14

そしてその晩2人で寝室に向かう途中

「あれ?ごめん、ちょっと待って。」

と彼女が言う。


「どうしたの?」


「えっと、ちょっと電話がかかってきて。」


「誰から?」


「あ、男友達だよ。ちょっと話があるって。」


「へえ、なんで?」


「わからないけど、電話出るね。」


「わかった…」

今は僕たち2人だけの時間のはずなのに


「ありがとう、すぐ戻るよ。」

そう言って彼女はリビングに戻ってしまった。

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あなたと私の10の約束 アカツキ @okt78

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