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・【フラグNo.4】に「1」を記入すること。
「よろしい。
神官はそう言い、大粒の翠玉がついた首飾りを君に渡した。
「これはナターシャ様が造った物で、治癒の効果がある」
【エメラルドのロザリオ】
これを持っていれば、戦闘が終わる度に(勝利か逃亡かは問わない)君と
「これは凄いな。あの若さでこんな物を造れるとは、あの子は本当に天才だぜ」
感心するスターアロー。
神官は満足げに頷いた。
「我が教団始まって依頼の神童だ。今までもこれからも、日夜多くの人々を救い続けるだろう」
その神官に出口へと案内してもらう。
途中、癒しの木とは別の部屋でケガ人の手当てをしているナターシャを廊下から見かけた。
一人では歩く事もできない重症の者達が寝転がる中を、一人一人、輝く魔力の光で照らしていく。
その光を浴びると、深い傷も見る間に塞がり、変色した患部も癒えた。
「なるほど、大した魔力だ。しかし大神官様まで駆り出されて大変なこった。癒しの木とやらで助けられる数にも限度はあるって事か」
スターアローの言葉に、神官の顔へ深刻な陰がさした。
「限度もあれば、限界も。あの木の力はここ数年、日に日に弱っている。魔力はあれど樹木といえど、やはり生き物‥‥樹齢数百歳ともあれば、もう寿命が近いのだろう」
驚く君達。
神官は深く肩を落とした。
「我々が
「こいつは思ったよりも大事な仕事みたいだぜ」
スターアローの呟きに、君も我知らず頷いていた。
「樹海で傷ついたなら神殿での休息を許そう。探索の方は頼んだぞ」
神官に見送られ、君達は街中へ出る。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075665728592
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