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平凡な高校だった。生徒数は多くも少なくもなく、進学実績は中堅大学にある程度の人数の現役学生を送りこみ、十数人の国立大合格が話題になり、残りは浪人で少しだけ就職。
そんな、田舎を自慢できるほどには寂れてはおらず、かといって決して都会とは言い難い、無個性なベッドタウンの県立高校で、俺は邦香と出会った。
「情報科の先生からうかがったんです。この学校一番のプログラマーは、囲碁部にいる普通科の生徒だと」
高校一年の七月。定期試験あけの放課後。部長からの伝言に従って部室に向かうと、待っていたのは一人の女子生徒だった。
「特に、学習型の人工知能に関してなら、教師より詳しいだろう、って」
部室に他の生徒は居なかった。これみよがしに開け放たれた窓の先には、繁った松林と群青色をした海。その彼方には、何本かの高層マンションとコンビナートがうっすらと初夏の空気に霞んでいた。
「人工知能なんて大げさなものじゃないけど」
突然、目の前に現れた同い年と信じがたいほど大人びた美貌に、俺は軽い胸の高鳴りを感じた。真っ白なブラウスの胸元で揺れる細いボウタイが輝いて見える。
入学以来、その際だった容姿はつねに注目の的だった。
よく言えば歴史と伝統の象徴、現役の生徒にとってはただ古くて野暮ったいだけの制服も、彼女が着ると洒落たオールドファッションと化す。入学早々、来年度の入校案内の写真モデルを頼まれている、という噂もあった。
「部ではずっと囲碁ソフトの研究をしているから。その手の……たとえば、デーィプラーニング系の自己学習ルーチンとかなら、多少は理解しているけど」
「それです。その、自らで学ぶプログラムは、条件次第で囲碁や将棋以外にも応用できる、って部活動の予算申請書にはありましたよね。……具体的にはどんなレベルで活用可能なんですか?」
「どんなレベルで、って……そもそも、なぜ申請書の内容を?」
俺が問いかえすと、邦香は少し困ったように可愛らしくはにかんだ。それから、両手を揃えて丁寧に一礼する。髪の先が肩を滑って艶やかに揺れた。
「すみません、自己紹介がまだでしたね。わたし、普通科一年、生徒会庶務の櫻井邦香です。五月から生徒会のお手伝いをさせていただいていて……書類を整理していた際に、囲碁部にしては珍しい活動内容だな、って気になって」
邦香の返答は納得のいくものだった。五月の新入生入部期間には、生徒会も同様に勧誘を行っていた。生徒会役員は公平を期すため部活動には関わらないのが原則だが、ウチの学校は役員任期が一年で改選時期が十月のため、めぼしい人材を全て部活動に奪われないよう、庶務などの名目で、将来の生徒会役員候補を秋までキープしているのだ。
「情報科の先生にお伺いしたら、いろいろ教えてくださいました。……単刀直入にお訊ねしますけど、その技術を応用して、新たに生徒会業務を支援するソフトを書いていただくことはできますか?」
「生徒会の仕事をサポートするプログラム?」
「はい。今のところ、あくまで個人的な興味による相談です」
たとえ個人的、と断りがあったとしても、すでに生徒会庶務を務めるとびきりの美人である。つまり目の前の女子生徒は、今後ほぼ間違いなく、囲碁部の予算を左右する立場につくということだ。俺は浮ついた態度を改め、質問を確認した。
「ですが、将来的には生徒会から正式にお願いできれば、と思っています」
「それはつまり、経理会計ソフトのようなものを作れるか、ってこと? それなら市販の出来が良いアプリを使ったほうが」
「いえ、そうではなくてもっと生徒会活動全般を対象とした汎用性の高い……言うなら、執行部の業務を全て代行できる生徒会運営プログラムです」
それから彼女――邦香は、簡単に生徒会の業務全般について、俺に説明した。
「各部活と委員会の予算の承認、文化祭の企画の選別、生徒会主催行事の進行、毎期ではありませんが校則等の見直し……それら全てを自己学習して判断・指示できるプログラムの開発は可能でしょうか」
生徒会執行部の業務全般を、全てソフトにさせろって?
突然現れた邦香から笑顔でつきつけられた、突拍子もない難題に、俺は本気で考えこんだ。それは当然今まで一度も検討したことのない課題で……正直、プログラマとしてはちょっと心が踊った。
「そうだなぁ。もちろん即答は無理だけど、パッとイメージしてみた限りでの感触では……ソフトによる様々な判断自体は不可能ではないと思う。けれど、その内容の正しさについてはちょっと保証しかねる、って感じかな」
「理由をご説明いただいても?」
「生徒会での判断を代行するソフトならこの場合、ベースは自己学習型より古典的な機械学習型になるよな。一昔前の囲碁将棋系ソフトがイメージにもっとも近い。原理としては過去の実績を読みこませてデータベースを構築し、それを元に評価関数を作るんだ。だから、これまでの生徒会予算の執行状況や文化祭の企画書、他にも手に入る限りの他校の予算や文化祭の内容などを片端からブチこんで……オフィシャルサイトからbotでデータを収集させれば、かなりのサンプルは集まるだろうし、恐らく、それなりのモノは出来上がると思う。学校規模や男女比、偏差値に進学実績なんかも同時に収集させれば、理系への進学実績が上がる部活予算構成と校則、なんて条件をつけてのも出力も可能だろう。ただし」
俺はその場合に必要になる言語認識の内容を想定しながら、邦香に釘を刺した。
「もはやプロより強い囲碁将棋ソフトのレベルを期待されると困る。そこまで高度で的確な判断が可能な生徒会運営ソフトは、恐らくまだ当分作れない」
「理由をお尋ねしても?」
「囲碁や将棋の機械学習型ソフトは、過去のプロ棋士の対戦データから基本の思考ロジックを構築する。けれど、それはあくまでベースにすぎない。出来上がったロジックを自分自身や他のソフトと数万、数十万回と対戦させ、その結果を更に学習することで初めて強くなれるんだ」
説明の意味を、邦香はすぐに飲み込んだ。
「つまり、生徒会プログラムの場合は、その後段部分が不可能だと」
「そうだ。機械学習のロジックはすでに確立されているから、過去や他校のデータから各種の判断をするプログラム本体なら、おそらく多少苦労すれば組める。でも、そのアプリが導き出した回答が正しいか否かを検証する方法がない。だから、トライアンドエラーで判断精度を上げていくのが事実上不可能だ」
俺は冗談めかして付け足した。
「要するに、プログラムの赤ん坊は産めるが育てようがない、ってことだ。もちろん、実際にそのプログラムを生徒会で使用してみれば、年に一つだけ、回答の正否が得られるけどな」
しかし、俺の説明を聞いた邦香の反応は予想とは違った。
真剣な表情でしばし考えこんだあと、おもむろに顔を上げると、これまでとは違う口調で訊ねてくる。
真顔の邦香には、日頃の甘い微笑の余韻はかけらも存在せず、けれど凜と清んだ美しさがあった。
「確かに結果をフィードバックしてプログラムを改良するのは不可能。でも、基本ロジックの精度はサンプル数が多ければ上げられる……全国に五千校弱ある高校全てに情報公開請求で過去三十年分の生徒会活動を開示させるとして、必要な費用はどのくらいかしら」
「それは……一年間の生徒会活動報告書が仮に五〇ページとしたら、コピー代が五〇〇円の三〇年の五千校で……七千五百万円とか?」
「私が顔出しでクラウドファンディングを募っても、ちょっと無理ね、その額は」
全部脱げば誰か払ってくれるかしら、と邦香は真顔で呟く。その、これまで目にしたことの無かった冷たい美貌に、俺はようやく、彼女の本気に気づいた。
「ウチの過去の記録とbotでネット上から拾い集めたデータだけでの、精度の予想は?」
「実際に組んでみないと、なんとも。そもそもサンプル数の予想がつかないし。だけど、おそらくそれなりには……まさか、これってマジな話なのか?」
「勿論」
俺が呆れつつも問いかえすと、邦香はあっさりと頷いた。
「だってそのプログラムが完成したら、わたしが生徒会長になった際、副会長も書記も会計も全て不要になるのでしょ」
……なんだって?
「え? ……いや、さっきまでの話は、あくまで人の補佐用を想定して」
「ソフトだけでもプロ棋士に勝てるのに、どうしてわざわざ人間が関与する必要があるのかしら?」
静かな、邦香の短い反論に、俺は言葉を失った。
「もちろん、物理的な作業を任せられる人手が必要なのは確か。でも、判断を全てプログラムに一任できたら、生徒会活動は劇的に変化する」
じっと見つめる俺の前で、邦香は臆することなく言い放った。
「様々な意味で、きっと良い方向に。……君が、もしそれを作れるのなら」
「マジレスするなら、まずbot以外のデータ収集手段は現実的じゃない。他校生徒会の活動記録を何万枚もコピーして送ってもらったところで、スキャンして電子化し終わる頃には俺たちはとっくに卒業してる。少なくとも、今度の生徒会選挙には絶対に間に合わない。しかしネット上から拾ったデータでは、数の不足もあるが、それ以上に内容の信頼性が不安だ」
「なるほど。道理ね。他に問題は?」
くそったれ。こいつ、こっちが地か。
淡々と、だが強引に話を進める邦香に、俺は腰を据えて向き直った。評判の美少女と密室で二人きりの緊張など、もはやとっくに消散していた。
「最初にも説明しただろう。プログラムの導き出した回答を、検証不可能な点だよ。……囲碁アプリで、プロの棋譜だけを学習させているのに、プロが一度も打ったことのない手を選ぶことは珍しくない。そういうのは、とびきりの妙手か、敗着の一手か、大概どちらかだ」
「そういったコンピュータ独特の突飛な回答を、事前に検証する術がない……だったら、一風変わった指示の場合だけ、人が対処すれば済む話では?」
「いま求められているのは所詮、高校生徒会レベルの判断だろ。これまでだってどうせ、大半が前例踏襲で処理されてきたに決まってる。なら、最初っから全部『過去に同じ』で処理しちまえよ。それならたいして人手はかからないし、わざわざ面倒なプログラムを組む必要もない」
「理解した。つまり、たとえどんな指示が下されようと、君の作ったプログラムを信じる覚悟が必須、ということか」
違うよ。そういう意味じゃない。
俺の返答をわざと曲解して、邦香は意味ありげに笑った。
「いいわね、気に入った。個人的に、あらためて君に生徒会運営プログラムの作成を依頼します。期限はひとまず生徒会選挙の立候補締切までで、報酬は会長当選後、囲碁部の優遇と……落選した場合に備えて、個人的にも何か考えておこう。身体で払うでもいいだろうか?」
「ふざけんな。勝手に話を進めてんじゃねーよ」
「おそらくは夏休み、全てをこのプログラムの開発に費やして貰うことになる。なにか予定があったかな?」
「だから、そういう問題じゃねえと言ってるだろうが!」
「我が校の過去のデータ入力は勿論協力する。他校の電子データも、ツテを辿って可能な限り集めよう。近年の実績ならメールで送って貰えるだろうからね。……もちろん、結果にはすべて私が責任をもつ。プログラムが判断したのだからと、君を責めるような恥知らずな真似はしないさ。……なにより、最初から生徒会執行部支援アプリに完全無欠な判断能力なんて期待していない。とりあえずは、普通の高校生が犯す程度のミスなら許容範囲内なんだ」
俺が椅子から腰を浮かして無言で睨みつけると、邦香は軽く肩をすくめた。
「それとも、どうして私がそんなアプリを望むのか知りたいのかい?」
「当然だろ。たかが生徒会で、前例踏襲では判断が難しい議題なんてそう上がるはずがない。仮にあっても、おまえなら誰の力も借りずに処理できる。わざわざ新ソフトを組む必要があるか?」
美人だからバカに違いない、という期待は男の誤った願望の一つだ。出会ってから今までの会話だけで、俺はそれを痛感していた。
「さっきから気楽に言ってくれるが、一から新たな分野のプログラムを書く、ってのはそれなりに手間なんだよ。予算関連はともかく、それ以外は言語系の認識処理が必須だが、こいつは俺の専門外だ。基礎から勉強しなおさなきゃならない」
「男性から、面と向かっておまえ、と呼び捨てにされるのはなかなか新鮮な経験だね。……しかし、仮に生徒会業務全般が私一人で処理可能だとしても、そのまますぐ副会長や会計を廃止、というわけにはいかないんだ。それには大義名分が必要になる。……残念ながら、今の二年の役員には、問題のある噂が少なくない。知っているかな?」
俺は首を横に振った。生徒会役員についての噂話など、まったく関心がなかった。
「簡潔にいえば、彼らは些か女性にだらしがないらしい。そして自己中心的で強引で恥知らずだ。そのような上級生と、様々な行事の準備などで深夜まで一緒に行動するのはゾッとしない。気づかず生徒会に近づいた私も悪いけれど……だが、君のプログラムがあれば、そんな連中を排斥する口実になる」
嬉しそうに邦香は微笑んだ。
「今後、数名の女子生徒が容姿だけを理由に庶務に選ばれ、生徒会に囲い込まれるのも防げるようになるだろう」
「馬鹿でクズな男除けが目的なら、さっさと彼氏でも作れ。相手には困らないだろ。そして今年以降はくだらない男が当選しないようにシステムを変えろ」
「手厳しいな、まぁ、これは確かに君に対しての言い訳なんだけどね」
困ったように、邦香は軽く両手を広げた。
「認めるよ。全ては口実だ。だが、わたしが君のプログラムを必要としているのだけは掛け値なしに本当なんだ。わたしはたった一人で、ひとまず生徒会執行部を支配したい。そのためのツールとして、君のアプリが欲しい」
「なら、あくまでプログラムはサポート用で、完成度は問わないんだな」
俺は念を押した。
「確かにアプリは冷静に依怙贔屓無く、過去を参考に、もっとも一般的な方策を選択する。だが、それが結果に結びつくとは必ずしも限らない。生徒会が良くなるという保証もない。そのためのアプリですらない。正しい選択ってのは、得てして理屈を越えた所にあるからな」
「構わないよ。現状だと能力に限界があるのは承知した」
「そして仮に理想的に動作した場合……むしろ、かえって後悔するかもしれないぞ」
「ん? ……どういう意味だ?」
「特徴もなければ欠点もない、平凡だけが自慢の生徒会なんて、味気がなさすぎてむしろ充実した学生生活にはマイナスじゃないのか? だいたい、生徒会役員なんて教師の手先になって内申点を稼ぎたいスネ夫の担当だろ。学校に都合の良い一方的な生徒会活動をして、一般生徒はそれに反抗して、悪口を言って大いに盛りあがる、っていう」
「また随分と偏見に満ちた生徒会像だな。しかもイメージが昭和だ。問題がなさすぎて退屈なほど、順調な生徒会運営をしてくれたら文句を言うはずがない。……そんな心配をするほど自信があるなら、何も問題はないな。そもそも、学生生活における生徒会の役割などさほど大きくない。多少のミスはご愛敬で許される。その範囲内で、君は最善のアプリを仕上げてくれると確信している」
「根拠のない信頼を抱くのは勝手だけどな」
「根拠はあるよ。……だって、先程からずっと君は笑ってるじゃないか」
えっ?
突然、邦香からおもいもかけぬ指摘をされ、俺は動揺した。
「気づいてるかい。わたしが腹を割ってこの話を始めてから、君はとても楽しそうだ。言葉ではくり返し否定しているくせに、態度は自信に満ちあふれている。事前に君についてはそれなりに調べたから予想どおりとはいえ……勇気を振り絞って相談してみて、正解だったよ」
楽しそうって……そうか、今、俺は楽しそうなのか。
俺は軽く俯き、唇を噛んだ。どうにも反論できないのが悔しかった。
「……夏休み末までには、ひとまず形にしておく」
皆で選ぶ生徒会役員選挙。それを有名無実化するソフト。
畜生、なんだってこんな、因果なプログラムを……
一瞬、邦香がなにもかも承知のうえで、俺のもとへ話を持ちこんできたのでは、という疑いが心の片隅に浮かぶ。無論、そんな筈はなかった。
「他校の生徒会データ収集用のbotも平行して走らせておく。機械学習を始めるのは九月からでいいだろう」
「承知した。こちらも八月末までに、我が校の過去に関してありったけのデータを揃えておく。読み込みに適したフォーマットを指示して欲しい。あと、生徒会執行部の機能のうち、校則に関する学校側への提案権は後回しにしてくれて構わない。名目だけで、もう十年以上使われてないからね」
「botにも集めさせるんだぞ。電子化してさえあれば大概のデータは自己判断で認識できる仕様で組むさ。校則に関しては了解した。それより、副会長や会計の職務をプログラムに代行させるには、生徒会規約の改正が必要だろう。そっちは大丈夫なのか?」
「生徒会顧問の主任には、すでに内々に打診してある。これまで、生徒会室を利用して女子生徒にどんな乱暴狼藉を働いた輩がいたか、耳打ちしてやったら顔を蒼くしていた。年々役員希望者は減っているしな、否とは言わせんから安心しろ」
ったく、外見に反して、とんでもない腹黒だな、この女。
ニヤッとほくそ笑む邦香に、俺は唖然とした。最初、部室に入ってきた時の清楚で儚げな風情はもう、影も形もない。
「そして来年一年、わたしが生徒会長を勤めた暁には……その話は、今はいいか」
最後にそう呟くと、邦香は立ちあがった。
「ありがとう。今日は本当に有意義な話し合いができた。そしてこれから世話になるがよろしく頼む……あと、一つだけお願いがあるのだが」
邦香は両手を前であわせると、豊かな黒髪を揺らして、優雅に一礼した。
そして、現れた時と同様の口調に戻って、上目遣いに俺を見つめる。
「わたしがその……本当は先程までのような話し方を好んだり、つまり、いろいろと……それは、この場だけの秘密にしておいていただけませんでしょうか?」
ここでもし俺が、嫌だ、ってつっぱねたら、今後どうするつもりなんだろう。
内心、おかしく思いながら、俺は小さく頷いた。
これだけ心躍る話を前に、拒否できるわけがない。そしてこの女も、そんな俺の心境を重々承知だ。
「どうせ日頃は完璧に猫被ってるんだろ。誰にも信じてもらえない噂を流したってしょうがない」
「ご理解いただけて幸いです」
邦香は艶やかに微笑むと、再び一礼し、静かに部室から去って行った。
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