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せっかく美人と一緒になったので話しかけようとしたら、

おばさんから質問攻めにあった。

まったく。

新参者の俺は恰好のターゲットだった。


これではこの時間枠もおばさんの相手をして終わってしまいそうだ。

ようやくおばさん口撃がひと段落したので、美人に自己紹介をした。

そしてまさにそのタイミングであこが立ち上がってさらに酔いが回った口調で

席替えたーいむときやがった。

ちくしょう。


美人は別のテーブルへと行ってしまった。

いや、目当てはそうじゃない。

先生を探すともう手遅れだった。

なんと。

俺としたことが手際が悪い。


こんどは一転して男だけだ。

こんどは男三人から質問攻めになった。

ひとりは元生徒だった。

その元生徒が饒舌で、先生はいいですよと変な自慢ばかりする。

自分はやめたんじゃないのか。

まあどうでもいいけど。


結局それでおしまいだった。

最後にまたあこが立って、最後に先生お願いしまーすといい、

先生が挨拶をしてお開きになった。


それからあこが二次会行くひとおーと声をあげる。

二次会があるのか。

これは行くしかない。

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