第7話

「よっと…」


身体を伸ばしながら、周りのじっちゃん達を見る。人数は夕霧と俺を含めて十六人。全部で四チームだ。すると、


「あら、新ちゃん。『草薙の剣』はどうしたの?」


「あ、いっけね、壊しちゃったんだ」


セフィさんに言われて気が付いた。そういえば、今の俺には獲物がなかった。どうしよ。素手で参加するのはマナー違反だよなぁ


「…仕方ない。俺のを貸そう」


「え?いやぁ悪いね、アルフさん」


「ふん。礼なら結果で示せ」


「そうするよ」


棒をアルフさんから借りる。アルフさんは自分の異空間箱アイテムボックスから棒を取り出す。俺とお揃いだった。


『孫とお揃いのスティックを使いたいじいちゃんwww』

『ツンデレおじいちゃんええなwww』


配信上でツンデレじいちゃんとアルフは玩具にされていた。すると、会話に違和感を覚えたリスナーがいた。


『なぁ、スティックに草薙の剣を使うか聞くっておかしくねぇか?いや、そもそも新聞紙ソードを使うか聞くっていう時点で色々おかしいんだけど、草薙の剣は一応武器だよな…?』

『そういえばそうや。なんでゲートボールに武器を使うんや?』

『なんか俺たちの想像するゲートボールと違うような…』

『お、動いたで』


アルフが何もない空間に手をかざす。すると、何もない空間がぐにゃりと曲がって人が通れそうなほどの大きさの鏡ができる。鏡には日本にはない別世界の自然が映っていた。


銀髪美女:『久しぶりにアル爺の空間魔法を見たわ』


金剛姫:『く、空間魔法…これが…!』


『ん?どういう魔法なんや?』


銀髪美女:『空間魔法と一口にいっても色々あるんやが、これは別の世界を繋ぐ門の役割をする空間魔法やな。異世界の亜人たちはみんなこの魔法でこっちの世界に来たらしいで』


『衝撃過ぎる事実なんだが…』

『義妹ちゃんの話だけで金が取れそうだよね』

『それで、なんでゲートボールに空間魔法を使うんだ?』


銀髪美女:『決まってるやろ?ゲートの向こう側にいる敵のタマを獲りにいくんや。そんで獲ったタマの数で競い合うんやで?』


『いやいやいやwwwなんやそれwww?』

『ひっでぇ当て字www』

『ゲートボールってそういうことなんwww!?』


沙雪のコメントに対してツッコミがなされると何かがブシャっと破裂する音が聞こえてきた。音がした方を見るとセフィが自慢の弓矢で空間の窓に向かって矢を放っていた。そして、向こう側の世界ではオークが一匹死んでいた。


「ふふ、まずは一匹」


「さっすがぁ、セフィさん!」


「お見事です」


俺と夕霧は惜しみない拍手を送る。素晴らしい絶技だった。すると、セフィさんに触発されたみんなが次々に門をくぐって突撃した。


「おらああ死に晒せええええ!」

「クソオーク共!根絶させたるわあああ!」


「「「グオオオ!?」」」


目の前にあるのは山のような洞窟の中に穴を掘って暮らしているオークたちの巣だ。そして、今日のタマは物語上のエルフの天敵、オークだった。じっちゃんたちが突然何もない空間から現れて、オークたちは驚愕していた。


「ああ、説明し忘れていた。じっちゃんたちの祖先はオーク種に酷いことをされていたらしいんよ。そんで、復讐に燃えたじっちゃん達はとてつもない力を付けたらしいんだよね。今はオークを根絶することを目標にしているらしいんだよねぇ」


『なるほど。エロ同人でよくあることをされたわけですね!』

『確かに鉄板ネタやな』

『にしても殺意高すぎやろwww』

『エルフの方が蛮族やないかwww』

『新ちゃんたちはどうすんのかな?』


「おい!新也!早く付いてこい!」


「分かってるよ!行くよ、夕霧」


「ええ」


アルフさんたちに続いて、俺と夕霧も門をくぐる。ドローンも付いてくるのか分からなかったが、しっかりついてきた。流石沙雪のくれた機械だ。


『なんで異世界に行ったのに、配信できてんの…?』

『分からん。そろそろドローンを調べるべきやろ…』


銀髪美女:『それな。ワイも気になるので、次の見舞いの時にちょっと調べてみるわ』


ドローンの性能がだんだんバグってきたことで本格的に調べなきゃいけないと沙雪は思った。


『それよりも、ここが異世界か…感動する前にエルフが巣ごと焼け野原にしてるんだが…』

『もうただの地獄絵図。ワイらはオークの死体が見たいわけじゃないんやが…』


じっちゃん達は魔法やスキルを駆使してオークを残虐に狩っていた。どれも神話級の力なので、広範囲を滅ぼしていた。


「ヒャッハー!くたばれクソ豚!」

「串刺しの刑じゃあああ!」

「ここであったが千年目よ!」


「「「グオオオ!?」」」


オークの巣で暴れているエルフは森でひっそりと生きるとされる神秘なイメージからかけ離れた不良の様相をしていた。逃げ惑うオークを追いかけるエルフの図は中々に酷かった。


金剛姫:『あの、あの、エルフたちが倒してるオーク種、明らかに普通のオークではないのですが…』


銀髪美女:『そりゃあそうやで。アレはオリジンオーク。ワイらの世界で現れるオークの種の祖先みたいなもんや。確かランクはSランクやったよな?』


金剛姫:『オリジンオーク…Sランク私たちでも、全滅を覚悟しなければならないほどの敵です…』


『うへぇ。そんなやべぇやつらなのか。それを簡単に屠ってるエルフがヤバすぎるんか…?』

『ただただ、強すぎるとしか…』

『俺、オーク嫌いだけど、ここまでやられると可哀そうだわ…』

『それな。というかエルフの評価がガタ落ちなんだが…』


夢をぶち壊すエルフたちに幻滅しているリスナーたちをおいて置いて、新也は若干焦っていた。現在、オークの巣に侵入していたが、タマをことごとく他のチームのエルフに取られていた。


「やば!じっちゃん達、本気出し過ぎだって!敵がいないじゃん!」


「ふふ、皆、新ちゃんにいいところを見せようと必死なのよ」


「言ってる場合か!このままだと負けるぞ!」


「一匹残っているようなので、私が倒してきます」


夕霧が逃げ惑っているオークを見つけた。エルフ以外の敵で、かつ極上の女が自分の元に来るので、オークは涎をたらして歓迎した。しかし、


「醜い顔…貴方みたいな下衆に捧げるほど安い女じゃないの」


夕霧は毒魔法で包丁を作ると、そのまま鬼族の膂力でぶん投げた。球速は百マイルを超えていた。オークは身体を少し動かして直撃を避けたが、終わりだ。触れただけで致死にいたる毒魔法なので、オークはすぐに動けなくなって、地面に倒れ伏した。


「流石夕霧!」


「やるわねぇ、夕霧ちゃん」


「いえ、それほどでも」


夕霧が一匹仕留めてくれたが、だけど、それでは他のチームには勝てない。すると、アルフさんが俺の方を見た。嫌な予感がする。


「仕方ない。新也、いつものやつをやるぞ」


「ぇぇぇ、またやるの…?」


「文句を言うな。勝つために手段は選んでられん!」


「そうねぇ。新ちゃん、頼める?」


「…分かったよ」


はぁと溜息をつく。セフィさんに頼まれちゃ仕方がない。考えようによっては昔からお世話になっているから勝利を届けるだけでその恩を少しでも返せるならそれはそれでいいことだ。


「あまり無理しちゃダメよ?」


夕霧が少しだけ呆れたような表情で俺を心配してくれた。


「まぁヤバかったら逃げてくるよ」


『え?何々?』

『ツンデレじっちゃんがさっきの空間魔法を使ってるで?』

『新ちゃんが鏡に向かってる?どこかに転移するってことか?』


そして、俺が鏡を通ろうとすると、ドローンが肩にくっついてきた。いつもくっついてきて可愛いもんだ。


「新也、その棒にはあの子がスキルを付与してくれてある。ヤバくなったら使え」


「おお!それはありがたい。丸腰じゃ少し不安だったからね。それじゃあ行ってくるわ」


俺とドローンは鏡を通り抜けた。


━━━


━━



『暗いな。一本道や』

『ここはどこなんや?』


ウィーンとドローンの音が鳴る。俺に説明を求めているようだ。俺は歩きながら解説することにした。


「俺たちがこっちの世界に来た時に見たオークの巣は入口なんだよ。地下には広大な巣が広がっているんだ。そんで、俺は今、アルフさんの空間魔法の力を借りて、一番奥底に転移したわけ。全く…空間魔法を多用すると他のみんなにズルだって言われるのに…本当に負けず嫌いなんだから仕方ないよなぁ』


『ん?なんで奥底に来るとズルなんや?』


銀髪美女:『村には一番大きな獲物を狩ったものを称えるっていう文化があるんや。そんでオークの巣の一番奥底や。これで分かるやろ?』


『なるほど、オークの主を狩って一発逆転を狙ってるっちゅうわけか』


金剛姫:『なっ!無茶です!群れのボス、それもオリジンオークの主となったらそのランクはSじゃ収まりません!』


銀髪美女:『黙れや。そして、自覚しろ。ワイら、Sランクがどれだけ矮小な存在であり、人類にとって兄さんがどれだけ重要かを、な』


銀髪美女:『あっ、ワイらっていうのはドМたちのことであってワイは含まないからよろしくな?』


『もぉぉwww全く反省してないなwww』

『意味深なセリフを言いたかっただけだよなwwwドヤ顔してるのが容易に想像できる』

『でも、新ちゃんが人類にとって重要な存在であるのは間違いないよな』

『それな。新ちゃんに人間世界で活躍してほしいわ』

『ワイも』

『とりあえずこれからの戦いが楽しみや』


配信が盛り上がってる中、新也は剣に内包されたスキルを確認して、苦笑いをした。


いやぁ、この力を使えば確実に倒せるけど、あんま使いたくないんだよなぁ。色々後で面倒だし。


そうこうしているうちに分厚い扉が見えた。まるで王城の謁見の間に続くような巨大な扉だった。この奥にオークの主がいる。


『でっか…』

『めっちゃ荘厳な扉…』

『売ったらいくらになるんだろうなぁ』

『そもそも持って帰れねぇよwww』

異空間箱アイテムボックスならいけるんじゃね?』


銀髪美女:『それは無理やな。異空間箱アイテムボックスは中はめっちゃ広いが入り口は狭いねん。そもそも入れることができんのよ』


『なるほど…勉強になったわ』

『流石義妹ちゃん。博識やな』

『ってか新ちゃんはどうやってこの扉を開けるねん。普通に重そうなんだが…』


「よっと」


両開きの巨大な扉なので力を込める。ゴゴゴと音が鳴って扉が開いた。ちょっと重かったけど、この程度ならどうとでもなる。


銀髪美女:『兄さんに力いっぱいおっぱい揉まれたいねん』


『唐突になんやねんwww』


銀髪美女:『扉に嫉妬してた。兄さんに両手で揉まれるなんて無機物のクセに生意気や』


『揉んでるんじゃなくて押してるんだよタコwww』

『無機物に嫉妬する人って初めて見たわwww』


扉が開くと、大きなフロアになっていた。イノシシたちと戦った時と同じくらいの広さかもしれない。そして、その中心にある巨大な玉座に座るオーク。この巣の主だ。ゆっくりと玉座から立ち上がった。全長五メートルくらいの大きさだ。


金剛姫:『オリジンキングオーク…SSランクのモンスターです。まさか生きているうちに目にすることができるなんて…』


銀髪美女:『見てわかる通り全身をエメラルド鉱石で覆われておるんや。そして、手に持つ棍棒はオリハルコン製や。ワイらの世界では伝説とされているやつやな。後はスキルとかも使うって聞いたことがあるわ』


『スキルも使うのかよ…』

『オリハルコン製の武器ってチートやろ。受けても殴ってもつええじゃん』

『アカン、どう勝つのか分からんぞ?』

『新ちゃん、危なかったら逃げるんやで~!?』


オークの主と向かい合う。待ってる理由もないので、俺から行こうかな。軽く助走をつけて突っ込むと、


「グオオオ!?」


「うわっ!」


オークの主が咆哮を上げた。身体が痺れてしまって動けない。そして、その間にオークの主がその巨体に見合わないスピードで俺に突っ込んできた。


「あ、やっべ」


完全に油断した。オークの主が棍棒を両手で掴み、全力でスウィングしてきた。当然、俺は動けない、仕方がないので、全力で身体に力を入れた。それでも、直撃を喰らったので壁まで吹き飛んだ。そしてガラガラと音を立てながら地面に落ちた。


銀髪美女:『兄さん!?いや…そんな…』


『うわ!ぐちゃって音がした…』

『え?死んだ…?』

『嘘やろ新ちゃん!?』


金剛姫:『今のはスキル『咆哮』…音で全身を痺れさせる初見殺しです。オリジンキングオークあんなことをされたらとてもじゃないですが、無傷では済みません…』


『新ちゃん死んだらアカンで!?』

『生きてるなら返事をしてくれ!』


すると、瓦礫の下から、ぼこっとアルフから借りた棒が出てくる。そして、その穴から新也が這い出てきた。


「いってぇ…油断したなぁ。オークの主が『咆哮』をするってことをすっかり忘れてたわ…」


『新ちゃん、生きて…んんん?ほぼ無傷やんwww』

『ヤバすぎるやろwwwアレで怪我無いのwww!?』


銀髪美女:『ワイの兄さんやで?何も心配することがあるわけないやん』


『嘘つけwwwめっちゃ心配してたくせにwww』

『珍しくパニックになってたもんなwww』


銀髪美女:『ちゃうわ!演技や演技!おまいらを騙すためのな。どうやった?アカデミー賞を取れそうやろ?』


『はいはいwww』

『兄さんが心配だったんだよね。分かるよ』


銀髪美女:『うっぜぇ…』


心なしか近くによってきているドローンが心配しているようだった。情けない。オークの主程度に手傷を負わせられるなんて…


でも、これは俺の怠慢が招いた罰だ。すぐにこの棒に秘められたスキルを使えば、余計な傷を負わずに済んだのだ。


「よし、やるか」


棒に付与されたスキルを解放する。オークの主が流石の洞察力で何かを察したらしい。俺に突っ込んでくるが、もう既に遅い。これは発動した瞬間に終わりだ。


「『自爆』」


そう呟くと、俺を巻き込んですべてが白く染まった。


━━━


━━


オークの巣だった場所は吹き飛んで大穴ができた。これならオークを一匹残らず倒せただろう。オークの主も姿が見えないってことはそういうことだと思う。ただ、


「ふぃ~、疲れたぁ。『自爆』するとめっちゃ疲れるんだよねぇ」


エネルギーを持っていかれる感覚があるからあんまり使いたくなかったのだ。そして、素材が跡形もなくなくなる。沙雪の入院費に充てようと思ったのだが、それは叶わない。棍棒くらい奪っておけばよかったよ。すると、離れたところで騒ぎ声が聞こえてきた。


「ずりぃぞ!空間魔法を使うなんて!」

「そうよ!それで新也にあのお方のスキルが付与された武器を使わせるなんて反則だわ!」


「ふん、勝てば官軍だ」


アルフさんがブーブーと詰められてる。まぁこれくらいの不満は受け止めてほしい。じっちゃん達の元へ向かう。


金剛姫:『スキル『自爆』…自分の生命エネルギーをすべて爆発に変換させる最強の爆発技。使用者は必ず死ぬというデメリットがあるので、何があっても使うことができないハズレスキルなはずなんです!』


金剛姫:『それなのになぜ…!なぜ生きているのですか!?』


『諦めてください。それが新ちゃんです』

『とりあえず新ちゃんだからって理不尽な言葉だよな』

『それよりなんであの爆発でドローンは壊れてないんだ…?』

『もう何も分からん。義妹ちゃん、なんで?』


銀髪美女:『わ、わが生涯に一片の悔いなし…!』


『アカン、壊れとる…』


後、もう一つのデメリットを上げるとすれば、自爆をすると服が吹き飛んでしまうのだ。つまり、俺は今、全裸なのだ。どうしよう。替えの服を『異空間箱アイテムボックスに入れてくるのを忘れていた。


「むぅ…」


そのせいで夕霧が俺の裸を見て、顔を真っ赤にして手で覆ってしまった。嫁入り前の女性になんてものを見せているのだとノブさんに怒られてしまう。とりあえずじっちゃんたちに服を借りよう。


「なぁじっちゃんたち。誰でもいいから服を貸してくれない?」


「おお、それなら「ダメよ!」おい…」


アルフさんの言葉をセフィさんが鼻息荒く遮って俺に詰め寄ってきた。なんかばっちゃんたちの視線が四十五度下に向いている気がするのは気のせいか?でも、俺は服が欲しい。


「新ちゃん、そのままあの子の元に行きなさい」


「えええ!俺全裸だよ!?失礼じゃない?」


『マナーの問題じゃねぇんだよwww』

『全裸であることは認めるなwww』


「いいえ。あの子はそれを望んでいます。というかそれぐらいしなきゃいけません。それにこっちの世界じゃエルフの正装は全裸なのよ?」


「え、ええ…」


そんなこと、三十年間この村で生きてきて聞いたことがない。


『すばらしい(パチパチ)』

『ぜひ、こっちの世界でもそれを適用していただけると嬉しいです(パチパチ)』

『推進していただきたい異文化交流ですな(パチパチ)』


銀髪美女:『これだから男は…』


金剛姫:『流石にドン引きです』


全裸で面会かぁ。まぁどうせ草薙の剣のことであの子の元に行かなきゃいけないしな。それにばっちゃんたちが俺に嘘をついたことなんて一度もない。信用しよう。


━━━


━━



「不味いわ。私の理性が持たない…!」


ずっと顔を覆っているつもりで、がっつり見ている夕霧は理性と性欲の狭間で戦っていた。


銀髪美女:『絶対に手を出すなよ?絶対やからな?』


『やめとけ、永世フラグ建築士www』

『フリになっちまうぞwww?』


━━━

次回、あの子登場!沙雪並みの正統派ヒロインです!


後、ゴールデンウイーク中は1日2話投稿する予定です。仕事に充てていた時間をすべて執筆に充てられる幸せを噛み締めながら頑張ります!


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