閑話 仲介者の日常
それはこの世界がゲームを模したものであり、プレイヤーに操作されている世界というものである。
まあそもそもとして、ゲームという言葉を知らない存在に説明するのが難しい為、
そして
運営である
そのゲームのキャラクターである
それを操作するプレイヤーである
この三つを筆頭に、全二十二の
これは、そんな
______
____
__
ステータス評価を反映させ、レベルを与えるシステムである
あらゆる
そんな彼女の唯一の趣味は仕事である。
否、それしか無いのである。
◆◇______
Lv.13/140
種族:人間♀
称号:隻腕の剣姫/断罪者
固有スキル:断罪Ⅰ
スキル:
剣術Ⅵ.格闘術Ⅵ.苦痛耐性Ⅵ.
歩法Ⅵ.千里眼Ⅵ.観察眼Ⅵ.
空間掌握Ⅵ.猛毒耐性Ⅳ.超回復Ⅳ.
気配遮断Ⅳ.熱耐性Ⅲ.浄化Ⅱ.
房中術Ⅱ.奉仕Ⅱ.乗馬術Ⅱ.指導ⅠNEW
◆◇______
Lv.7/30
種族:人間♂
称号:一端の戦士/怖いもの知らず
固有スキル:無し
スキル:
大剣術Ⅱ.挑発Ⅰ.
◆◇______
Lv.6/30
種族:人間♀
称号:女騎士
固有スキル:無し
スキル:
細剣術II.乗馬術Ⅰ.ダンスⅠ.
◆◇______
Lv.1/20
種族:エルフ
称号:箱入り娘
固有スキル:無し
スキル:
長寿命Ⅰ.精霊召喚Ⅰ.
◆◇______
Lv.1/10
種族:人間♂
称号:愚直な農夫
固有スキル:無し
スキル:
料理Ⅰ.収穫Ⅰ.栽培Ⅰ.
◆◇______
Lv.1/10
種族:人間♀
称号:凡庸娘
固有スキル:無し
スキル:無し
このステータスというものは、イヴ達には見えないものである。
「よし、ステータス反映終ったのです!」
ゲームの裏側で
そんな
◆◇
「こんなに素材が、ぐへへへ」
それはもう嬉々として素材を合成したり換金したりしていた。
とはいえ最近は同じ素材ばかりでつまらないし、やる気が起きない。
難易度が比較的簡単でも素材合成や変換が失敗するのは
「うーん、やっぱ爆発が足りないんだよねえ。とはいえサボりすぎたらソフィアに限界無くなるぐらい殴られるしラメドに小言言われるし……ちゃんとやろ」
どれくらい苦手かと言うと玄関先のセミファイナル、いや台所のゴキ集団、或いはそれよりも……
「呼んだかな?」
ここにいるはずのない聞き馴染んだ声が脳を
「げっ!ソフィア……」
「何その反応、なんなマズいことでもしたのかな?」
にこにこしているが、拳をしっかり握りしめているあたり嫌な予感がする
「えーと、そのぉ……」
目を泳がせ、必死に言い訳を考える。
「次やったら、何回か存在を消すから覚悟してね♡」
「は、はい!!」
だって怖いんだもん……
そうして
「仕事しよ……」
そうして穴が空いた首を治しながら仕事に取り掛かった
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