第6話 バイト
「オイ働けー新入りー」
パピは借金30ドラの借金を返すため、酒場で働いていた
(はぁ~疲れた)
「店員さん、酒くれぇーーー」
「はい、ただいま」
「店員さん、金くれぇー」
「すみません。当店はお金を販売しておりません。」
(なんなんだよこのくそ客)
_休憩中_
「そういえばお前剣士だよなぁパピ」
(こいつはおれの同僚のレン)
「そうだが、どうかしたか」
「剣士がこんな酒場で働くって・・・よほど貧乏な剣士なんですね」
「そうなんですよ。僕できたてのギルドにはいっている貧乏な剣士でぇー。そんな僕におかねをくれません?」
「いや、なんでだよ」
パピは冷静に突っ込まれた
「でー、剣士になって最終的に何になりたいんだ?金持ちか?」
「竜を倒す」
パピは真剣な眼差しで答えた。
「竜かぁ。俺の親父も竜倒すって言っていえでて・・・そしたら一年後に普通に魔物に襲われて死んでたらしい。魔物に負けるなんて・・・そんなんじゃ竜なんかに勝てるわけないにな」
レンは少し笑いながら涙をうかべていった
「なあ、レンうちのギルドにこないか?お前は何か強い気がする」
パピはシドルの癖がいつの間にかうつっていた
「なんかってなんだよ、なんかって。いやだね。俺は親父みたいになりたくねえ・・・親父みたいに」
「そうか・・・なら仕方ない」
パピ初の勧誘は失敗に終わった
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