009 忘れ物、講演会、猫

 こんな夢を見た。新しく入会したところで試合に出ることになった。試合会場に到着した後に、用具を忘れていることに気がつく。誰かに貸してもらうしかないが、知り合いが誰もおらず、言い出すことができない。焦燥感にかられながら、あたりをうかがっていると、移動が始まる。試合会場は別の場所のようだ。着いた先はスーパーマーケット、それなのに中には大学のような階段教室がある。試合前に講演会があるという。内容の録画録音のみならず、メモをとることまで禁じられ、講演内容は口外してはならないと念を押される。ただ一つ許されているのは、家に帰って猫に話すことだけ。犬は駄目なのか、確認の質問をしようと思ったところで目覚めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る