犬の聖地?

みなさん、縄文時代から日本人が犬を可愛がっていたことがわかる決定的な証拠が見つかったのを知ってますか?



それの証拠が見つかったのは、愛知県田原市にある【伊川津貝塚いかわづかいづか】です。


この貝塚は、縄文時代の貝塚で、縄文人200体の骨や土器、土偶、剣などが発掘されている大規模な貝塚です。



近年、この貝塚の近くの道路工事中に新たに見つかったのが、人骨14体と犬の骨25体分と犬用に貝殻で作ったアクセサリーです。



この今回初めて見つかったアクセサリーは、副葬品なのか、生きているときにつけていていたのか?わかりませんが、当時の人間が犬を飼っていて、可愛がっていたことが証明されたことになります。


これから詳しく調査が行われていますので、当時の人と犬がどういう関係だったのかが、そのうちわかることでしょう。



前回、猫好きの聖地になるかも?な場所を書きましたが、今回の貝塚は、今のところ1番古い、犬と日本人の絆が深まった場所であるので、犬好きの人の聖地として、これから田原市が全国にアピールしていくことが予想されます。


しかし、なぜ?ここだけ、犬用のアクセサリーが見つかったのか?他のところには、ないのか?不思議ですね。


縄文時代に犬用のアクセサリーがあるのに、弥生時代の遺跡には、今のところ見つかってないのも気になります。


まだ見つかっていないだけなのか?


ちなみに、遺跡の場所は、神明社という神社の中に看板しか建っていないので、わかりにくいかもしれません。


人と犬の歴史に大きく関わる貝塚でした。


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