第5話 本気なら行動計画を立てる!
今回の本の紹介をまず最初に!
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」
https://www.audible.co.jp/pd/B087FDQBK4?source_code=ASSOR150021921000R
小さな習慣を積み重ね継続することの重要さと、具体的にどうすれば習慣化できるかを事細かく教えてくれる名著だ。ビジネス自己啓発本ではド定番のテーマで毎月これ系の新刊が出ていそうだが、正直この一冊を読むだけで十分な気がする。
この本には執筆の習慣化に非常にお世話になっているため、特に気づきを得られた章を何回かに分けてアウトプットしていきたい。今回は第五章だ。
というわけでタイトルに戻る。
「本気なら行動計画を立てる!」
被験者を3つのグループに分けジムに通わせ運動を記録させた。Aには何もしない、Bには運動の素晴らしい効能の授業をしてモチベーションを上げた、Cは授業+「何日の何時に何分間の運動をするか」という形でスケジュールをたててもらった。
結果はAとBが同じく継続率35%で、モチベーションの授業は効果がなかった。なんとCは91%が運動を継続した。ぶっちぎりの結果である!
結論ははっきりしている。いつ、どこで、なにをやるか、具体的な計画をたてることが圧倒的に結果に結びつく。
どんな目標でも曖昧な「〜したい」のお気持ちのままでは「でも面倒くさいな」という怠惰な気持ちに負けてしまうのだ。不足しているのはモチベーションではなく、具体性だ。
でも具体的に何をするべきかなんて、まだよくわからない。大層な計画は先に立てられない……と尻込みしてしまう気持ちは分かる。私も執筆計画なんて絶対守れないの分かってるから、立てられないよ!
そこでひとつ、ハードルを下げて私が実行している行動計画が『空きコマを埋める』という形式だ。これは本エッセイ第二話「引き算で時間を作るのが先」でも述べた通り、まず空き時間から作ろうという考え方をする。
平日ならだいたい夜の2時間、土日は……よし今週はどっちも午前中はフリーだから4時間×2だ!というように、空いているコマ数をチェックする。コマの単位は細かすぎなくていい。
そしたらそのコマをざっくりとした予定で埋めてしまうのだ。「小説を書く」「料理をする」「外で運動をする」もちろん「動画を見る」「寝る」などの休息コマにしてしまっても予定内なら全然OK。
もし予定を立てなかったら、空きコマは全てだらだら動画やSNSを見るのに使われていただろう。これを阻止できるだけで効果は抜群だ。
では予定コマでは具体的に何をするか?それは「続きをとりあえずやる」で最初は全然問題ない。やってるうちに次に何が必要かは自然と分かってくるもので、やる前から考えすぎるとハードルが高くなりがちだ。
いつ、どこで、何を、どうやるか?
4つも並ぶと頭を捻ってしまうが「いつ」だけ考えるだけで案外先に進める!これはぜひ継続して小説執筆に役立てたい。
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