ベイビー生活3日目と先輩のツテまでレッツドライブ(ごめんなさい。2日目の夜はカットです))
SE:朝チュン
SE:車の音
同期
「えっとぉ〜、ハナちゃん達は……あ〜、いたいた」
赤ちゃん
「あ〜あ、あ~あ!!」
SE:車の止まる音
SE:エンジン切る音
SE:車のドア音
同期
「部長、ハナちゃん。おはようございます」
後輩
「マキ先輩、おはようございますっす!」
部長
「おお、マキ君、おはよう」
同期
「ミサキ先輩にお食事の準備が整ったから会社に来てって言われましたけど……肝心のミサキ先輩は居ないんですか?」
後輩
「そうっすね~、まだ来てないっす」
同期
「休日に全員呼んどいて呼んだ本人が遅刻なんて……」
SE:電話の音
同期
「すみません。電話が……もう、誰……って、先輩じゃないですか!!」
部長
「ミサキ君か、ならここで出てくれて構わんよ」
同期
「あっ、はい。じゃあスピーカーに切り替えますね」
同期
「もしもし!」
先輩
「あっ、マキちゃ~ん、おはよぉー。みんな揃ってる?」
同期
「全員来てますよ、後は先輩だけです!!」
先輩
「別に遅れた訳じゃないわよ。そもそも一緒に行くつもり無かったし」
同期
「そうなんですか?」
先輩
「ええ、ツテに電話したらすぐOKしてくれたんだけど手伝えって言われちゃって、先にお店にいるのよね~」
同期
「え゙! じゃあどうやってそこまで行くんですか!?私たちお店の名前も場所も知りませんよ!!」
先輩
「あ〜、それなら大丈夫、大丈夫」
後輩
「ミサキ先輩が電話で案内するとかっすか?」
先輩
「いいえ〜、食事の準備で忙しいからあんまり長々と電話出来ないの。だ・か・ら、ゲンジさん!」
部長
「ん? 儂か。儂がどうかしたか?」
先輩
「道はゲンジさんに教えといたから、案内してもらって」
後輩
「そうだったんすね。じゃあ安心っす」
部長
「いや、儂は何も聞かされ……」
先輩
「も~、ゲンジさん寝ぼけないでくださいよ。ほら、思い出してください!!」
先輩
「私に馴染みのあるお店ですよ」
「……あっ! あー!! あそこか!!!」
先輩
「はい、昨日教えたあ・そ・こです。じゃあ、みんな待ってるわね〜」
同期
「部長、ホントに案内できるんですね?」
部長
「ああ、もちろんだ!会社帰りによく……(咳払い)なんでもない。まあ、任せなさい!!」
後輩
「なんだか心強いっすね」
同期
「じゃあ、私が運転しますので部長は助手席で道案内を。ハナちゃんはカケルさんと一緒に後部座席に乗ってください」
部長
「分かった」
後輩
「了解っす!」
SE:ドア音複数
SE:エンジン音
同期
「シートベルトはしましたね。じゃあ行きますよ」
部長
「ああ」
後輩
「GOー!っす」
赤ちゃん
「あ〜~う!!」
SE:車が走り出す
BGM:ドライブに相応しい曲(ルージュの伝言⋯⋯は著作権的にダメだけどね)
同期
「そのお店ってここから近いんですか?」
部長
「ああ、車で行くならすぐだな」
同期
「へぇー」
後輩
「うわぁー、カケル先輩の窓、煙突。煙突が見えるっす!! 工場っすかね? 温泉っすかね?」
赤ちゃん
「あ〜ぶぶ!」苦しそう
ナレーター
「ここで突然だが説明しよう! 現在ハナちゃんはカケル君側の窓に顔を押し付けるようにして煙突を見ている。よって、カケル君はハナちゃんの大きなたわわと窓に頭を挟まれ天国のような地獄の中にいるのだ!!羨ましいぞチクショー」
後輩
「あぁぁ!! カケル先輩、カケル先輩! 飛行機、今度はこっちの窓から飛行機が見えるっすよ!!」
赤ちゃん
「あぅぅ~~!!」嬉しそう
ナレーター
「またまた、説明しよう!!ハナちゃん側から飛行機が見えるということでカケル君にも見せようと彼の体を自分の方に抱き寄せている。つまり、カケル君はハナちゃんのたわわの上に顎を載せる形となっているのだぁぁ!! マジで羨ましいぞ、チクショー!! ん~なんだって? 『ハナはサラシを巻くように言われているから今日は小さいはずだ!』だとぉ~? ん~たわけぇぇ~~!!(ここ鼻音) マキちゃんは来週からサラシを巻くように頼んだのだ。よって、次会う時という所までおツムが回らなかったハナちゃんは今日もバインバインだぜ!! ふっ、QED証明終了」
同期
「ハナちゃんとカケルさんがここまでイチャイチャするなんて⋯⋯部長、後ろ見てないで案内してください」イチャイチャされたイライラは羨ましそ~うに指くわえて見てる部長で発散だぁ〜
部長
「(激しく咳き込む)! いや、別に⋯⋯あっそこ右!」
SE:車の音「キィーー!!」
同期
「ギリギリでしたよ!!」
部長
「すまん」
同期
「もぉーー!」
ナレーター
「まっ、そんなこんなで目的地に着きましたとさ。以上ナレーションは『車の妖精』でした。ば~い」ここラジオのDJ風
SE:車を停める音
多分収録時はカットする
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