一人称の語り
一人称の語りとは、主人公などの作中人物がナレーションを務める形式のことです。三人称小説に比べて「何を考えたか」にフォーカスしやすく、心の動きが重要となるドラマに向いています。また、自分のことととして、つまり日記文学的な小説として書くときにも、自分が何を経験して、どう思ったのかという、その人自身の視点から見た世界を描くことが出来るので、私もよく使っています。
一人称のいいところは、出力された言葉すべてが、その語り手にとって意味があるという前提があることです。ちょっとした言葉遣いとか、考え方の類型とかが全て、その後のその人物の行動に影響していくのです。例えば「俺」キャラは行動的な傾向で、「私」キャラは比較的冷静なことが多いとかですね。
この基本的な文学事項を応用したテクニックについてはレベル3で触れます。
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