなことをたくさんしています。

 娘をさらわれた際に飛行機に乗って外国に向かわされるのですが、滑走路を飛ぶ飛行機から飛び降りたり、見ず知らずの女性の車に無理やり乗りこんで敵の後を追えと言ったり、警備員とドンパチしたり、電話ボックスを持ち上げて破壊したり、壁をぶち壊したり、営業時間が終了したお店にブルドーザーで入店し窃盗したり……とかまあ色々無茶苦茶すぎて面白いです。どっちが犯罪者かわからないのですが、筋肉がすべて許してくれるんです。

 見ず知らずの女性が今作のヒロインになるのですが、この人もメイトリクスと最初はまともな反応をするのですが、だんだんと彼によって脳が筋肉に毒されていくようになります。というのは過言ですが、似たようなものです。

 今作の見どころはめちゃくちゃなところもありますが、なによりもアクションが豪快で爽快で、見ていてすっきりします。

 なによりも最後に敵の本拠地に攻める際に1対1000で戦うのですが、その際のガンアクションが本当に面白いです。さすが元特殊部隊ということもあり、戦いの工夫や身一つで大人数と渡り歩くその様は痛快です。

 

 今作の日本語吹き替えはネットでよくネタにされているというか語録としてたびたび使用されるのですが、翻訳の仕方が痛快で、セリフがセンスの塊で面白いです。ネットでのネタを含めるとより楽しめるものかなと思います。

 ただレンタル屋で日本語吹き替えのものが見当たらないんですよね。だから、仕方ないのでBDで購入しましたが、買って損はなかったかなと思います。好きな映画は何回も見てしまう派なのですが、頭を空っぽにして何も考えずに楽しみ台東時にもってこいの作品になっております。

 やはりこうした筋肉映画はいいものだなと思いました。

 もし、気になればぜひ観てみてください。


 以上でレビューは終了となります。

 またお願いします。

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