面白い「だけ」の作品
僕は最近話題のゴジラVSキングコングを見に行くつもりは無いし、見に行った人の話を聞くと、やはり別に見に行かなくてもいいなと思った。なぜなら「面白かった」しか出てこないからだ。面白かった「だけ」の作品を見るのは私じゃなくても良い。何にも考えなくても十分楽しめるエンターテインメント性を悪用して、何かを考えながら見ても考えるだけ損な作品を楽しむのは私じゃなくても良い。私は考えて読むのが好きだし考えて書くのが好きだ。その「考える」ことの具体例をこのシリーズに書き残しているのだ。面白い「だけ」の小説など解説する価値は無い。つまり、読み応えは無い。読んで、楽しい。ただそれだけだ。
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