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・【フラグNo.3】に「1」を記入すること。


「契約は成立ですね。後は貴方達の成功を祈るだけです。しかし我々は神官ではないので、お祈りだけで済ませるつもりはありません」

 そう言うと魔術師はどこからかいくつかの指輪を取り出した。それらは魔術師の手を離れても落ちる事なく宙に浮く。

「この街で売っている魔法の巻物は、一度使えば終わりの消耗品です。しかしこの指輪は、同じ効果がありながら何度でも使える物。魔術師でないあなたは体力をいくばくか消費はするでしょうが、きっと役に立ちますよ。この中から一つだけ授けましょう」



 以下の指輪から一つを選び、所持品に加えること。


【火弾の指輪】

 これは【火弾の巻物】の代わりに使う事ができる。

 これを使うと炎のつぶてがいくつも現れ、敵へ降り注ぐ。敵が少なければ集中するが、敵が多いと威力が分散する。

 使う度に主人公の【生命力】を3点消費する。

 

【隠れ身の指輪】

 これは【隠れ身の巻物】の代わりに使う事ができる。

 これを使うと君とスターアローの姿が敵から見えなくなる。この効果はしばらく続くので逃走の役に立つ‥‥が、至近距離では術の効果が無いので、透明になって戦う事はできない。

 使う度に主人公の【生命力】を1点消費する。


【魔法防御の指輪】

 これは【魔法防御の巻物】の代わりに使う事ができる。

 敵対的な魔法が身に降りかかるのをしばらく防いでくれる。

 使う度に主人公の【生命力】を1点消費する。


【風衣の指輪】 価格:金貨1枚

 これは【風衣の巻物】の代わりに使う事ができる。

 気流の防壁を身に纏い、宙を飛んでくる物から身を守る。

 使う度に主人公の【生命力】を1点消費する。



「申し遅れましたが、私はこの都市カイコウで市長と魔法学院の院長を兼任しているラファエロという者です。次に会う時、貴方が命華草ライフグラスを持ってきてくれている事を期待していますよ」


 君達は頷き、部屋から外へ出た。

 とりあえず街中へ降りてみる。

https://kakuyomu.jp/works/16818093075655425577/episodes/16818093075656717583

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