866
石柱の陰から君達を窺う者の存在に気づいた。
見れば薄衣をまとった細身の少女だ。彼女は君達と視線があうと、怯えた表情を見せて背を向け、森へと走っていく。
どう対応した物か迷っている間に、少女は木の一本に触れ、その中に消えてしまった。
「あれは樹木の精霊の、ドライアードとかいう奴かな? まぁこっちに害を加えないなら放っておけばいいさ」
スターアローは呑気に言った。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076691239527
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます