第4話

過去編


あの時は特に酷かった。


黒板に思いっきり叩きつけられて、上から黒板消しが落ちて頭に当たった。凄く痛かったし、粉もたくさんついた。


恥ずかしかったし、痛くて辛かった。


そんな光景をクラスメイトは見て笑って居た。


________


でも、もうそんなことは終わると思う。


つかそもそも俺はなんでこんなに虐められて居るか理解出来なかった。


「おい、優。ジュース買ってこいよ。いつものやつな」


「・・・うん」


今日もこうやって朝はパシリにされる。だけどこれも今日で終わる。


そう信じて居る。


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