第40話 二人のダンジョンアタック始まるⅣ


 俺とクロイカはやっと46層に来ていた。ここは久しぶりの洞窟で近くに何らかの魔物が居る様だ、近づくと洞窟には蜘蛛の糸が彼方此方に在り此れはもう明らかに蜘蛛が多く居る事が確実だった、慎重に二人で進んで行くと居たのはダンジョンアラクネだった、しかしこいつは大きい奴で神眼で見るとダンジョンアラクネマスタ-と成って居てレベルが63と成って居た、他にも魔法耐性が土魔法と風魔法が有り使える魔法が土魔法だった、46層のボス蜘蛛だろうと思ったが俺が痺れさせて動けなくしてクロイカが止めを刺した、それからは魔物が出て来ず47層に降りて来てここと48層は軽くクリアしてから異空間に入った、俺は先ずは温泉に入り汗を流す積りで入ると当然の様にクロイカも入って来て俺の隣に来て腰を下ろした、俺はふとマユリナさんとマユリナさんが生んだという二人の子供の事を思い出したが、その事は考えないで置こうと決めた事だった、石鹸を使おうと洗い場に行くとそこでも当然の様にクロイカが付いて来るそして言った実験スタ-ト、すると手には布の様は物を手にして居てそれに石鹸を付けて俺を洗い出して石鹸まみれにして行った、俺の作った石鹸が意外と泡立ちが良いのに感心したが色々なハ-ブを山で見付けると入れて作って居たので、いろんな匂いの石鹸が有り泡立ちも良くて良く汚れが落ちる気がして居た、するとクロイカがここに寝ろと言い出して枕の様な物まで持って来て居た、俺は行った事は無いがまるで話に聞いて居たソ-プで○○する奴みたいだと思った。


 結局は風呂でクロイカに泡だらけにされて1回抜かれて開放されたが、結局はそれが目的だったのか俺は気持ちが良いし奇麗になるしで良いのだがクロイカは撫でか温泉に入ると変な方にスイッチが入る様だ、それからリビングで冷たいジュ-スを飲み

何時ものパンとオ-クのステ-キにス-プをクロイカが作り、食べ終わるとベッドに二人で入り寝るのが当たり前になって居た、そして起きるとクロイカが既に起きて朝食の用意をして呉れて居てクロイカの料理スキルが伸びて居る事が実感出来た、クロイカを鑑定するとやはり可成りの伸びが全体に遭った。



       ☆クロイカ (人族) 12才  女の子  レベル45


 HP 600

 MP 600


 スキル 土魔法 水魔法 剣術 料理


 土魔法  レベル6 ・ア-ススピア ・ア-スバインド ・アースシールド

           ・落とし穴作成 ・クエイク ・壁作成 ・土壌改良 


 水魔法  レベル6 ・ウォタ-ボ-ル ・ウィンドシールド 

           ・ウォーターランス・水流刃 ・ウォータージェット


 剣術   レベル5 ・スラシュ ・受け流し ・横薙ぎ ・2段突き

           ・十文字切り ・


 料理   レベル5 ・美味しい料理が出来る


 無魔法  レベル4 ・魔力錬成 ・肉体強化 ・脚力強化

           ・視力強化 ・腕力強化


 やはり可成り伸びていたし既にBランク位の実力が有りそうで俺はAランクだったが、と思いながらクロイカに次に行くかと言いながら49層に出て来ると洞窟だった、進んで行くと現れたのが巨大なスライムだった鑑定するとファージスライムでレベルが70有り、魔法耐性が火と風と水と土と氷が有り魔法も使えて水魔法と風魔法を操り物理攻撃無効が付いて居た、そんな化け物のスライムだったが俺がスライムの魔石をレ-ザ-ビ-ムで砕くと水の様に成りダンジョンに吸い込まれた、そんな奴が次々と出て来たが6匹目を倒すとピロンと鳴ったこのダンジョンで2度目の事だった。


 俺達二人は今50層のボス部屋の前に来て今から部屋に入るのだが、ここが済んだら一旦外に出て食材の補充に行く事に決めてボス部屋に入って来た、そこに居たのはキメラの様で色々なパ-ツが付いた不格好な魔物が居たが鑑定すると、キメラでレベルが70と有り魔法が土魔法と火魔法が使えて魔法耐性も幾つか持って居たが、このキメラは羽が無い様で飛ぶ事は考えて無い様だが、代わりに穴を掘る為の腕がまるでスコップの様に成って要るし、尻尾がサソリの尻尾で胴体がアルマジロの様に殻を被って居て防御力を上げている様だ、その代わり動きが遅く此方が近づくとゆっくりと動きだしたので、レ-ザ-ビ-ム1発で仕留めると宝箱が現れた、神眼を発動すると罠は無くて中身が空を飛ぶハゴロモだった、クロイカに装備させると浮き上がり魔力を抜く様に言うと降りて来た、防御力も其れなりに在り温度調節も付いて居て便利なアイテムだった、使い方は通常の装備の上に纏い魔力を流すと浮き上がり飛ぶ事が出来る様だが、飛ぶと魔力消費が多くてクロイカだと30分も飛ぶと魔力切れを起こす可能性が有った、だから普段はバッグに入れて於きいざという時に出して纏う感じにして置く事にした、以前買ったポーチを俺が拡張したのでそれに仕舞う事に成った。


 俺とクロイカは一旦外に出て来てギルドに寄り魔石の買取を申し出た、買い取り窓口に来ていて魔石を出して行くと係りが止めて来た、そして「ガリンガの雲さんたちは何層まで行って来たのですか」と聞いて来たので、俺が「50層まで行って来た」と言うと、「道理で魔石が大きいと思いました」と言って、もう一つ籠を持って来て「出して貰って結構です」と言うのでここのダンジョンで取れた分を全部出すと「ダイスケ様はBランクでしたよね」と言って「クロイカ様のタグをお借りします」とクロイカのタグを持って行った、暫く待つとクロイカのタグがBランクに成って帰って来たので、これで晴れてBランクチ-ムと言えるようになったので喜んで居ると

その後に、「魔石の買取ですが現在ギルドにあれだけの支払いが行える余裕がございません。なので1週間後にお支払いするという形にさせて頂たいのですがお願いできますか、此方がギルドの預かり証に成って居ます」と差し出して来たので了承してギルドを出て来た、そして二人で商店街に来ていて色々と買いダンジョンに戻って来ていた、50層の裏に来て51層に降りて暫く歩き異空間に入って休む事に為った。


 二人でいつもの様にして一泊して51層に出た、ここは草原で近くに居るのがマンイ-タ-が要る様だがそこは避けて行くと飛んで来たのがカマキリのグラスマンティスだった、レベル60のカマキリで結構強いが俺が痺れさせてからクロイカが止めを刺す事にした、その前に10倍魔法をクロイカに掛けて置く事を忘れなかった、マンティスは止めを刺されて消えて行ったがこの草原には可成りのマンティスが居る様でサーチには多くの反応が有った、結局カマキリを10匹とマンイ-タ-が3匹倒して52層に降りて来た、それから53層で1泊と56層と58層で寝てから59層をクリアして60層に来ていた、ここでも1泊してから60層のボス部屋に入ると中は広いし天上が高い、見た目で天上は500mは有りそうで魔物はワイバ-ンだった、神眼で鑑定するとワイバーンロードでレベルが80で魔法が風魔法と火魔法が使えて、耐性が風魔法と火魔法と水魔法となって居て可成りの強敵だったし、相当高い所を飛んで居て降りて来ないので仕方が無いのでクロイカにここに残る様に言って、俺が部屋の中央に行くと急降下しながら火の玉を吹き出した、流石ワイバ-ンロードと言う感じの火の玉で直径が1m程有りそうな火の玉だったが、1個だけでレジストすると途中で消えてしまったので風のウインドカタ-を2発撃って来たがとちゅで消えた、ワイバーンロードは知恵も有るのか此方に近づいて来ない何かを感じ取ったのか上空に居て降りて来ない、俺はこれでは如何も出来ないと考えて居たが俺のレ-ザ-ビ-ムは精々射程が200m位で、離れすぎると極端に威力が落ちるので昔戦争映画で見た高射胞の様な物は出来ないかと考えた、俺のレ-ザ-ビ-ムを一つの塊にして打ち上げる形にして見て打つと、十分にワイバーンロードの居る所に余裕で届くが当たらない、直線で飛ぶレ-ザ-ビ-ムは躱し易くて距離が有るので射線から出るのが容易に出来て居た、俺は魔力で射線を変えれ無いか試して見るとワイバーンロードが射線の外に出ると、高射レ-ザ-ビ-ムが急に角度を変えてワイバーンロード羽を撃ち抜いた、その後は簡単にワイバーンロード弱らせ最後はクロイカが止めを刺していた。


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