ベイビーとランチ中というにはあまりにもあんまりな会話
SE:シュレッターが紙を細切れにする音
SE:腹の虫も鳴る
後輩
「10・・・9・・・8・・・7・・・6・・・5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・ゼロ!!」
SE:12時を知らせるサイレン
後輩
「お昼っすぅ!!!」
赤ちゃん
「あーーうーー!!」よくわかってないけど一緒に喜んでます
後輩
「さぁ、先輩、一緒に食堂に行くっすよ!!! 階段をハイハイするのは危ないっすからおんぶしてあげるっす」
赤ちゃん
「だぁ~~」
後輩
「よいしょっと。じゃあ、行ってくるっすよ」
SE:ドア音
先輩
「ダメに決まってるでしょ」
後輩
「なんでっすか?」
赤ちゃん
「あう?」困惑
同期
「私もそう思います。カウンセラーには見てもらいたいですが他の社員さんには見られるのはカケルさんのためにもよくないと思います」
後輩
「そうっすか・・・・・・仕方ないっすね。じゃあ、ここまで持ってこれそうなメニューにするっす」
先輩
「いいえ、ハナちゃんは、普通に食べてきて。カケル君のご飯は私のお弁当をあげることにするから」
後輩
「でも、先輩は何を食べるっすか?」
先輩
「私は鞄に入れてあった、こ~れ!」
SE:テッテレー
後輩
「あっ、1本満腹バー!!」
先輩
「だから、安心して食堂に行ってらっしゃい」
後輩
「了解っす!!」
SE:ドアの閉まる音
同期
「先輩も私と一緒にたくさん仕事をこなしたはずですよね? 疲れてるんじゃないですか」責めるような声
先輩
「私は上手に仕事をするから疲れないのよ」
同期
「またサボって……」
先輩
「ねえ、マキちゃん。あの子を1人で食堂に行かせてよかったの? カケル君の可愛さを誰かに話しちゃうかもしれないけど?」被せるように
同期
「うっ……くぅーーー、ハナちゃんを追いかけてきます。カケルさんの世話、サボらないでくださいよ」
先輩
「分かったわ〜」
SE:ドア開閉音と走る男
同期
「ハナちゃん、待ってください。私も一緒に行きますからぁー!」ドアの向こうから聞こえてくる感じの編集をする。
先輩
「さて、カケルく~ん、お昼は私が面倒見てあげるからね」
赤ちゃん
「あーう」上機嫌
先輩
「良かった。ママと離れても寂しくなさそう。ちょっと待ってて」
SE:歩く音
先輩
「今は私達しかいませんしゲンジさんもお喋りしながら一緒に食べませんか?」
部長
「ああ、構わんよ。儂もそっちに行こう」
部長
「さて、食べようか。それで……何を話す? 仕事のこととか」
先輩
「いいえ。ゲンジさんの風俗事情でも聞こうかと。はい、カケル君、お口を大きく開けて……あ〜〜ん」
赤ちゃん
「うう、あううううーーん」超ご機嫌
部長
「あ〜、儂の風俗事情・・・・・・って、な、何を言うんだ!! ほら、彼も居るし」
先輩
「大丈夫ですよ。彼はゲンジさんと違って本物の赤ちゃんになってますから。 ね~~」
赤ちゃん
「あーーーううう」ご機嫌
部長
「まあ、確かに儂とは違うのか・・・・・・」
先輩
「それで~、結婚歴26年のゲンジさんは、最近赤ちゃんプレイを出来ていますか?」
部長
「それは・・・・・・」
先輩
「私をママ! ママ!って呼んでくれましたよね」
「最初は初々しかった君が辞めると同時に材料に脅して入社するとはな・・・・・・」
「フフフ、懐かしいですね」
BGM:思い出に浸る感じかと思いきや、即BGM変更。お色気ジャズを流す。
ここから部長と先輩の昔話に突入。
風俗店の店員(モブ)♀or♂
「初めてで緊張するかもだけど、相手は常連のお客様だから安心してね。あ、小道具も持っていって」
先輩(18)
「は、はい・・・・・・行ってきます」
風俗店の店員♀(モブ)
「すぐ慣れると思うから頑張って」
SE:歩く音
先輩(18)
「これは、ガラガラ・・・・・・」
SE:ガラガラの音
SE:『ちゃぷちゃぷ』と粘度高めの液体が容器の中で揺れる音
先輩(18)
「こっちは哺乳瓶?」
SE:ドア音
先輩(18)
「は、初めまして、本日、務めさせていただくミサキ、あっ!・・・・・・えっと、ミキです」
部長(髪ふさふさ)
「ああ、肩の力を抜いていいよ。本みょ・・・あれは聞かなかったことにしよう。それと儂のことはゲンジでいい」
先輩(18)
「ありがとうございます・・・・・・、それで、ゲンジさんは本日どのようなプレイを?」
部長(髪ふさふさ)
「儂、赤ちゃん。ミキ君はママね」
先輩(18)
「えっ? あの・・・・・・」
部長(髪ふさふさ)
「う~~、あぶぶぅうう。ママ!ママ!!」
先輩
「はっ、えっ、あっ・・・・・・は、は~~い。ママですよ~」取り乱しつつも何とかプレイ内容を理解する感じ
SE:頭を撫でる音
先輩(18)
「よしよ~し、えっとぉ・・・・・・」
ママ味を感じさせる演技で! でも素人っぽさも感じさせて欲しい。初々しい感じでさらに戸惑いも残す感じでよろしく。
SE:『ちゃぷちゃぷ』と粘度高めの液体が容器の中で揺れる音
先輩(18)
「ミルクぅ・・・飲みますか?」
部長(髪ふさふさ)
「あ~~~ううぅぅ!!」嬉しそう
お色気ジャズ終了
回想シーン終わり
先輩
「さて、ごちそうさまでした。カケル君、私のお弁当はおいしかった?」
赤ちゃん
「あ~~う」上機嫌
先輩
「ゲンジさん、あのころからすっかり髪が後退しましたよね。ほら、カケル君。ところどころ光るバーコードですよ~」
赤ちゃん
「あうあう」ご機嫌
SE:ペチペチ
部長
「こ、これ! ミサキ君!!!」
先輩
「アハハハ」楽しそう
先輩
(部長が独身でもう少し髪がふさふさだったら・・・・・・)楽しい感じが一転して影を差す。
部長
「ミサキ君、何か言っ・・・・・・」
SE:ドアバタン!
後輩
「ただいまっす〜!! カケル先輩! 良い子にしてたっすか?」
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