第36話 最期

開幕は相手の武器を生み出す能力で始まった。

四方八方から武器が飛んでくる。

しかもその武器はかなりどころか私のエルメス

の聖剣クラスに匹敵する。

この学園支給の剣じゃ受け止めた瞬間折れる。受け流しも出来ないと判断したので私は回避し続ける。


いつの間にか飛んでくる武器が千ほどに増えていたが大して変わらない。


少女は物量で押しつつ自身の武器である剣を構え私に攻撃する。


それを私は相手が生む武器に乗って避ける。

このまま戦おうかと思ったけど武器が消えてしまった。やはり少女の任意で消えるみたいだ。


私は圧縮した魔力を足に乗せ加速する。

久々に使うので少し不安だったが無事運用出来た。


そのまま少女に剣を振るう。だが、その剣は防がれる。

鍔迫り合いになりながらも私と少女は見つめ合う。


「……」


「……」


やはりこの子は…


私は一旦距離を離し神装を使おうとした。


あれ?エルメスが居ない。と思ったら魔王と一緒にアズサ達を守ってくれてるみたいだ。


はぁしょうがないか。

私はあの剣を取り出す。まさかまた出番がやってくるなんてね。


私はこの剣にさらに魔力を流し強化する。


少女は私に更に万を軽く超える武器を飛ばしてくる。当たったら普通なら消し飛ぶだろう。


私は跳びそのまま剣を一振りする。それだけで

飛んでくる武器は霧散する。

空間を私は蹴り加速する。更に私の魔力を全身に流し強化する。


最期に少女が笑った様な気がした。


そのまま私は少女を蒸発させた。









◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️

作者の後書き


アビスはまだまだ本気を出していません。

ですが魔王やその他のキャラはアビスと少女の闘いにはついていけません。

すなわち…少女はこの作品で今のところ二番目に強い訳です。さぁ少女の正体は一体!?


というところですみません。待ってくださる方々に申し訳ないのですが三日ほど投稿を休ませて貰います…ごめんなさい。


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