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 君達は花畑に降り立った。様々な花が咲き乱れ、花びらが風に舞う。幾種類もの甘い香りが混じり合い、気を緩めると陶酔にまどろんでしまいそうだ。


 それでもここに降りた理由を思い出し、上空から見えた物が何なのか調べる。

 それは金属のかけらだった。鬼か獣の顔を模したような形状で、指のような部品もついている。しばらく調べ、ふと気づいた。

 これは小手の部品‥‥おそらく手甲に当たる部分だ。



「この花園がお気に召したかな?」

 背後から声をかけられ、君達は慌てて振り向く。

 そこに浮いているのは人間と同じぐらい大きい巨大な蝶だ。しかしその翅は虹色の光彩を帯び、体には脚が全く無い。

「その金属片もこの花園に有る物。この花園の物は勝手に持ち出す事を禁じている。花を心行くまで眺めたら、大人しくここから立ち去りたまえ」

 蝶は君達に優しい声で、しかし高圧的に命じる。


・ここから去るなら、スターアローに乗って再び空へ。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076661494503


 金属片が欲しいなら――


・【フラグNo.6】が1以上。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076661554944


・【フラグNo.6】が0(未使用)。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076661696824

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