第15話


 海に行って7日が過ぎ日常が戻り始めた頃冒険者ギルドにみんなが集まりダンジョンが閉鎖した事が決まった。残りのダンジョンには専門の冒険者も居るらしくもうすぐ最下層に着く様子これでは手が出せない。そういえば報酬を貰う事が決まっていたのを思い出し報酬を貰うと白金貨5枚だった、シャルティナとメアリーがこちらを見ていたので話しかけてみた大公令嬢と伯爵令嬢が揃っていたからこんな場所に居るのは危険と判断したためだ


 シャルティナ令嬢とメアリー令嬢は領地に戻りたくて依頼を出しに来たようだった、2手に別れるなら依頼は受けれないが話を聞く限り同じ方向にあるらしい大公の領地は馬車で5日の場所にあり伯爵の領地は15日の所にあるようだ飛翔魔法でピュッと飛んで行けば問題ないけどどうなんだろう?


 シャルティナ令嬢は領地に戻りたくてメアリー令嬢は領地に戻りたくなくてシャルティナの領地にお世話になる予定だと言う。白い翼はこの依頼を受けることにしたけど実際は違う重要なポイントは2人を先に飛翔魔法でピュッと飛んで領地に送り届けて荷物を護衛するだけの簡単に移動が可能な方法だ。


 2週間後の早朝大公と伯爵に孫娘と娘を頼むと言われて出発したシュナイダー王都を出てすぐに2人にどっちにあるか方向を聞き飛んで行く事にする。みんな任せたよとカインが言うとみんなが頷いて居たので安心して飛んだ。飛翔魔法でピュッと行くがやっぱりお腹が空いたり自然現象にも勝てなくて何度か降りるが良好な旅を満喫していた、風は高速で飛翔魔法で飛んでいるがほぼ影響なく風魔法で対処して飛んでいたら夕方になる頃には大きな街に着きここが大公が統治する領土に着いたのだと教えて貰った。


 家はすぐに見つかり大公の令嬢があの茶色い屋根の家よ教えて貰いそこに降り立つと守衛がいきなり攻撃をしてきたので軽く揉んでやったらシャルティナの声で正気に戻り家に通されたが令嬢が2人に成人前の男が1人と令嬢あるまじき姿で来たのに驚いていた。

普通は馬車で来るものだと思うからだ。

 両親は大公と同じ父親はカミュ・フォン・ジークフリードと母親はフォルティナ・フォン・ジークフリードと紹介された、依頼を受けたカインです。とだけ言い僕は帰りますので失礼しますと言って挨拶もそこそこにしてシュナイダー王都に転移で戻りそんなに遠くない場所に居るだろうパーティーメンバーを探し飛翔魔法で飛んでいるが30分位で影をギリギリ見つけて降り立つと早かったわねお疲れ様とユーリが労いをかけてくれた、そして夜になり焚き火や夕食の準備も白い翼が率先してやりお付きの侍女達にも夕食を振る舞った。馬車は3台あり1台を白い翼が借りることにした、もちろん交代で見張りをするためだ。

 ファングがたまに来るが今の白い翼の相手にはならないので緊張感が薄れている翌朝は順番に朝食を食べ転移の魔法で馬車が移動するのが決まっていた、みんな大公の家に転移してピストンで運んで最後に白い翼が乗り込み3台目も無事に送り届けて依頼書にサインをシャルティナ令嬢から貰い帰ろうとしたらメアリー令嬢が冒険者になりたいと言ってきたが簡単ではないことを諭してお別れをした。


 ジークフリード領には見たこと無い調味料がありまとめ買いをしたり、みんな各々が買い物に行くので金貨を配ろうとしたらみんな持っているから大丈夫と言って断ってきた?お金はカインが管理しているはずなのになんでだろうと考えたらユーリのへそくりを出すようだった?がアルマは貰いに来たのでコッソリ金貨を渡した。カインだけ別行動してねとお願いされたのでその辺をぶらぶらと冷やかしをしながら食材を買い漁っていた。もう全てを見ていてすることがなく歩いていると白い翼のメンバーを見つけたけどみんなでワイワイ騒いでたのでエルフのシアがバッチリ見ていた

が知らん顔して通りすぎた。



 みんなと偶然冒険者ギルドで出会い4人から指輪型の魔道具を貰ったが何故か薬指につける指輪を凝視している適当に薬指に緑の指輪をはめるとユーリが喜んでいて他は項垂れていた。?何か意味があるのかな?



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