どうも、コメント失礼します。
最初は女の子の彼に合うまでのドキドキな話かと思ったら……度肝抜かれました。
ロマンチックですねえ。
しかし、彼はかなり早く亡くなったのですね……
作者からの返信
メガゴールドさん、コメントありがとうございます!
トンネルの中で窓に映った自分の顔を見て、そんな自分の顔を撫でるシーンがありますが、あれはシワだらけのお婆さんになってしまった自分を見て、彼(夫)が待ってくれているかどうか不安になったからなのです。
でも、その不安は杞憂に終わりました。
ここからはふたりだけの極楽浄土への長い長い旅が始まります。そんな旅も、ふたり一緒であればきっと幸せな旅路となるでしょう。
>彼はかなり早く亡くなったのですね……
はい、彼は五十代で亡くなっております。
それから三十年以上、洋子さんを駅のホームで待ち続けていたのです。
その待っている時間も、彼にとっては幸せだったと思います。「精一杯生きなさい」と洋子さんに言い残していたのですから……
お読みいただきまして、ありがとうございました!
わあ、ロマンチック!
ただの遅刻かな~そんなに好きなのに待たせるのはどうなの? と思わせておいて、そういうことなのね~のラスト。
素敵でした。列車で浄土に旅立てるっていいですね。
作者からの返信
朝吹さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
精一杯生きている彼女を見守りながら、彼は三十年間、駅のホームで待ち続けました。
ふたりには、これから天国への長い長い旅路が待っています。
三十年という空白の時間を埋めるように、きっと幸せな旅をしていくことでしょう。
ロマンチックと仰っていただき、スゴく嬉しいです!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
そういう待たせてごめんね、だったの。
弘さんは30年もの間待っていたの。
そりゃ待たせ過ぎやは。
どぞお先にいらしてください、やけどな。普通。
それだけ愛し合っていたんやね。
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
また今回も大変なご評価を賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。
そうですね、三十年間は待たせすぎだったのかもしれません。
それでもその間、洋子さんが精一杯生きていることを彼は理解していたのでしょう。だからこそ待てたのではないかなと思います。
ふたりは列車に乗り換えて、天国へと旅立っていきます。
その長い旅路は、きっと三十年という空白の時間を埋めていく幸せな旅になることでしょう。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
はじめまして、でいいですよね、、桃福ももです。(お名前に見覚えが…。)
もう、鳥肌が立ちました!
普通に、遅刻常習犯の彼女と思って読み進めておりましたので、30年?
その驚きと、更にその驚きでノックアウトでした。
・・・会えたんですね。素敵でした。
作者からの返信
桃福さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
>はじめまして、でいいですよね
ご丁寧に大変恐縮です。
初めまして。下東と申します。
本文にある通り、洋子さんは天寿を全うされた方です。
電車がトンネルに入り、車窓に映った年老いた皺くちゃの自分の顔に時間の流れを感じ、その皺を撫でながら、心に浮かぶ「待っているわけがない」という否定したい思いに涙しました。
それでも彼は三十年間、駅のホームで彼女を待ち続けていました。
ふたりには、これから天国への長い長い旅路が待っています。
三十年間という長い時間を埋めていくように、きっと幸せな旅を続けることになるでしょう。
お褒めのお言葉を賜りまして、本当に嬉しいです!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
下東さん、こんにちは😊
電車のカタンコトンと言う音と重なりながら高校時代の回想と共に洋子さんの心も揺れ動いている様子が、なんとも優しくもあり切なくもあります。
>車窓の景色がスッと黒く塗り潰された。
一瞬、何が起きたのかと思いましたがトンネルに入ったのですね。
ここからの洋子さんの期待と不安の心模様がリアルに描かれていて私も彼に待っていて欲しいと願っていました。
電車から降りてからが思いがけない展開でした。
が、その思いがけない展開がやがては感動に変わっていきました。
とっても素晴らしいお話でした。
作者からの返信
この美さん、こんにちは。
いつもご評価まで賜りまして、本当にありがとうございます!
>一瞬、何が起きたのかと思いましたがトンネルに入ったのですね。
この時、車窓には年老いて皺くちゃになった自分の顔が映っていました。顔の皺を撫でながら、洋子さんは「待っているわけがない」という思いを認めたくなくて、涙したのかもしれません。
別れてから三十年。彼は駅のホームで待っていてくれました。
三十年の時を超えた逢瀬は、どれだけ嬉しかったことでしょう。
ふたりには、これから天国への長い長い旅路が待っています。
きっとこのふたりであれば、幸せな旅をすることになるでしょう。カタンコトンという列車のリズムを聞きながら……
素晴らしいとまで仰っていただき、本当に感激です!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
企画にご参加ありがとうございます。
正に、こういうお話を読みたかったです。
心地いいカタルシス。
先に逝ったパートナーに追いついたんですね。
電車の中で主人公が涙を流すシーンで、何か仕込まれてるなとワクワクしながら読ませて頂きました。
素晴らしい構成で、勉強させて頂きました。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
神楽耶さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
>先に逝ったパートナーに追いついたんですね
はい、仰る通りです。
きっと「僕がいなくなっても精一杯生きなさい」と、そんな言葉を彼女に残したのではないでしょうか。
>電車の中で主人公が涙を流すシーン
三十年という時間と共に、老いて皺くちゃになった自分の顔を見た時、その顔のシワを自分で撫でながら「待ってくれているわけがない」と、そう思ったのだと思います。
ふたりには、これから天国への長い長い旅路が待っています。
きっとこれまでの三十年という時間を埋めるように、幸せな時間を過ごすことになるのでしょう。
お褒めのお言葉を賜り、感激しております。
素敵な企画に参加させていただき、本当にありがとうございました!
私の企画に参加いただき、ありがとうございました。
作者からの返信
尻鳥さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
三十年の時を経て、雲の上で再会を果たしたふたり。
西方浄土までの長い長い旅が始まります。
きっと幸せに溢れた旅になることでしょう。
素敵な企画に参加させていただきまして、ありがとうございました!