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公民館みたいなところに行った。
入口に今日の部屋割みたいなのがある。
2階だ。
行ってみるとドアに張り紙があった。ここか。
ノックして入るとすでに何人かが座っている。入口に居た人が俺を見つけて、
北条さんですか?と聞かれた。
一応そこで簡単な手続きをしたら
席は決まっていないから適当に座ってくださいと言われた。
ざっと見回したが若い子は見当たらない。
とにかく空いている席に座った。
それから続々と人が集まり、20人ぐらいは居るだろうか。
若い子は、5人ぐらいいるぞ。
その中のひとりひと際目を引く派手な格好をした俺好みの女性に目を引かれた。
来て正解だ。わくわくしてきた。
あともうひとりタイプじゃないが清楚な感じの美人も居る。
それから先生らしきが入ってきてみんなが英語で挨拶する。
進行はすべて英語だった。
ほとんど何を言っているのかわからなかったが、挙手をしなければしゃべる必要はなく、みんなのやり取りを見ていた。
俺好みも挙手をして発言した。
声もいい。
清楚は発言しなかった。
それから1時間ちかくもしてようやく休憩になった。
なるほど英語漬けか。
休憩時間は日本語だった。
俺好みの席は少し遠く、清楚は三つ先に座ってる。
とりあえず隣にいたおばさんに声をかけた。
おばさんは喜んで俺の相手をする。
いろいろこの会の説明を聞いた。
その間もチラチラ俺好みと清楚を見ていた。
俺好みは何人かの輪の中にいる。
どうやらここでの人気者らしい。
清楚は隣のおじさんとしゃべっていた。
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