「修飾が多すぎる」
恐らく初心者にありがちなんですけど、よっしゃ文才を発揮してやろうとハリキリすぎると、文章がゴテゴテになります。
「陽の光を浴びて育ちましたと言わんばかりの、広げた両手の上にようやく収まるほどのなっがーいクレッセント型の、元気の良い黄色をしたバナナ1房300円のうちの1本と、リンゴが机の上に並んでいる。僕は赤い方の実を齧った。」
普通に面白い文章になってしまったんですけど、この文章を要約すると、「僕はリンゴを食べた。」なんですよね。バナナの記述が全く必要ない。カットしてください。で、結局何を大事に読んで欲しいのかが分からない作品を書く人が多い。
独創的な表現を使おう作ろうとするのはいいけれど、なぜ独創的な表現を使おう作ろうとするのか、その手法を採ることでどんな効果を狙っているのかが読み取れない、恐らく考えてないのだろうなと読み取れてしまう人が多すぎる。Athhissyaは腹を立てています。
修飾する語彙が多ければ多いほど作品の質が高くなるという訳ではありません。まずは伝えたいことが伝わりやすい文章を書いて、そこから「特に注目して欲しいところ」にだけ、修飾を重ねて文字数を増やして、いわばトンネルをより長くするかのように、読者の視線が通過するのに要する時間を増やしてあげるのがオススメです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます