三人称の語り
よく「神の視点」と呼ばれています。作品の外から創作世界の内を眺める何者かがナレーションを務める形式です。伝説や伝記・神話はこの形式を取っているものが多いですね。作中の人々が何を思ったかよりも、どんな事件が起きて、どんな対処が成されて、どんな結末を迎えるのかが重要な作品には三人称の語りが向いています。
三人称の語りを使う場合のみに得られるメリットといえば、
①作中のキャラクターたちが知り得ない、もしくはキャラクターの口から説明させると不自然になる内容でも、読者に提供することが出来る。
②文学的表現をごってごてに使いまくってもそこまで不自然さが生じない。(仮に一人称で書いた場合、精神が小説家過ぎることになり、描きうるキャラクターの方向性が絞られてしまう。)くらいでしょうか。
ただ、一人称小説では日記を書くみたいにキャラクターが体験する物語を自分のこととして書きやすいのですが、三人称小説ではそうはいかないです。無理では無いですが、それについてはレベル3で触れましょう。
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