レベル UP
適当ハナコ
第1話
「えっ負けちゃった。ここに来るまで負けなかったのに?!」
画面「Game over 」
主人公は、女子高校生。今まさにゲームのラスボスに負けてしっまたところだ。すると突然、ゲームの画面からニョッキと魔王がでてくる。
「勇者は死んだ!このままこっちの世界も侵略してやる!」(コントローラーを奪いながら言う)
高笑いしながら窓の外へとびだす魔王。呆然とする主人公。続いて画面から妖精がでてくる。
「ちょっと!あんた何ぼっけとしてんのよ!あれを追いかけるわよ!」
「えぇっちょっと服引っ張らないでよ!うわあああ!」
ーここは、二階。妖精に引っ張られて落っこちる主人公。下には木があった。
「ぶつかる!」
どこからともなくレベルアップの効果音が聞こえる
「あれ?何で無事なんだ?木にぶつかったはず…っ」
辺りを見渡すと、そこには徐々に町がドット絵に化している光景が広がっていた!
「町が、、ゲーム化している。魔王のせいだ!」
「ゲーム化しているのは、町だけじゃないわ。人間。貴方もよ」
「えっ。」
妖精が、顎をくいっと上を指す
「うわっなにこれ」
頭上に‘ Lv 1 ‘が乗っている
妖精「どうやらあなたは、さっきの光景で木を取り込んでレベルが上がったようね。もしかしたらいろんなものを取り込んでレベルを上げたら、強くなれるかも世界がゲーム化する前にあいつを倒すわよ!」
「Okわかった!このままどんどんレベルをあげてくぞっ!」
「こっち!」
ドット絵になりつつある街を走る。ガードレール、標識、ビル、なんでもとりこみながらレベルをあげてく主人公。
「あっ!あれを見て!」
妖精が指をさした方向には、ゲームセンターの前に巨大な魔王のシルエットがあった
「やばいやばいやばいやばい!ほかのゲームの養分吸って強くなってるよ!」
少し目線を外すと、金色に光っているアイテム目にする。
「あっ!あれは!」
主&妖「超レアアイテム!」
すかさず、レアアイテムを取り込みレベルアップ!巨大化する主人公。``Lv1000`` 魔王より大きくなった。
「魔王!今ここでおまえを倒す!」
右ストレートをかます。ぶつけたぶんだけ体力ゲージが下がっていく。ひるむ魔王。元のサイズに戻っていく主人公。そのとき魔王の手からコントローラーが落ちて妖精キャッチ。
妖精「とどめよ!」
落下中の主人公。コントローラーを手に持つと、テキストが現る。➤呪文を唱える
「エクスプロージョン!」
「ぎゃああああああああ」
``GAME CLEAR!``
主人公は、木に衝突した
レベル UP 適当ハナコ @tekitouhanako
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