閑話 王者 side:ミジンコ
あるのは圧倒的全能感。
ははは、愉快愉快、実に愉快だ。
なんて思っているとこちらに迫ってくるものを発見した。
2対の翼が生えたトカゲのようだ。
ふむ、なかなかの力を持っているな。面白い。相手になってやろう。
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30分後
所詮トカゲはトカゲだった。ほかの脆弱な生物よりかは力を持っているようだが所詮その程度。ブレスも爪による斬撃もこの
とそこへ急激に迫る生き物がいた。早い。視界に収まりきらない。
いきなり視界が暗くなる。なにかが巻き付き身体が凍り身動きが取れない。
頭上から何かが落ちてくる、があまり痛くない。
そして次の瞬間閉じ込められた。
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1日後
暴れまわり牢獄からやっと出れたと同時に我が邪眼に攻撃が仕掛けられる。
状況を把握した
目に刺さる。痛い。生まれて初めての痛み。王たる
こうしてはいられないと思い複眼で辺りを見渡す。
2足で立っている生物たちが
我が邪眼を奪ったのは許さん。数日もすれば治るだろうが必ずこの手で殺してやる。
と思った矢先、体にとてつもない重圧がかかり地面へ倒れてしまう。
命の危険を感じた
『
『
まぁ簡単な話とはいったものの実際はそれをできるだけの魔力の精密操作と圧倒的魔力が必要だが。
気づいたらいつの間にか大きな建物がある。あれは後で壊すとしてまずは目の前にいる愚かなニンゲン共を殺そう。
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50分後
なぜだなぜだなぜだなぜだ。何故、
はずなのにニンゲン共はこの
アイツだ。あの銀色だ。アイツがこの
銀色のアイツさえいなければ有利にことが進んでいたはずだ。他の奴らは
始まりも最悪だった。
複眼もあるが前にいる奴らには通用しない。
…………
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ミジンコ視点を書いてみました。
それと『私』に全部ミジンコのルビをふっています。
ウザかったらすみません。
本日2話投稿です。書き忘れてました。
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