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君達は樹海の中を風のように走る。
悲鳴が聞こえた場所へ、飛び出すかのように駆け付けると‥‥
果たして、そこにいたのはやはり湖にいた女戦士だった。剣を手にしながらも痛々しくついた傷を抑え、木にもたれて荒い息を吐いている。
彼女を追い詰めているのは異様な怪人だった。
オウムガイのような頭部、屈強な男の体だが青白い肌は頭足類のようにぬめっている。その背、肩甲骨の辺りから何本もの触手が生えて伸びており、獲物を狙う蛇のように鎌首をもたげていた。
怪人は君達へと振り向く。
『人間どもが次々と来よる。獲物には事欠かん‥‥こちらの世界に召喚された甲斐があるというものよ』
その口ぶりからして、異界から召喚された
触手をこちらへ向けながら、怪人の頭部の殻が不気味な色に光った。
途端に君の頭が割れるように痛む。あちこちの血管が膨れ上がり、今にも破れそうだ!
「こ、こりゃ一体なんなんだ!?」
スターアローも苦悶の声をあげた。
「気を付けて! 私もその術に‥‥」
女戦士が君達に叫ぶ。
苦しむ君達へ、怪人は背中に生えた触手を鞭として叩きつけてきた!
・【火弾の巻物】を使うなら――
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076616485524
・【魔法防御の巻物】を使うなら――
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076616513340
そうでなければ武器で戦え。
【念力魔神 分類:悪魔 戦闘力12 生命力12】
※君達は常に敵の念力攻撃を受け続ける。
毎ラウンドの終わりに、君か
・敵を倒したら――
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076616624059
・逃亡も可能。
【隠れ身の巻物】を1個消費すれば確実に逃げられる。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076616560739
使わないなら
また「15-
逃げ延びたなら――
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093076616560739
・君と
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075655777003
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