第7話 創造神の直接神託

『ミーシャ、適当に掃除をする皆と違い、いつも熱心に隅々まで綺麗に掃除してくれて感謝しておる、神域にきてもらったのはお礼をするためじゃが、儂の創造神の加護を与える、他に望みは有るか?』

「・・・孤児院の皆がお腹いっぱいご飯が食べられたら良いな」

『ミーシャの希望は容易いようで難しいのぅ・・・フム?優しいミーシャには魔力と知力を上げて回復治癒魔法が使える用にしてやろう、後皆がご飯を食べるお金の在処ありかは、後ろのお姉さんに教えておく、では健やかに暮らせ』


 ミーシャと呼ばれた孤児は神域から消えた。


『さて、ゴブリンの変異種、と言うより既に別種族になったレン、そなたにはケトル族の変異種が相棒になる、随分離れた場所に居るが互いに引き付けるよう運命付けた探しだしてやれ!レンには儂の加護と運を極振りしておる、最高に運が良いので何をやっても上手く行くであろう、夢の形で神託した事覚えているようじゃな』


 レンは頷いて居るので、私が忘れた夢を覚えて居るようだ。


『セレン、そなたには不幸な出来事の代償として、儂の加護と力と速さ防御を人類最高置に上げて居る、お主に勝者まさるものは少ないであろう、その力有意義に使え。ここからはお主にも関係がある、ゴロスの事じゃ奴は神殿の神像を鍛冶屋と結託鋳潰して売り払った、それだけでは無い神殿のシスターであり、孤児院の院長もして居った娘に罪をきせかどわかし奴隷商に奴隷として売っておる、お主が儂に代わって罰を与えたが、奴の家には今までに悪事で得た大金がある、没収して有意義に使え!言い忘れたがシスターはまだ無事じゃ奴隷商に速く行け!悪人はレンが見抜ける、遠慮無く儂に代わって成敗してくれ・・・セレン?大丈夫か?レン!母を助けてあげなさい・・・心配じゃ!レンに神の代行悪人を屈服させる奥義『神の審判』を授ける!!では見守っておる』




「・・・戻れた、あの兄ちゃん、創造神と言ってたが、いっぱい何やかや言われて、訳ワカメだよ」

「ママ、どれいしょうにゆく」

「そうだった、奴隷商に行ってシスター救出が最初・・・奴隷商って何処だ?誰か知ってそうな奴・・・冒険者ギルドに行ってみよう!」



「誰か・・・居ないか?」

「セレン、依頼を受けに来たのか?」

「あっ、ギルマス!あんたの部下の尻拭いする気ある?ゴロスが神殿のシスターを拐かし奴隷商に売った!これから救出に行く!着いて来る気有るか?」

「何じゃと!ゴロスがそんな事したのか?」

「それだけじゃ無い、神殿の神像を鍛冶屋と結託、鋳潰して売った」

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