20
次の日、あこちゃんもサブローも居た。
あこちゃんはいいじゃない、面白そうと言って
あこちゃんの部署と三署合同飲み会という名目で企画してくれた。
肝心なのはサブローだ。
「来てくれるだろう。」
「仕方ないな。」
藤森さんの話をしたらしぶしぶ納得してくれた。
サブローは、最初同期の飲み会に行ったぐらいでこういう飲み会には
参加したくないモードなのだ。
これで藤森さんも参加してくれるだろう。
意外にもあこちゃんの誘いで森山さんが参加するという。
なんだ聞いてないふりをしてたんじゃなくて、声をかけられるのを待ってたのか、もしかして。
ということで我が部署からは、俺とサブロー、森山さんと成島が参加ということになった。
経理からは、藤森さんのほかにちゃっかり同期のやつも参加することになっていた。
それからちょっと上の先輩が2名。これはなんかじゃまだなあ。
あこの部署からはあこちゃんのほかに2名。こちらも先輩だ。
先輩が4人も居る。
藤森さんと話せるチャンスは来るだろうか。
来週の金曜日に集まることになった。
そして、今日は英語の会だ。
彼女は来るだろうか。
また前回と同じ場所に座った。
しばらくして輪のメンバーふたりが俺の右側と彼女が座るであろう席の左側に座った。
前回はそのまま俺の左側が空いてしまい、最後に来たおじさんが座った。
今回は違った。大きな花柄のワンピースを着てヨシミさんのお出ましだ。
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